2021年 京都の桜をサイクリングで巡る4日間④

f:id:HATTYAN0234:20210408053318j:plainここはどこでしょう 将軍塚清龍殿です

<第四日目 曇り サイクリング3回目>
南禅寺~将軍塚清龍殿~三条通寺町通上立売通大宮通り~
智恵光院通寺之内通~小川通~烏丸通三条通

本日は京都最終日! サイクリングも今日は電動自転車です 思いっきり
走ります 
早朝5:20 宿坊から南禅寺の勅使門と中門が見えますが 人が入って
行きます 大変です 私が水路閣に一番乗りして写真を写したいのに他人
が入っては台無しです(宿坊に泊まった意味が無くなるのです)

さっと着替えて小走りに走ります 良かった~ さっきの方は三門周辺で
ぶらぶらしていました 水路閣は無事で誰もいなかったのです 
水路閣は サスペンスドラマロケ地での 犯人告白現場として有名ですが 
十三基の橋脚を縦位置で撮ると 画面の奥行きが登場人物の深層心理と重
なって見えるらしい

この橋脚の縦位置 その中に他人が入り込まないようにしたかったのです
ホッとしました しばらくして女性が来たので 私の写真を1枚お願いし
本来のモデル(妻のこと)の代わりとしました 妻はまだ夢の中にいます

早朝の空を見上げ 本日も雨にはならないと感じ 出発前の心配は杞憂に
(注:雨の場合のコース設定も十分検討して来てはいました)
昨年来というか 京都で雨に会ったことって? さすが晴れ男は違います


7:30になり 宿坊での朝食(本当に)テーブルには我々二人だけです
美味しくいただきました 妻の質問に対し「この豆腐は服部豆腐店からの
南禅寺御用達品です」と 数年前我々と妻の母三人 金戒光明寺真如堂
に出向いた際に偶然見つけて購入した あの服部豆腐に再会してビックリ

宿坊代金ですが宿泊8,000円 順正3,000円 朝食1,000円
合計で一人12,000円 宿泊代が高いわね~と妻は言いますが 前泊
までの鷹峯が会社の法人会員であって安過ぎるのだよと 言い含めました

本日は ゆっくりの出発です 蹴上のバス停から8:52発の京阪バス
将軍塚清龍殿に行くのです ここに行くバスは 春は土日限定 秋は毎日
出ます 本日4月3日は土曜日なのです 三条京阪駅始発の便で満員では
ないことを祈ります

バス停までの途中 蹴上インクラインを通りますが 名物の桜が無残です
本来なら 着物の貸衣装でぎこちなく歩く若い女性で溢れかえる場所です
それと ここからだと昨秋朝がゆをいただいた瓢亭まですぐです
明治初期 祇園界隈で遊んで「朝飯を食わせろ」と雨戸を叩いた旦那衆の
ために作ったのが 朝がゆの始まり 粋ですよね~

考えるに 今から京都に来られる観光客 ツアー主催旅行会社はどこどこ
回るのでしょう まるでお詫び行脚になりそうです「本来ここは桜が満開
の予定でしたが 今年は想定外・・・・・・」 ガイドさんに同情します

さあバスの到着です 座れる席がありました 良かった~出発です
東山ドライブウェイのイロハ坂を7分かけて上っていきます 
将軍塚は 知恩院の北側にある清龍院の飛地境内 市街地より200m高
い位置にあり 大舞台(1,046㎡ 清水寺の4・6倍)から京都市
の大パノラマが広がります 実際ここに来て体験すれば大感動間違い無し
「(大阪の)あべのハルカスが見える」と妻が叫んでいました

元は大正2年 北野天満宮南に建立されていた建物(戦後警察の柔剣道場
にしていたが その後雨漏り修理に多額費用を要すると解体処分を決定)
を 移築再建する方針に決定後 平成26年10月今の境内に移築を完了
(大舞台を新築)させるまで5年要した 移築再建の技術がすごいらしい
清龍殿の内部には 日本三不動の一つ 国宝の青不動明王が安置してある

清龍殿が移築されるまでは「将軍塚」と言い 京都の中心四条通の真上に
位置し 桓武天皇が都を定められる折り 和気清麻呂に伴われ 登られて
この場所を都とすることをお決めになり 将軍の像に甲冑を着せ 埋めて
都の安泰を祈ったと伝えられている 約20m四方の将軍塚が現存します

庭園は紅葉と桜の名所で 枯山水庭園や大隈重信 東郷元帥 黒木大将の
お手植えの松などあり 往時の偉人たちも ここから京の都を一望して日
本の将来に思いをはせたことが偲ばれる由緒ある場所です
将軍塚清龍殿の訪問時期としてお勧めなのは
・春の桜200本 秋の紅葉220本の時期 及びライトアップ時間
・もしくは雨の日上って「雲の上にそびえたつ天空のお堂」が見応えあり


戻りのバスは10:10発 蹴上を越して神宮道で下車 東山駅で荷物を
ロッカーに預け「京のレンタサイクル楽チャリ」で電動自転車を借ります
三条通 三条大橋を渡り 三条名店街と寺町専門店会商店街のアーケード
を自転車を押して進みます これが予定外 相当な時間ロスとなりました

本能寺を見て 御池通を渡り 寺町通を北上します 一保堂本店でパチリ
(一保堂:「茶一つを保つ」という屋号の意味がある京銘茶専門店です)
新島襄宅や梨木神社 蘆山寺を見てスピードを上げます ゆっくりする筈
であった梨木神社では 一口「染井の水」を含んでおしまい 残念でした
神社を遊び場にしていた湯川秀樹さんも きっとこの水を飲んだでしょう

今出川通を渡り 本満寺です ここでは早咲きの枝垂桜と山中鹿之助の墓
が目当てです 戦前の忠臣代表格としては楠木正成と並ぶ山中鹿之助です
尼子十勇士を率い 宿敵毛利氏に何度もぶつかり散った武勇の士です

受付の女性に鹿之助の墓所の位置を聞きますが? パンフにも出ているの
に知らないのです 何ということでしょう 幸い檀家の人でしょうか案内
していただけました
妻の前の婚家が児玉家 義父の先祖が山中鹿之助とか 児玉木材の看板の
付いたベンチがいくつか置いてありました
「願わくは 我に七難八苦を与えたまえ」山中鹿之助の超有名な言葉です

昼食を12:00に予約してある「斉 阿うん」に向かって 上立売通
西進します 相国寺を突っ切り 烏丸通堀川通を渡り 一気に進みます
電動自転車で嬉しいのは 最初の踏み込みがとてもスムースなことです
参考 烏丸通 平安京の烏丸小路にあたる 北は今宮通から南は久世橋通
       に至る(途中京都駅で中断)全長約6・6キロ
       明治10年京都駅設置が烏丸通をスターの座にのしあげた
       大正・昭和天皇の即位大礼の行粧はこの通りを行進した
   堀川通 平安京の堀川小路にあたる 北は竹殿北通の北・加茂街道
       から南は七条通に至り油小路通に接続 全長7・9キロ
       終戦間際の昭和20年3月 空襲による火災の類焼防止策
       として西側の民家が強制疎開 終戦後に市街整備計画で幅
       50mに拡張されて南北幹線道路になった

道を聞き乍らも どうにか三上家の表札に辿り着きました 三上家は室町
時代から続く織物司の家で 両側の長屋にはアーティストが住んでいます
京都に残る「図子」(細道 小路 横丁で辻子とも言う)にあり 独特な
風景が広がります

西陣 斉阿うん」に12:00到着です 引っ張り回した妻には気の毒
でしたが 良く追いついてきてくれました

「京の着倒れ」西陣織物の「西陣」とは
京都の地図から住所上 西陣という二文字はただの一つも見つかりません
西陣郵便局は現在もあり 西陣警察署も最近まではあったそうです)
応仁の乱で大阪の堺などに疎開していた職人たちが この地に戻った際に
西軍の陣地であった西陣に因んで 織物を西陣織と呼ぶようになったと

