1972年の夏④ ロンドン市内見物2泊3日

8月5日(土)何時に起きたかが不明 「朝食タイム」に間に合わず朝食抜き!
(宿泊代に朝食含む 翌朝は食べたがコメント残っておらず 極めて印象薄し)
ロンドン市内は 観光案内所で入手の 市内地図を見ながら周遊している様です 
本日は 地下鉄5回分55ペンス 歩き回って喉が渇いたせいか アイス2回で
20P パンフ2冊購入で30P  1GBPポンド=100ペンス=738円

本日の観光コースは バッキンガム宮殿の衛兵交代見物~トラファルガー広場
ナショナルギャラリー~ウェストミンスター寺院~国会議事堂~ロンドン塔巡り
(20P)及びジュエル・ハウス(10P)~ベーカー・ストリート(注)散策
注:ベーカー街のあるマリルボン駅は 宿泊のパディントン駅の次の駅近にある
  ベーカー・ストリートの221b番地は 名探偵シャーロック・ホームズ
  親友ワトソン博士と共に拠点とした場所であるが 小説の中の住所であって
  実際には85番地までしかなかった でもこの住所に今でもファンが手紙を
  出すそうで どう処理されているのでしょう?

f:id:HATTYAN0234:20200701131822j:plainロンドンの住所は 番地とストリートから出来ており 宿泊ホテルの位置を探し
ました 32CRAVANHILL GARDENSは 上の→で示しています

ロンドンを舞台にした映画と言えば 007シリーズが有名で一番好きな作品は
何と言っても1964年「ロシアより愛をこめて」 ダニエラ・ビアンキの色気
ムンムン最高 古くは一番好きな女優の一人であるヴィヴィアン・リーが主演の
1940年(日本公開は戦後の1949年)「哀愁」ですね 1953年邦画の
「君の名は」はこの翻案 ウォータールー橋を数寄屋橋にして大ヒットしました

1971年の「小さな恋のメロディ」や 近未来のロンドンを描いた同年作品の
「時計仕掛けのオレンジ」でも市内が写り込んでいるが 1952年「マイフェ
ア・レディ」のコヴェントガーデンでの花売り娘シーン この映画出演料が何と
100万ドル クレオパトラのE・テーラーと並んだ大女優ヘップバーンでした

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確か衛兵交代式の様子は 門にしがみつき一番前列で見た記憶があるがいかに?
毎回11:30に到着して 40分間の交代式(Changing of the Guard)では 
衛兵の制服姿が超カッコイイ 黒いモコモコのベアスキンの長帽子に真っ赤な
制服(夏でも涼しいロンドンならではの制服)で一流モデルさんのようですね

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参考:後日になりますが ローマのクイリナーレ宮の立つ広場でも衛兵交代式を
   見ました 一言で言うと「スーパーマリオ」がゲームでジャンプする姿に 
   見えました まるで漫画で 威厳というものが感じられないのです 衛兵
   が子供のような身長で 周囲で見守る観光客の皆さんも 思わず苦笑の連
   続であった印象が残っています それからデンマークコペンハーゲンで 
   遭遇したアマリエンボー城での衛兵交代風景 質素で寂しいものでした
そうですね イケメン度で言うと バチカンそれとチェコプラハ城にいる衛兵
が甲乙つけがたいのではないでしょうか?
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上の写真は「ホース・ガーズ(Horse Guards)」 近衛騎兵隊の司令部です
てっぺんに房飾りがついた古風な金色ヘルメットに真っ赤な制服姿で馬にまた
がった門衛は これぞイギリス!といういでたち 騎兵隊は この赤い軍服の
ライフ・ガーズと青い軍服のブルース&ロイヤルの2種類からなり 40人を
超えるという 近衛兵の交代式もあるが 人垣も鉄柵もなく間近に見学できる
(BEWARE  HORSES MAY KICK OR BITE  THANK YOU という注意書きあり)