最盛期一日で千両の売上をあげた今出川大宮の一帯が「千両ヶ辻」と名付
けられた(今 京都市景観整備地区に指定されています)
では西陣とはどこを指す? 今出川大宮を中心に 東は堀川通 西は七本
松通 南は中立売通 北は鞍馬口通 20年位前「カシャン カシャン」
という機織りの音が街のBGMであった
参考 大宮通 平安京の大宮大路にあたる 北は御薗橋通の北から久世橋
       通の一筋南に至る 途中二条城で中断 全長約10キロ
       「糸屋町には傘いらん」並んだ家々は紅殻べんがらの千本
       格子に虫籠窓 深い軒下を持っていて 軒を伝って歩けば
       雨の日といえども濡れずにすんだ 「かしき造り」という
       軒下構造は 命より大事な生糸を 雨で濡らしてはという
       配慮から・・・フランスのリヨン市でも同趣旨の抜け道が
       ありました「トラブール」と言って500位あるそうです
参考 ジャカードとは?
       明治維新直後 東京遷都による需要激減と生糸の輸出増加
       による品薄での原料費高騰により 危機にあった西陣織を
       フランスは最新織機と技術指導で救ってくれた秘話がある

       京都府西陣の職工三人をリヨンに留学させた 言葉も
       全く分からない中 フランス式ジャカード(紋紙を使う
       紋織装置)やバッタンとびひ装置)など数十種の最新
       機械を輸入し生産性が従来比4倍にはねあがり 危機を
       脱した フランス製金属製ジャカードを後に木製の物に
       国産化させたことも西陣織に貢献した

 

現在は分かりませんが 以前TVで「京都 上がる 下がる」という番組
があり 故衣笠祥雄さんが西陣を歩いて紹介してくれたのを覚えています
毎回 京都のディープな場所を探訪する 真面目な番組で 大好きでした
今は「京 上ル 下ル」なる京散歩街ぶら番組が関西ではあるようですが
おふざけ番組のようです 東京の「じゅん散歩」のように面白ければいい
のですが・・・・

閑話休題が長くなりましたが
京の会席料理「西陣 阿うん」桜御膳コース3,000円 美味しかった
全席個室で とても凝った造り オープンは1年3か月前と 四条烏丸
錦小路店からの移転だとか 開店即コロナでご苦労されたことと思います

外玄関から続く敷石を踏んで内玄関へ 入口から入った廊下は 杉の木を
なぐった(手斧ちょうな の削り跡をつけた)もので足あたりが 何とも
暖かいのです
旅の途中で急ぐ故 13時までに出たいので・・・と伝えると それから
急に配膳が早くなり 12:40には完食 さあ出ようというときここの
ご主人が出て来られ まあ話好き お互い服部という姓であることからも
謂れから始まり 店のオープンまでの話 自身のこだわり設計まで 妻が
話を合わせるもので 余計です 多忙時間なのに玄関先までお見送りです
お勧めのお店ですが 行き着くまでの道筋説明が難しいのが難点ですね


さて あと最終受付時間に制約があるのが 宝鏡寺本法寺の二寺です

前半飛ばし過ぎで 後半はゆったり まあゆっくりとということで 食後
首途(かどで)八幡宮から始めます 源義経奥州へ旅立ちの地 旅行安全
交通安全・厄除け 我々のサイクリング旅には うってつけの八幡宮です

ここ無人で ご朱印もケースに入って 代金300円は 賽銭箱にお入れ
くださいとあるのです いただきましたが 朱の印があるだけで日付無し
(日付は自分で入れるとか)まあ こんな簡素なご朱印は初めてでした
ここの神の使徒である鳩が手水舎の縁にちょこんといて 人が近ずくと口
から水を出します
狭い参道の脇には 紅白の桃が 隣接の桜井公園では枝垂桜が満開でした
梅が散り始め 桜が咲き始める頃 満開を迎えるのが桃で ここは一つの
枝に違う色の花が咲く「源平咲き分けの桃」と「源平枝垂桃」が有名です
白は源氏の旗色 赤は平家の旗色 中には二色がまだらになってるものも

次いで是非来たかった雨宝院 ここの桜が地元での人気第一位と言えます
狭い境内ですが 少し密です さすが観光客も桜の名所良くご存知ですね
通称 西陣聖天宮 西暦821年弘法大師空海の開基です 

東寺と共に皇城鎮護として栄えた大伽藍であったが ここも応仁の乱
天明の大火にあって 堂舎のみ再々興した(真言宗泉涌寺派の寺院です)

本堂前の「歓喜桜」は根元から八重の花が咲き 本来は4月中旬頃開花の
御衣黄桜」が上品な黄緑色で門の屋根まで飾り立て 出迎えてくれます
両方見られる幸せを感じます 平野神社 原谷苑 仁和寺とこれでもか~
と見てきたのに まだまだ桜は新鮮な感動を与えてくれます 素晴らしい

さて智恵光院通を北に上がり 池之内通に出ます 本日通ってきた寺町通
寺之内通 どちらも豊臣秀吉の京都大改造で 洛中の寺院を移転させて
この両通りに集めさせたのです 道理で寺院 寺院また寺院とあった訳で
す 秀吉恐るべしというか 応仁の乱で焼野原だったから出来たようです
移転させた沢山の寺院の跡地に「聚楽第」を造営させるためだったのです

参考 寺町通  平安京の東京極大路にあたる 北は鞍馬口通から 南は
        五条通に至る全長約4・6キロ
   池之内通 東は烏丸通から 西は蘆山寺通に至る全長約2・2キロ
           小学館「京都の大路小路」千 宗室氏監修より

その池之内通を東に直進 堀川通を渡れば 宝鏡寺本法寺が待ってます

宝鏡寺は 春秋2回 新古人形名品による人形展を開催 本日が最終日で
それに合わせて計画を組んだのです 結果から言うとガッカリの一言です
飾られている女性の人形 どれも髪がトゲトゲのいばらなのです 美しい
とか可愛いと形容できる人形はありません しかもほんの少ししか展示し
てありません せめて公武合体で降嫁された和宮様が愛用されていた人形
を特別展示するとかでないと 人形展という呼称が泣きます

和宮様は幼少の頃 当寺に来られ鶴亀の庭で遊んだり しばらく住まいと
されていたこともおありだとか また皇女が歴代となる宮門跡となり百々
(どど)御所と号された それほどの由緒がある寺院ですから尚更です

人形供養
昔の日本「付喪神(つくもがみ)」の存在が信じられていました
人々が使う物は 100年経つと妖怪である「付喪神」になってしまうと
信じられていたのです とりわけ人形は「付喪神」になり易いと言われて
魂が宿ると考えた人もいました 
それゆえ京人形商工業協同組合が中心となり 必要とされなくなった人形
の供養を行うようになりました 儀式を通して持ち主は感謝の意をこめて
人形の魂を送ることができます

「人形よ 誰がつくりしか 誰に愛されしか 知らねども 愛された
事実こそ 汝が成仏の誠なれ」 人形塚にある武者小路実篤の歌碑です

 

 この付近は応仁の乱の一番の激戦地であった 宝鏡寺前にあった百々橋を
はさんで 山名・細川の両軍が戦いの鎬を削ったのである 今は百々橋が
架けられていた小川は埋められ橋も撤去 橋の礎石が一つ残されています

礎石のある小川通には 表千家不審庵がある 利休切腹のあと千家は再興
を許され 利休の次男が 大徳寺門前の利休の茶室「不審庵」をこの地に
移し その子が後継するも 三男にあとを譲り隠居して 不審庵の裏側に
今日庵」を営む 不審庵の裏手つまり「裏千家」表の本家は「表千家
と呼ばれるようになった

続いて小川通から本法寺境内に入ると 何やらコンサート会場準備でバタ
バタしている 我々は庫裏に進むと 何と「本日の拝観は中止」の張り紙
があるではありませんか 妻が戸を開けて尋ねます どうして中止なので
すか 東京から来て本日が最終日 どうしても見たいのですが 何か通知
が有りましたか?中から「ホームページにも出してあります」との返事で
妻は必死にスマホを調べます 何も書いてないのを確認 再び戸を開けて
「どこにもありません」と応酬 ああだこうだの後「では特別に」と中に
入れていただきました ちゃっかり我々の後ろにおじちゃんも入りました

本日の一番の目的が 長谷川等伯の「涅槃図」通常は複製画なのですが
今だけ真筆が公開されているのです 等伯ファンとしては必見の涅槃図
それはそれは素晴らしい 一階から二階にかけて架けられていました
私はああ無理だ帰ろうと思っていたのに 妻の粘り 大阪のおばちゃん
恐るべしという思いというか 感謝感謝の粘り腰でした

この状態に保てるのがすごい 横に修復方法についての説明がありまし
たが 薄紙を梳くように剥がし 再度張り替える日本の技なのでしょう
妻は帰り際 コンサートの主役が予行練習しているのを見てイケメンだ
と喜んでいました 雅楽の演奏のような音色が流れていました

注:パンフレットには「行事等により拝観をお休みする場合があります
  お問い合わせください」との記載あり パンフは入館後だとしても
       帰国後 京都市公式ナビには
    定休日 無休(但し 行事等で休館の場合あり)
  公式サイトのトピックス欄には
  休館日 4月3日(土)その他お問い合わせ下さい  とありました

最終コーナーを回り 最後の頑張りです
寺之内通妙顕寺 ここも桜の観光名所ということでチョイ見してから
烏丸通に突き当り 南下します
御所近くとなり 今出川門から入り旧近衛邸跡の有名な桜を見学します
既にピークを過ぎており 普通ならカメラマンが大勢いるのにいません
さっと一回りして 再度烏丸通を南下 昨秋入った松栄堂を通過し御池
も南下 姉小路 三条通おおようやく着きました おかしいなあ皆さん
自転車に乗ったままです それじゃあこちらもということで ゆっくり
進みます 三条通レトロ建築群を見ながら 写真もパチリパチリです

イノダコーヒーに入りました 三条店で本店ではありませんがとてもいい
雰囲気です すぐにテーブル席に座れました 
妻はカフェオーレ620円を 私は三条サンドセット1,080円を注文
セットの中身は 餡バタートーストとホットコーヒー トーストは三切れ
ですが 担当の女子店員 「お二人で分けるなら四つ切にしましょう」と
バターがホイップ状でこれが絶品 4月からの当店新メニューだそうです

朝同様三条名店街だけは歩いて もうゴールの東山楽チャリまですぐです
いやあ 本日も朝10:30から夕方まで 電動だからこそ走れたのです
自転車を返却し 東山駅から四条河原町までは「岡崎ループバス」ですが
かなり待ちました 最後まで残った我々に運転手さんが「以前は1時間に
3本あったのが1本に減ったのです」と コロナの影響でしょうか?

最後に京都高島屋で夕食 妻の定番である「阿闍梨餅」をお土産にします
この銘菓 千日回峰の阿闍梨様がかぶる網代笠を模してこの名がついたと

大阪梅田まで阪急特急400円で向かいます 大阪何年振りでしょう?

今回の桜尽くしサイクリング旅行で一番良かったのは 修学院離宮
桜で言えば 平野神社 原谷苑 仁和寺でしょうか

平野神社の桜は 縁日のように一種一種丁寧に囲まれて植えられている
原谷苑の桜は  これでもかこれでもかと自分勝手に咲き乱れている
        まるでプロレスのリング場外大乱闘である
仁和寺の桜は  桜に対し「右向け右!」と命じたように整頓されており
        五輪連覇中の体操男子団体の趣が感じられる人工美です 

旅行中 スマホのグーグルナビ無しで よくまあサイクリングできたと
感心する前に やはり京都の大路小路が縦横 碁盤の目のように 通って
大路から何本目の小路に入ればいいか分かり易いからではないでしょうか

<京の大路小路>
京の左京・右京は 各々「条坊制」というシステムによって ブロック毎
に区切られていた このブロック毎に区切るシステムの根幹となったのが
大路小路であった
条坊制は両京に等しく配置されているが 原則的に一条を四坊に分け一坊
を四保 一保を四町によって構成されているから一条は六十四町に達する
大ブロックであった
計算してみると平安京は両京で71坊 町は合計1、136町となった

この条坊制を区画する大路小路は 東西に走る大路は13 小路は26
南北に通貫する大路11 小路は22に達していた
大路は朱雀大路が85m 続いて50m級の二条大路 更に36m 30m
24mと5種類の規格があり これに対し小路は原則的に12mであった

平安後期から鎌倉期にかけて 左京中心の都市型が北伸によって更に細長
い都市型になり 二条大路によって上京 下京という呼称で区分された
12世紀にかけて「京都」という名詞が定着する一方「洛陽」の「洛」も
「京中」を意味する言葉として完全に定着した
但し 応仁の乱で「都市」=「洛中」という地域概念は根本的に消滅した
これを再生させたのが豊臣秀吉の「京都改造計画」及び「御土居」で以降
「洛中」「洛外」の概念が近世的基準になるのである
 

 

2021年 京都の桜をサイクリングで巡る4日間③

 f:id:HATTYAN0234:20210407042909j:plain仁和寺の御室桜(愛称はお多福桜)は七分咲き これで十分文句無し

<第三日目 晴れ 本日はサイクリングお休み> 

 千本北大路~衣笠校前~平野神社・北野八幡宮上七軒通立命館大学
~原谷苑~立命館大学前~龍安寺仁和寺南禅寺

f:id:HATTYAN0234:20210407050101j:plainホテルのスロープカーからの眺め
早朝スタートのため部屋でパンの朝食 6:00にホテルチェックアウト
宿泊料金が値上げされたとのこと5,390円+350円(入湯宿泊税)
朝食・夕食付プラン13,090円+350円 全合計39,570円也

6:08土天井町での始発バスで千本北大路へ 乗換えて衣笠校前で下車

f:id:HATTYAN0234:20210407050232j:plain桜の名所 平野神社に到着です ここは6:00開門で現在6:29です
元は奈良・平城京の御所内に祀られ 長岡京を経て平安京遷都の際に当地
に鎮座 朝廷を始めとして 源氏・平家の氏神としても信仰されました
当時の境内地は現在の京都御所と同じ大きさ 金閣寺もここの敷地でした

f:id:HATTYAN0234:20210407050656j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407050712j:plain

立札より 四月中旬開花の「嵐山」が満開 三月下旬の「魁」は葉桜です
早咲きの「魁」は平野神社の顔 この開花で京都の花見が始まるのです

f:id:HATTYAN0234:20210407051115j:plain平野神社の花桜祭 本来4月10日が急遽本日4月2日に繰り上げ

f:id:HATTYAN0234:20210407051254j:plain朝日がまぶしい6:37分 さすがにまだ人出は少なくゆっくり鑑賞

f:id:HATTYAN0234:20210407051509j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407051526j:plain

鬱金(うこん)桜」です

もう満足と門を出たところで 近所の上品な奥様に「拝殿の奥見られまし
たか? まだまだ綺麗な桜がありますよ」とそう聞けば 逆戻りしないと

f:id:HATTYAN0234:20210407051846j:plainご神木前の「すえひろがね」日本最大の餅鉄べいてつ 磁鉄鉱200㎏
社務所で磁石の入った「授かる守」を購入し くっつけると霊石の力を
持ち帰れると

f:id:HATTYAN0234:20210407052833j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407052802j:plain

「一葉」 開花期は四月中旬 境内には50種400本の桜が咲きます
「さくらのしおり 珍種十品種の紹介」が書かれた立札があるそうです

f:id:HATTYAN0234:20210407053050j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407053113j:plain

「八重紅枝垂桜」も四月中旬 右は「衣笠」です ちょうど見頃ですね

f:id:HATTYAN0234:20210407053228j:plain本殿は平野造と呼ばれ2棟ずつ屋根が連結した珍しい造り
桜のデザインされた神紋がいい 

f:id:HATTYAN0234:20210407053618j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407053646j:plain

珍種「御衣黄桜」は本来なら四月下旬のもの
珍しい緑色の花をつける 高貴な平安貴族の衣服の萌黄色から命名された

f:id:HATTYAN0234:20210407053949j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407054019j:plain

楊貴妃」 「私のこと?」と自分の顔を指す 

f:id:HATTYAN0234:20210407054251j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407054321j:plain

四月中旬開花の「白妙」境内には50種400本の桜が植えられている
流石に人気の平野神社 門前での近所の奥様の言う事聞いて良かった!