分かりますか 写真撮影は8月初旬です 寒いのでセーターを着こんでいます 
ロンドンの緯度は樺太北部と同じなんです さすがに下駄ははいていませんね

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ロンドン塔です 当時はスンナリと入場できましたが 昨年ロンドンに再訪した
際の情報では 先ず道が混んでいて駐車場も見つからない 見学に要する時間が
3~4時間となる観光名所で どのツアー(ロンドンを1日で回る場合)でも立
ち寄らない(立ち寄れない)とのことでした 学生時代に入っておいてよかった
ジュエルハウスは王家の宝石がすごいということですが 記憶に残っていません

ロンドン塔といえばヘンリー8世で 1970年の映画「1000日のアン」で
見た後訪れており アン・ブーリンに扮したジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドの
強く美しい姿は50年経った現在でも ありありと瞼に浮かびます 娘のエリザ
ベスもここに幽閉されのちに異母姉メアリー(ブラディー・メアリー) そして
スコットランドメアリー・スチュアートと壮絶な争いを引き起こします 
何と言ってもリチャード・バートンの演じるヘンリー8世がピッタリでビックリ
国史で一番劇的な舞台がロンドン塔で 入った瞬間歴史の重みで身震いします

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上は国会議事堂(正式名称はウェストミンスター宮殿ビッグ・ベンも見えます

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左はウエストミンスター寺院から見た国会議事堂(議事堂の周囲を歩いた様です)
右は国会議事堂の上院側に立つイギリス国王リチャード1世像 と言っても良く
分からぬ方も「リチャード獅子心王」と言えば聞いたことがあるはず 12世紀
第三回十字軍の英雄で「中世騎士道の鑑」と称された人物でした(かく言う私も
この像が誰かを調べるのに 相当時間を使い 「ロンドン市内に立つ銅像」から
多数の写真を検索しまくり ようやく辿り着きました

トラファルガー広場と ナショナルギャラリーにも行ったとの記載がありますが
確かにネルソン提督像は写していました 一方ナショナルギャラリーについては
全く写真無し 大学生当時絵画については ほとんど興味がなかったのか それ
とも館内撮影禁止だった?
トラファルガー広場とネルソンと並ぶと 1941年「美女ありき」が思い浮か
びます ネルソン提督とハミルトン婦人の不倫の恋ですが 演じたローレンス・
オリヴィエとヴィヴィアン・リー両人も不倫の恋で結婚 映画=現実なのでした
ヴィヴィアン・リーの眼力はすごく 彼女にかかれば男性は一発でノックダウン

おまけですが 「英国感動紀行10日間」という私自身のブログに詳しく掲載し
てありますので 絵画鑑賞は そちらをご参照ください

f:id:HATTYAN0234:20200429153507j:plain夜は 大学の先輩の女性と中華料理を食べに出かけました パブにも少し入って
英国独特の雰囲気を味わえました 中華75P アイスミルク?10P
大学の先輩って 何の目的でここに滞在しているのか?記録が無いので不明です
何歳上なのかも不詳ですが とても知的で魅力的な女性I・Hさんでした
追記:相棒S君からの連絡で 彼女は文学部英文学専攻で英語研修で来ていたと

8月6日(日)ロンドンの学生ハウスでは バルセロナからのスペイン人の二人
組と同室(4人部屋)でした 何故か住所・氏名をもらいましたが興味無しです
この日も地下鉄を利用して 3回分で35P(10P×2 15P)
「The City」を見物とあるが この日は日曜 イギリス紳士もお休みのはずです

f:id:HATTYAN0234:20200702152455j:plainこの写真がどこか? 写り込んでいる騎馬像の下部にウェリントンと読めたので
シティ・オブ・ロンドンの旧王立取引所の前だと探し当てました ウェリントン
公爵は ワーテルローの戦いでナポレオンに勝利した軍人であり且つ政治家です