f:id:HATTYAN0234:20210407055038j:plain

北野天満宮北門 滅多にこちらからは入りません 5時開門です

f:id:HATTYAN0234:20210407055102j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407055135j:plain

北門入ってすぐに「一願成就の願い牛」があります
お願いは一つだけです 絵札には合格祈願が沢山 何校も書いてはアウト
丑年の私は 頭を下げても何も願わずで 再度鳥居をくぐりお願いを一つ

丑年生まれの菅原道真公は牛と縁が深く 大宰府で亡くなった際 亡骸を
運んだ牛車の牛が臥して動かなくなり その場に墓所を築いた逸話がある

f:id:HATTYAN0234:20210407060800j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407060821j:plain

東門から出て 上七軒通を通る 京都の花街では やはり祇園 そして
先斗町 上七軒は三番目かな ここでも歌舞練場をさがして回りました
上七軒を歩いていて どこかすっきりしています そうです電柱の地中化
が終わった地区なのです(あれ 祇園先斗町はどうだったっけ?)
世界の文化首都京都にふさわしい「無電柱化の推進10か年計画」の最中 
で「景観・防災・交通安全」の観点から強力に推進中とのことです

北野天満宮前からバスで立命館大学前に行き 原谷苑行きに乗換えます
満員でバスに乗れないかも?と心配しましたが 始発でもありガラガラ
本来原谷苑での見頃は4月中旬で 通常こんな早い時期を選ばないのです

原谷苑(はらだにえん)到着 7時50分 開門は9:00なのです 
勿論我々が本日の一番乗り というか早過ぎ 問題はトイレが無いこと

f:id:HATTYAN0234:20210407061957j:plain門からの景色 いいですね
時間があり余るほどあるので 開いていた裏木戸から苑の背後に回ります

f:id:HATTYAN0234:20210407062407j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210407062439j:plainすごい迫力が伝わってきます 桜のカーテン桜の滝とでも言いましょうか

f:id:HATTYAN0234:20210407062650j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407062710j:plain

8:30頃女性係員が来たので 何とか女性だけでも中のトイレにと
お願いし 少ししてここの管理者がOKを出し 妻が入苑できました
(少しして男性陣にもOKが出てゾロゾロ続きます)

f:id:HATTYAN0234:20210407063351j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407063414j:plain

ここでは カメラを構えシャッターを押せば 桜は必ず写り込みます

<原谷苑のご案内>
原谷苑は 金閣寺より衣笠山を 御室より八十八か所の山を越えた洛北は
原谷の不毛の土地を 戦後の原谷開拓団の方より依頼を受けて 昭和32
年から 花好きの「村岩」二代目が 景色の良い丘を選び 数百本の桜や
紅葉ほか数十種類の樹木を植樹したことに始まります
(元はガラクタのゴミ捨て場だったせいか 桜以外はすぐに枯れてしまい
土壌改良を繰り返し 何とかここまでに生育させた努力がすごいのです)

当初は 親類・友人等の身内だけでお花見をしておりましたが人伝に評判
が広がり 現在は 桜・梅・もみじのシーズン中 一般公開しております

例年3月下旬から4月下旬にかけ20数種の桜を中心に 椿・日向みずき
吉野つつじ・馬酔木・木瓜・雪椿・連翹・石楠花他色々な花が楽しめます

f:id:HATTYAN0234:20210407121110j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407121303j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407121401j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407121424j:plain

我々夫婦の次に並んだ男性は 重さ3・5キロの重量カメラを胸の前に
抱かえ小走りに苑内を走っています 画面がぶれない高性能カメラだそう

f:id:HATTYAN0234:20210407121850j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407121905j:plain

出ました「吉野つつじ」

f:id:HATTYAN0234:20210407122015j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210407122037j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210407122056j:plainパノラマ撮影三連発 キリがありません 全部は撮れません

f:id:HATTYAN0234:20210407122317j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407122407j:plain

見事な垂れ下がり振りにピースしています

f:id:HATTYAN0234:20210407122525j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407122549j:plain

「菊桜」という品種らしいです

f:id:HATTYAN0234:20210407122732j:plain入苑して30分 もういいや 満腹です

原谷苑の入苑料が面白い 桜の開花状況によって値段が変わるのです
最初300円から始まり 開花が進むにしたがって値段が上がります
今は最高の1,500円で 梅・もみじの時期は無料公開だそうです

出口でここの関係者に聞きました
我々は10名で 1年365日 桜のピーク10日間のために頑張って
来ています 現在は四代目がリーダーです 桜にも強い 弱いがあって
弱い桜をいかに育てて 咲かせられるかが 勝負ですと 縁の下で努力
されていることを知り 1,500円高くないと思いました 感謝です

本日が入学式の立命館大学前に戻り 次は「きぬかけの路」を龍安寺
向かいます きぬかけの路って? 衣笠山と関係がありです
参考:衣笠山って標高201m ある真夏の暑い日に 宇多天皇がふと
   「雪見がしたい」とつぶやき 家臣らが山全体に白い絹をかけて
   雪景色に見せたという故事から「衣掛山」転じて衣笠山と呼ばれ
   るようになったと

龍安寺までは一駅 到着です エリザベス女王絶賛の石庭が待っています
東西25m 南北10mの空間に白砂を敷き詰め15個の石を配している

f:id:HATTYAN0234:20210407125404j:plain桜が石庭にマッチします
石庭の石は どこから見ても15個一度に見られないといいます
一番左の石組みを見て覚えておいて 右端に行き合点がいきます

f:id:HATTYAN0234:20210407125904j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407125944j:plain

一番左と一番右の写真  左から5・2・3・2・3です 

f:id:HATTYAN0234:20210407130203j:plain昔から石庭の意味は 見る人の自由な解釈に委ねられているそうです 

f:id:HATTYAN0234:20210407130430j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407130510j:plain

日本最古の「侘助椿」

f:id:HATTYAN0234:20210407130747j:plain知足の蹲踞つくばい 水戸光圀寄進のつくばい 中央の水穴を口の字に
見立て 四方の字と合わせ「吾唯足知」(吾れ 唯だ 足るを知る」と
読み 禅の精神を示している(パンフの写真は秋撮影?)

石庭を出て 鏡容池を回ります 今朝のホテルのパンをベンチでパクリ

f:id:HATTYAN0234:20210407131720j:plainバス2駅で仁和寺到着 現在11:07 昼食を13:00に予約した
「左近」に行き 1時間後に変更要請し了承され 仁和寺見学に出発です
幕末まで皇族が住持を務めた名刹 まさに「御室」です 少々緊張します

f:id:HATTYAN0234:20210407132154j:plain現在七分咲き 出発前では まだつぼみ状態かなと思っていたので上出来
ツツジの見頃と相まって最高のマッチングです

f:id:HATTYAN0234:20210407132450j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407132510j:plain

すごいなあ 本日平野神社や原谷苑で あんなに沢山見て来ても まだ
感激できる桜の魅力って まるで満腹のあとのデザート感覚ですね?

f:id:HATTYAN0234:20210407132913j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407132927j:plain

名物「御室桜」がお出迎え「京都の桜の締めくくり」と言われています

f:id:HATTYAN0234:20210407133057j:plain背丈が低いので五重塔が目立ちます

f:id:HATTYAN0234:20210407133215j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407133233j:plain

五重塔 屋根が五重ともほぼ同じ大きさ それと令和の立札は何なの?

f:id:HATTYAN0234:20210407133402j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407133422j:plain

金堂では新型コロナウィルス感染症 終息祈願の御祈祷が行なわれている
(金堂とは京都御所で最も格式の高い紫宸殿を移築した国宝なのです)
ご朱印受付所では きれいな外人女性が流ちょうな日本語で 希望者を
振り分けています 受付とご朱印帖返却の両方をさばいています

f:id:HATTYAN0234:20210407134018j:plain仁和寺や 足元よりぞ 花の雲」言い得て妙 素敵な句ですね
仁和寺案内の寺院内ビデオがあり 思わずパチリしました

f:id:HATTYAN0234:20210407134347j:plain七分咲きと言いつつも 一方では桜の花の絨毯ができていました
仁和寺での桜を見た後 気分は次の句のどちらでしょう?
願わくば花の下にて春死なん その如月の望月のころ  (西行法師)
世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし(在原業平

さあ約束の1時間が経ちます あわてて門前の左近に急ぎます

f:id:HATTYAN0234:20210407134709j:plain食前酒の「澪」で乾杯

f:id:HATTYAN0234:20210407134821j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407134841j:plain

テーブルに置いてあった「御献立」メニューとにらめっこしながら
一品目:ホタテとうるい 甘夏ドレッシング
二品目:蕗青煮 近江牛ローストビーフ 蛍烏賊酢味噌?
    一番右って何?ホタルイカは?と妻がザワザワ

f:id:HATTYAN0234:20210407135558j:plain

三品目:ホワイトアスパラポタージュ あれ蛍烏賊無いんだ
    とここで配膳の女性に質問 二品目のお皿に蛍烏賊無かった?
    その女性 チーフらしい女性に訴え さらにシェフに伝わり

f:id:HATTYAN0234:20210407135920j:plainぷくぷくしたおなかの蛍烏賊が供されました シェフのお詫び付きです

すごいねえ大阪人は 東京人は黙って食べ終わるだけなのに 主張する
のはさすが 妻の本領発揮でした

f:id:HATTYAN0234:20210407140317j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407140337j:plain

四品目:天然鯛 本鮪 ツバス 造り合わせ
五品目:鯛ワイン蒸し デュクレレ風

f:id:HATTYAN0234:20210407140819j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407140849j:plain

六品目:新筍 小菊南瓜 京湯葉 焚き合わせ
七品目:天然鯛昆布〆寿司 これが絶品美味しくておいしくて 赤出汁付

f:id:HATTYAN0234:20210407141251j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407141307j:plain

八品目:ピスタチオムース 抹茶わらび餅 
文化財の中で暮らしている京都 配膳されるうつわ 骨董がすごいです
もう大満足で左近をあとにしました チーフの女性がとても美人でした

京懐石にフランス料理を組み込んだ和洋折衷料理
    春 桜の花のようにはんなりと
    夏 涼味ここちよく
    秋 名木紅葉のごとくあざやかに
    冬 寒暖をいとおしむよう

    左近のお料理で四季を感じていただき 
         楽しいひとときをお過ごしください

    本日は さくらコース4,500円+ドリンクでした
    また是非行ってみたいと思わせる料理で 夫婦ともにガッテン!

 
仁和寺前からバスで西大路御池に そして地下鉄東西線で蹴上に行きます

この日は早朝から🚌🚌🚌でしたが 全部乗継が超スムースで素晴らしい
土天井町からバス6 千本北大路でバス204 北野天満宮からバス50
立命館大学前からM1往復 再度立命館大学前からバス59 龍安寺から
バス59 最後に仁和寺前からバス26 「バスはまだか!」は無しです

本日の宿泊は 南禅寺の宿坊「南禅会館」です 夕食は隣の「順正」です

f:id:HATTYAN0234:20210407142800j:plain昨秋に引き続き南禅寺山門に参上
昨秋は紅葉がほぼ散ってしまったあと 今回は桜がほぼ散ったあと
南禅寺さんには縁が無いということで
宿坊でもらった参拝券(三門の上 方丈庭園 南禅院)で見学し お風呂
に入って夕食そして二条城のライトアップ見学と続きます ビッシリです

f:id:HATTYAN0234:20210407143558j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407143617j:plain

二人とも杖を突きながら 階段を上がります
京都で唯一上ることができる三門の上層です

f:id:HATTYAN0234:20210407143730j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210407143813j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210407143752j:plain桜もポチポチ見られます
本日は 十分桜見物できたのでいいのです

f:id:HATTYAN0234:20210407144102j:plainまだまだ急な階段でも上り下りできるんだと証明され それで十分

f:id:HATTYAN0234:20210407144238j:plain法堂は入れませんが 隙間から手を伸ばして天井の龍を捕らえました

f:id:HATTYAN0234:20210407144431j:plain方丈の茶室らしき部屋から庭園の滝が見えます

f:id:HATTYAN0234:20210407144606j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210407144642j:plain小堀遠州作と伝えられる「虎の児渡し」の庭

f:id:HATTYAN0234:20210407145025j:plain方丈には狩野派の一代置きの天才絵師ー元信・永徳・探幽の襖絵があるが
やはり大傑作は 狩野探幽「水呑みの虎」でしょう(別の雑誌より転載)

f:id:HATTYAN0234:20210407145914j:plain京都五山の順位が見られます 南禅寺は五山の上なのです
一位から五位まで決まっているんだ でも順番にちょっと不満

f:id:HATTYAN0234:20210407150136j:plain本坊入口です
残る南禅院を見て 水路閣の上に上って 南禅会館に戻ります

f:id:HATTYAN0234:20210407150355j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407150412j:plain

えっ!本日南禅会館宿泊者は我々二人だけですと
貸切なのでお風呂も貸切 希望時間に入れますと 食事前の17:00に

f:id:HATTYAN0234:20210407150656j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407150716j:plain

湯豆腐で有名な「順正」です 宿泊料金に含まれています

f:id:HATTYAN0234:20210407150846j:plain南禅院の庭よりはるかに手が入った庭園(パンフレットより)

f:id:HATTYAN0234:20210407151121j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407151138j:plain

妻が「これだけかしら?」と
湯豆腐はさすが 木綿なのに絹の様な食感でした

f:id:HATTYAN0234:20210407151246j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407151258j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407151320j:plain

まあまあ そろいましたね
食後配膳係りの人に聞きました 「南禅寺を介して申し込むのと一般で
入るのとで どこか違いはありますか?」「湯葉が付くか否かです」と
本日の食事 朝パン 昼◎ 夕△といった感じ

f:id:HATTYAN0234:20210407185835j:plain時間は19:07 もうすっかり真っ暗です 二条城へ向かいます

f:id:HATTYAN0234:20210407151656j:plain二条城のライトアップ演出は 上のネイキッドフラワーズです

1人1,800円も取るのだからさぞや すごいプロジェクション・
マッピングが見られるのだろうと期待大でしたが 全くの的外れでした

f:id:HATTYAN0234:20210407152239j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210407152305j:plain 私のカメラでは(フラッシュ無しで)これが限度です

f:id:HATTYAN0234:20210407193348j:plain  
    入場の際ブースに手を入れると除菌水が噴霧され消毒OKとなり 
スマホに映像も撮れるアイデアはすごい(でも妻のスマホではボケーッ)

f:id:HATTYAN0234:20210407193412j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210407152411j:plain上の様にこんなに綺麗に撮れるカメラがほしいものです 下が私の分です

f:id:HATTYAN0234:20210407193430j:plain 
       これほどの撮影は不可能

f:id:HATTYAN0234:20210407152429j:plain私のカメラの実力です
そういえば妻が嘆いていました 傍で撮影しているおばあちゃんのスマホ
ではクッキリスッキリ 自分のはボーッと心霊写真それでイヤになったと

唐門もお堀の塀も 2分ぐらいで終わるので何が言いたいのか?不明

f:id:HATTYAN0234:20210407152920j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210407152935j:plain

 

f:id:HATTYAN0234:20210407201055j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210407201124j:plain下の二枚は 当然私の分ではありません
城壁とお堀に写り込んだ映像が無理でした

 今日一日のラストが 来なければよかったの後悔で 帰路につきました

気分直しで「京都のお嬢さんはどこに住んでいる?」の調査から
京都は土地の選好性が高い 土地の「格」が明確で地価に反映している
平成16年地価 ①下鴨東梅ノ木町20   327千円/㎡ デルタ
        ②勘解油小路町156   318千円/㎡ 御所西
        ③岡崎円勝寺町91-48 314千円/㎡ 白川
        ④下鴨萩ヶ垣内町6    312千円/㎡ 白川
        ⑤小山下花ノ木町23   311千円/㎡ 紫野

人気の地区は下鴨 洛北の北白川 洛西の衣笠 伏見の深草が中心である
御土居の外側の農村地帯に 昭和一桁時点 土地区画整理都市計画ができ
開発された地区 北白川は銀閣寺と詩仙堂の中間 衣笠は金閣寺天竜
のきぬかけの路 両方とも観光してみて風光明媚 お嬢様が住んでいそう
そこは 市内中心部の室町通姉小路通にどんどんと建つマンションとは
対照的ですね