セントポールズ大聖堂の写真がありました ここはW.チャーチル元首相の葬儀
チャールズ皇太子と元ダイアナ皇妃の結婚式 サッチャー首相の葬儀でも有名

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ハイドパーク内でアイスクリーム25P「高すぎる!」と旅日記で怒っています 

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左 ハイドパークを散歩 ここは ロンドンに8つ存在する王立公園の一つです
ヘンリー8世が1536年に ウエストミンスター寺院から買い上げた土地です
1851年 世界初の万博がここで開催されました
右 地下鉄(Tube)の駅のプラットホームです
ロンドン1863年1月 世界最初の地下鉄がパディントン駅からスタートした
ただし石炭燃料で走る蒸気機関車だった為 車内や駅はすすけ放題 不評だった
駅構内の感じ 丸いですね これはトンネルを掘りぬく面積を最小限におさえよ
うと試みた結果 土を円形にくり抜くことになった 電車の顔も丸い タイヤの
中のチューブのようにどこで切っても丸い そこでTubeと呼ばれるようになる
注:米語だとSubway そのSubwayを英語では地下道(米語ではUnderground)
 
教会の日曜ミサにも参列し その荘厳さに感嘆とありますが 歴史の重みですね
ロンドンは大好きな都市だ 2泊3日じゃあダメだ 最低1週間ぐらいは この 
静寂の中に浸ってみたいと記載あり(何をそんなに気に入ったかが分からない)

もしかしたら この当時 日本人は「エコノミック・アニマル」と呼ばれ働き蜂
のようにせわしなく動き回っていたため その対比からの実感かも知れませんね

イギリスのユニオン・ジャック

f:id:HATTYAN0234:20200626180533j:plain一見裏返しても同じデザインに見えますが 実は裏表があるのです 
専門用語で言うと左下(ロウワー・ホイスト)の白地部分の幅の違いに注目です

f:id:HATTYAN0234:20200627174443j:plain1606年 イングランドスコットランドを統一したジェームズ1世は 2枚
の旗を組み合わせて「ユニオン・フラッグ(連合の旗)」と名付けました
「聖パトリックのX型十字」はアイルランドの古い旗 1801年アイルランド
がイギリスの一部になると ユニオン・フラッグに赤いX型十字が加えられた
(注:ウェールズの旗はユニオン・フラッグに取り入れられていません)

次は花の都パリ ちゃんとスケジュールは組まれているのです
身支度をしていざ出発! その途端に 空港行きバスが今出たばかりと判明する
仕方がなくタクシーを利用 その支払いの際ポンドの持ち合わせでは不足 ドル
でも払うが 倍額ふんだくられる・・・・・・・・と日記には書いてありますが
請求は「3ポンド50P」で支払は「2ポンドと5ドルと10P」随分と高い?
円換算で言うと 請求額が2,583円で支払額が3,055円止むを得ずです
当時あったかは不明ですが チップ15%をオンすれば支払額は妥当でしょう
参考:実は イギリスは1971年(訪問前年)十進法通貨制を導入したばかり
   それまでは十二進法と二十進法を使用 例示しますと・・・・・・・
   1ポンド=20シリング 1シリング=12ペンス 何か中途半端ですね 
   1972年当時は 1ポンド=100ペンス これでスッキリしますね!

相手はロンドンタクシーです 「ブラックキャブ」といえば超難関合格の運転手
です 相手が観光客の日本人だからと言ってだますようなことは考えられません

f:id:HATTYAN0234:20200701132852j:plain上のオースチン・FX4は 1960~80年代にロンドン・タクシーの代名詞
的存在であった

ロンドンでは終日雨か曇りが続いたのですが さすがに霧は見られませんでした
霧の都」と言われるのは 二つの海流がドーバー海峡で正面衝突しているから
グレートブリテン島の西側を暖流のメキシコ湾流が一年中北上している 一方で
北東からは寒流の北極海流が流れ込んでいる ぶつかり合った結果 暖かく湿っ
た空気は冷たい寒流に冷やされ 大量の霧へと変化していくのです