京都のお嬢様って極めてプライドが高く ブランド志向 土地・家柄への
こだわりが強く その結果「20代女性未婚率78% 日本1」なのです
転勤族の男性はイヤ 実家から通う傾向が強いようで 土地を離れるのは
好きではないご様子

おまけに 「京都日本一」を列挙してみます       

牛肉消費量日本一 但馬牛 近江牛 松阪牛などが近いからでしょうか
パン消費量日本一 バターの消費額 牛乳の購入量も一位 そしてパン屋
         店舗数も二位
コーヒー購入金額日本一 新しもん好き きれいな水 喫茶店文化の影響
エンゲル係数日本一25・6% 観光都市であり物価がアップ それから
         京野菜が人気となると金額が跳ね上がるようです

食事以外では「年間猛暑日日数15・4日で日本一」
昔から清少納言も詠っている「冬はいみじう寒き 夏は世に知らず暑さ」
我々も昨年夏の「油照り」を十分経験しました

 

 






























 

 
































 


















 









 













 

 

 













 







 


















 




















   

2021年 京都の桜をサイクリングで巡る4日間②

f:id:HATTYAN0234:20210406052351j:plain修学院離宮浴龍池は 江戸時代初期 後水尾上皇によって造営されました
渓流をせき止め作られた巨大な人工池 大自然を背景とした規模がすごい
中央の立石に綱をかけて舟を係留した船着き場で 腰を低くしてみるべし

<第二日目 晴れ サイクリング2日目>

北山通川端通~(北泉通)~白川通曼殊院道~修学院道~川端通
北大路通~半木の道~大田神社上賀茂神社

f:id:HATTYAN0234:20210406053423j:plain7:30ホテルでの朝食は一番乗り 相変わらず美味しい
昨日2回 今朝も1回温泉につかり 体調万全で本日は洛北サイクリング

f:id:HATTYAN0234:20210406053831j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406053900j:plain

ロビーからの景色 向こうの山は 花札の景色とか? 武者人形と馬
妻は午年 まだまだ元気でいてください 膝も足も故障続きですが・・・

f:id:HATTYAN0234:20210406054430j:plainホテルロビーでの続き

f:id:HATTYAN0234:20210406054556j:plainホテル前の桜 今日も桜 桜 桜になりそうです

8:28ホテル前の土天井町バス停から北大路バスターミナルへ そして
地下鉄烏丸線で一駅 北山駅に到着 駅前の「るぽるぽレンタサイクル」
昨日に続いてのるぽるぽ店利用です 京都市営ですので 一日千円です
ただし電動では無く 変速3段ギア付き 9:00サイクリングスタート

最初の目的地は曼殊院 昨秋詩仙堂圓光寺まで行きながら寄れなかった
ため 今回次の修学院離宮にくっつけての参拝です
北山駅前から松ヶ崎駅経由 信号7つで高野川・・・と数えながら 本来
白川通まで進むべきを あまりにも桜が綺麗な川端通に吸い寄せられ右折
途中で気付き 内心しまった!です 後戻りはイヤなので 出光ガソリン
スタンドに駆け込み 白川通への道を聞きます 「次の信号左折し直進」
と聞きほっ! 何も知らない妻は ただついてくるだけです
(後で調べたら この北泉通で良かった この道以外ではクニャクニャと
曲がって 時間ロス大であったろう)
白川通に到着 目印のシェル無人スタンドを見つけ 何とか曼殊院道まで
の狭い道に入った ここからが坂道の連続で ほぼ自転車を押しながらの
道行です 途中近所の人が電動自転車で通り過ぎます あああ~です

f:id:HATTYAN0234:20210406061455j:plain曼殊院手前の 武田薬品薬用植物園です 綺麗な研究施設のようでした 

f:id:HATTYAN0234:20210406061754j:plain9:45曼殊院門跡の勅使門に到着 予定より15分遅れでした
門の両側の塀に残る五本の白い筋は 寺院の格式を今に伝えている・・・
事前勉強で知ってはいましたが ここに至る坂道を自転車を押しながらで
もう頭の中は真っ白 よくまあこの門だけは写しておけたという感じです
妻は まだ坂の下でため息まじりに自転車と格闘しています さあ頑張れ

f:id:HATTYAN0234:20210406062123j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210406062106j:plain

流石の小堀遠州作庭の庭園 とても手入れが行き届いています
曼殊院の門跡は良尚法親王 八条宮智仁の息子であるため桂離宮のミニ版
と呼ばれることもあります

f:id:HATTYAN0234:20210406062300j:plain秋の紅葉が似合う庭園なんだろうなと感じました
何気なく写り込んだ 樹齢400年の五葉松の根元にある曼殊院型石灯籠 
公家風で雅とか有名だそうです  庭におりて庭園内散策もできるとか?
参考 石灯籠の名工に聴く
   石燈籠は 北白川(北は一乗寺 南は銀閣寺)で採掘された花崗岩
   の新しい石材を3年かけて「味をつける」ことで 庭園に置いた際
   映えるようにする 北白川の地は「石にいい苔が付く」ため 山に
   運び上げるそうです 
   川があって霧が発生し 寒くなったら霜が付く いい苔が乗ると
   いい苔を「錆」とも「汗をかく」ともいい 毎朝水を打つとのこと
   明治の終わり 京都が風致地区のため採掘禁止となり 岡山県の北
   木島地区まで採掘に行くそうです 
   京都はもうダメ いやそうではありません 地下鉄工事などで地面
   掘り返しがあると古い石材が現われる チャンス到来!なのですと
   北白川が高級住宅地となった今も 名工は存続 せっせと山の上に
   石灯籠を4~50基ジャッキで運び 川べりには蹲踞を並べている

f:id:HATTYAN0234:20210406062429j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406062444j:plain

妻が関心を示していた 釘隠しと引き手 錺(かざり)金具の名品らしい

f:id:HATTYAN0234:20210406062714j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210406062752j:plain朝一番 誰もいない京都の庭園なんて 滅多に経験できません
室内は撮影禁止というので 専ら庭園に目がいっていましたが 実は室内
襖絵は狩野永徳 障壁画は探幽といろいろあったようで 入口でもらった
寺院説明書は その場で見るべきですね すぐしまってしまいましたから
三不動の一つ 黄不動があったらしい(実物は京都国立博物館
本日公開されてはいませんが「曼殊院の八窓軒」といえば京都三名席の
一つ あとは南禅寺金地院 大徳寺弧蓬庵の忘せん席 すべて小堀遠州
参考 障子の名工に聴く
   障子と言うのは桟(さん)がある 普通はこの桟の上で紙を継ぐが
   そうすると表からは継目が見えない けれども 「席障子(茶席の
   障子)」では桟と桟の中間 途中で紙を切ってわざと継目を見せる
   美濃紙というのは手漉きだから 昔はそう大きな紙を漉けなかった
   隅から隅まで横幅一枚で貼れるような長い紙が無かった そこで
   「石垣張り」という体裁で規則的に継いでいくことにしたのです
   今後 茶席を見る際は 是非この障子の継目に注目してみましょう

f:id:HATTYAN0234:20210406063012j:plain心静かな時間でした
いや実は 出口付近に 有名な幽霊画がかかっていたらしいのです
カメラに収めると霊が乗り移る 夏でも背筋が凍るとの旅行者評ぞくぞく

f:id:HATTYAN0234:20210406063121j:plain駐車場も静かです 次の修学院離宮まで自転車で12分です
途中で音羽川を渡りますが 渡った橋の少し先にかかる雲母橋は 比叡山
への登山口 親鸞聖人が修行中 延暦寺から街中の六角堂まで往復した際
通ったことを示す石碑が立っていると
修行僧の千日回峰のコースになっているようです 阿闍梨様が通る!
その現場に遭遇した方は 自然と地面に膝まづいて拝むそうです

f:id:HATTYAN0234:20210406124931j:plain見学は11:00の回 上は待合室にあった離宮全体図
田んぼが広がっていますが これは昭和39年上・中・下の各離宮の間に
展開する8万㎡に及ぶ水田畑地を買い上げて付属農地とし景観保持させた

f:id:HATTYAN0234:20210406125831j:plain離宮からスタート 案内人が「ここ仙洞御所は・・・」と始めました
あわてて 昨日まで仙洞御所の案内をしていましたのでと言い訳です
上は こけら葺きの屋根と花菱紋の透かし彫りが施してある板戸の御幸門

f:id:HATTYAN0234:20210406130147j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406130206j:plain

山麓に広がる離宮ゆえ上と下の離宮の標高差は40m近くあり すぐ上り
になります

f:id:HATTYAN0234:20210406130524j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406130540j:plain

池があってまた上り

f:id:HATTYAN0234:20210406130727j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406130757j:plain

桂離宮は部屋の内部を見れなかったが ここは全面開放 さあどうぞ!
見上げると樋が青竹 修復後本日4月1日が初お披露目だそうです

f:id:HATTYAN0234:20210406131227j:plain大小の滝に加え水流の早い小川もあり どこにいても絶えず水の音を聴く
ことができる

f:id:HATTYAN0234:20210406131448j:plain さすが洛北 田んぼの向こうに比叡の霊峰から東山・北山の山並みが

f:id:HATTYAN0234:20210406131708j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406131733j:plain

昔は畦道に過ぎなかった松並木から眺める風景もまた素晴らしい
少し説明がありましたが 周辺は天皇の領地で 農家に安く貸し出されて
いるとのこと ここの田畑もそうなのでしょうか?

f:id:HATTYAN0234:20210406131948j:plainこれから中離宮に入ります

f:id:HATTYAN0234:20210406132138j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406132200j:plain

また階段 また池 今回の参加者は11名です 定員です

f:id:HATTYAN0234:20210406132409j:plain

また門をくぐります まるで迷路です

f:id:HATTYAN0234:20210406132601j:plain客殿 随所にみられる飾り金具に葵の紋が配されており 徳川家から嫁い
東福門院(和子)の背後にひかえる幕府の権勢が示されているようです

f:id:HATTYAN0234:20210406132735j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406132905j:plain

飾り棚は互い違いに配され 大小五枚の棚板がいかにも霞がたなびいてい
るように見えることから霞棚と呼ばれ 桂離宮の桂棚 三宝院の醍醐棚と
共に天下の三棚と称されている
右は 作者不詳なるも鯉の絵の網だけは円山応挙の筆と伝えられている

f:id:HATTYAN0234:20210406133055j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406133036j:plain

この離宮の結界は上のような石 

f:id:HATTYAN0234:20210406133259j:plain何だか秘密の場所めいていて 上には進めずです

f:id:HATTYAN0234:20210406133529j:plain額の字が「楽只軒」と読み取れます 
手前の間の襖絵は吉野山の桜 奥は龍田川の紅葉 狩野探信(探幽の子)

f:id:HATTYAN0234:20210406133628j:plain瓦はやはり菊のご紋

f:id:HATTYAN0234:20210406133750j:plain中の離宮から出てきました(戻りました)

f:id:HATTYAN0234:20210406133926j:plain最後の上離宮に向かいます

f:id:HATTYAN0234:20210406134128j:plain桜と菜の花(写真左隅)

f:id:HATTYAN0234:20210406134246j:plain山の頂上からの眺め 浴龍池です

f:id:HATTYAN0234:20210406134429j:plainいい天気ですね~

f:id:HATTYAN0234:20210406134524j:plain頂上の茶屋 隣雲亭 床も棚も無く一切の装飾を拒んで自然に立ち向かう
眼下に浴龍池が展開し 洛北の山々 ずっと左手に洛中の街並み その向
こうに西山の峰々が望まれる 天下の眺望ここに極まれり 後水尾上皇
心意気を見る思いである

f:id:HATTYAN0234:20210406203112j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210406134624j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406134647j:plain

下りになりました

f:id:HATTYAN0234:20210406134830j:plain江戸時代に京都所司代から献上された千歳橋 中国風です

f:id:HATTYAN0234:20210406135217j:plain楓橋を渡り

f:id:HATTYAN0234:20210406135347j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406135404j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406135704j:plain

窮遂亭 創建当時の建物で現存する唯一のもの

f:id:HATTYAN0234:20210406140059j:plainもう一度桜と菜の花で 見学おしまい 正味1時間でした

出口で 我々見学者一行の後からついてくる人に聞いてみました
先頭に立つ案内ガイドさんは 転勤があるようですが・・・・と向けると
「我々は皇宮護衛官ですと身分証明書を見せてくれました 宮内省側の人
とは違いますが 転勤はあります 皇居・赤坂離宮那須葉山御用邸
京都では御所・大宮仙洞御所・桂離宮・ここ・奈良の正倉院などですが
2~3年ごとに移動します」と
皇宮警備が主な業務で国家公務員なのです(参考:警察官は地方公務員)
立ち仕事が多く 常に緊張し姿勢もきちんと保つ必要があり 退職する人
も多いようです

修学院離宮を後にし 我々二人自転車で あとの方は徒歩で修学院駅
追い抜きつつ 気持ちが良かった(だって我々往きは坂道を自転車を押し
て上ったんだから・・・)
修学院道を走り抜け 13:00昼食を予約している「北山モノリス」に

f:id:HATTYAN0234:20210406173932j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406174000j:plain

ここは結婚式場です レストランだけでも予約OKなのです

f:id:HATTYAN0234:20210406174217j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406174245j:plain

庭園に桜がありません 3年前の台風で根こそぎ倒れたとのことです

f:id:HATTYAN0234:20210406174449j:plainおしゃれなランチ

f:id:HATTYAN0234:20210406174623j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406174605j:plain

レストランは披露宴会場でもあります 庭園では挙式前の写真撮影が

f:id:HATTYAN0234:20210406174812j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406174834j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406174850j:plain

ゆっくり運ばれる料理 普段ならまだしも 旅行中は全部一度に出して!

サイクリング再開 行程は川端通を南下し北大路通に出て 西の鴨川まで
一直線 途中気が向けば 妻の義弟の母校 京都府立大校舎に入って・・
参考 北山通  東は白川道から西は千本通佛教大学前に至る5・2km
        昭和30年代以降 都市計画道路として建設されるまで
        田んぼが多く 夜は真っ暗で 蛙の合掌がうるさかった
   北大路通 東は白川道から西は西大路通に至る5・5km
        大正末期から昭和初期にかけて市街地の外郭道路として
        建設されるまでは 道の影も形も無かった 大正13年
        現京都府立植物園が開園したことから急速に伸長した
   川端通  北は馬橋東詰から南は塩小路に至る鴨川・高野川東畔の
        通り7・2km

f:id:HATTYAN0234:20210406175636j:plain今朝少し走った川端通の桜の下 歩道ですが走ります 川端通の車道は
交通量が多く 道幅も狭く恐怖です(サイクリング店の方も危ないと)
きれいな桜道がずーっと続きます 素晴らしいコースでした

北大路通に入ると 歩道に自転車専用ゾーンがつくられていて超安心です
スイスイ進んで 北大路橋から北山橋までの「半木の道」800mです

f:id:HATTYAN0234:20210406180511j:plainどうですか 満開です 枝垂桜のトンネルです 嬉しいの一言です

f:id:HATTYAN0234:20210406180705j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210406180717j:plainあまりにも素晴らしいので3連発で載せました
本来まだ五分咲の筈 今年の開花は例年より10日から2週間早いそう
で ラッキーこの上なし やはり日ごろの行いがいいからでしょうか?

f:id:HATTYAN0234:20210406181202j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210406181226j:plainちゃんと下には自転車道もあるのです 

f:id:HATTYAN0234:20210406181421j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406181451j:plain

ここが終点 いやこちらから入る人もいるので分かりません

次は上賀茂神社そして京都府立植物園の予定
上賀茂神社へは大田神社経由社家町を見ながら入ります

f:id:HATTYAN0234:20210406182648j:plain

大田神社です 天岩戸の前で舞った「天鈿女命」を祀り舞踊などの芸事と
長寿にご利益がある また境内の大田の沢には カキツバタの野生群落が
あり すでに平安時代には知られ歌に詠まれている 国の天然記念物です

f:id:HATTYAN0234:20210406184845j:plain          尾形光琳の杜若図のモチーフになったと

f:id:HATTYAN0234:20210406185123j:plain 鴨が二羽泳いでいたと

f:id:HATTYAN0234:20210406185212j:plain社家町を流れる明神川 社家とは上賀茂神社に仕えた神官の家のこと
各家では川の水を引き込んで邸内に流して清め 再び川へ戻す工夫が
なされている 川には家ごとに橋が架けられ 風情ある景観を生んでいる

f:id:HATTYAN0234:20210406190145j:plainもう満開? 御所桜

f:id:HATTYAN0234:20210406190416j:plainこれが斎王桜です 紅枝垂桜 満開はまだなのかなあ?

f:id:HATTYAN0234:20210406190547j:plain何だか綿飴みたい

f:id:HATTYAN0234:20210406190749j:plain神馬舎で 皿の上ににんじんを置き 馬に食べさせようとするも 皿ごと
落されてしまい ショックの妻でした

f:id:HATTYAN0234:20210406191103j:plain二の鳥居
そもそも上賀茂神社は 源頼朝を始めとして 信長・秀吉なども参詣し
所領を寄進している 特に徳川家康は 家紋の三ツ葉葵が神紋の二葉葵
を基にしていることから信仰が厚かったと

f:id:HATTYAN0234:20210406191446j:plain有名な立砂 均整の取れた円錐形の一対の立砂は神代の代に神様が天から
降り立ったとされる神山を模したもの 神様が宿る依代よりしろとされる

頂にはそれぞれ3本と2本の松葉が立てられ 陰と陽を表し 奇数と偶数
を合わせることで神様の出現を願う意味があるそうです

f:id:HATTYAN0234:20210406192824j:plainこんな宣伝ポスターが 境内には何組かの挙式前の写真撮影隊が

f:id:HATTYAN0234:20210406193020j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406193100j:plain

楼門前の両側の桜 もうお仕舞?

f:id:HATTYAN0234:20210406193413j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406193429j:plain

名物の「願い石」コロナでありエアータッチで願いを
お願いもしたことだし 計画の植物園はカットしてホテルに戻ります

f:id:HATTYAN0234:20210406193730j:plain地下鉄に乗ってハッと気づきました 北山駅で明日の朝食用のパンを購入
するんだった 北山ー北大路間を往復してトコハベーカリーに
この店 以前淡交社の本で紹介され 記憶に留めておいた店 女性二人で
営業しています トコハとは「常葉」の意味だそうです 6品購入です

一つ忘れていました 折角北山駅そして次の松ヶ崎駅まで行ったのだから
その次の駅 国際会館駅に行き 国立京都国際会館のイベント会場を見て
みたかった ここが日本のノーベル賞である「京都賞」表彰会場なのです

京都賞は 稲盛和夫さんが私財200億円を投じて 稲盛財団を設立した
ことで生まれた 先端技術 基礎科学 思想・芸術の3部門で人間の役に
立った人を表彰するのです 第一回は1985年です
受賞者にはイサム・ノグチ アンジェイ・ワイダ 黒澤明 安藤忠雄 
三宅一生 坂東玉三郎 山中伸弥 本庶佑他大勢の外国人がいますが
すごいのは京都賞受賞後に 何と8人ものノーベル賞受賞者がいると
いうことです まさに「ノーベル賞の先行指標」になっているのです

稲盛さんが言っています「最高に格好いい金の使い方」こんなことが
できる日本人がいるのです 賞金は受賞者一人1億円なのです!!
日本中に稲盛ファンが大勢いること 頷けますね 見事な人生ですね

後日山中伸弥さんが 稲森さんの助け無くして今の自分はなかったと
研究中資金難で困り果てて もうやめようかという時 若手に対する
支援金ということで百万円をいただけた これで研究が続けられたと
今は京都賞の理事・選考委員であり 式には必ず出ていますとのこと

f:id:HATTYAN0234:20210406194427j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406194451j:plain

本日の夕食は ホテル近くショーザンの「わかどり」です
妻曰く 鷹峯では人気ナンバーワン 次がむろい そしてボルドーとか
むろいやボルドーを抜くなんて こりゃ行かない訳に行きません

f:id:HATTYAN0234:20210406194827j:plainメニューがこれ 普通 一皿ずつ丁寧に説明してくれるでしょうに 無し
良く分からず食べ進みます 本日は5,000円コースです

f:id:HATTYAN0234:20210406195038j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406195104j:plain

わかどり特製のスープ お鍋は美味しそう 季節の炊き合わせなのかな
お造り五種盛り合わせの写真撮影を失念しました

f:id:HATTYAN0234:20210406195409j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406195425j:plain

鶏の唐揚げと酢の物一皿 蛍烏賊がプックラで見た目からして美味しそう

f:id:HATTYAN0234:20210406195640j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210406195652j:plain

焼き鳥三種と天ぷら茶漬け と香の物
メニューの順番と違う配膳で 何を食べたかの印象薄い 少々コスパ低し
本日は 朝食◎ 昼食〇 夕食は△といったところでしょうか

おまけ 千日回峰と大阿闍梨

今回旅行初日に「行者橋」本日曼殊院から修学院離宮に行く途中の音羽
となると どうしても千日回峰について調べてみたくなります
「千日回峰」は比叡山内で行われる天台宗の回峰行の一つで 満行者は
「北嶺大先達大行満大阿闍梨」と呼ばれる
実際歩くのは975日 「悟りを得るためではなく 悟りに近づくために
やらせてもらっている」ことを理解するための行なのである
7年間にわたって行う 
1~3年目は年に100日 4~5年目は年に200日行う
無動寺で勤行のあと 深夜2時に出発 真言を唱えながら約30kmを
平均6時間で巡拝する 途中で行を続けられなくなったときは自害する
そのための「死出紐」と短剣 埋葬料10万円を常時携行するそうです
未開の蓮華の葉をかたどった笠をかぶり 白装束草履履きで行う

<堂入り>
5年700日を満行すると 最も過酷とされる「堂入り」が行われる
入堂前には 行者は生き葬式を行い 無動寺明王堂で足かけ9日間(
実質7日半)にわたる断食・断水・断眠・断臥の「四無行」に入る
堂の中では不動明王真言を唱え続け 堂入りを満了(堂下り)すると
行者は生身の不動明王とも言われる 阿闍梨となり 信者たちの合掌で
迎えられる
これを機に 行者は自分の為の自利行から 衆生救済の利他行に入る
6年目には これまでの行程に京都の赤山禅院への往復(赤山苦行)が 
加わり 1日60kmの行程を100日続ける
7年目には200日行い 初めの100日は全行程84kmに及ぶ京都
大回りで 後半100日は比叡山中30kmの行程に戻る・・・・・

大峯千日回峰行の塩沼亮潤大阿闍梨の講演から
「入堂して3日目を過ぎる位から 行者の足は紫色になり 身体からは
死臭が漂い始めます 見えるはずのない離れた所にいる人の体臭を感じ
たり 線香の灰が落ちる音も鮮明に聴こえ 灰が落ちる瞬間は スロー
モーションのように見えるほど五感が研ぎ澄まされると・・・・」

 

ここでもう一つ追加
今読んでいる「京の大工棟梁と七人の職人衆」(河出書房新社)から
<京壁と向き合う>職人の言葉にビックリさせられた
「茶席には炉が切ってありますわね そこの床下にはめ込む耐熱性の枠
で 炉壇というのがあるんです 茶釜をかけて湯を沸かすのには その
炉壇を据え付けんならんのですけど それも左官の仕事ですわ とくに
炉壇の上塗りのときは 一鏝こて 一鏝親父は息を止めて塗っていまし
た 『この上塗りを撫ぜて仕上げるときはなあ お線香の灰が落ちる音
が聞こえるほど集中せんといかんのや』と親父がよう言うてました」

修行僧の極限状態も左官の達人も同じ境地に立つのだと妙に感心したの
で追記しました 参考として「左官」って昔は泥工(でいく)と言うた
らしい 御所の仕事をするのに何や 官の位がいるらしいですわ それ
で泥工のことを左官て言うたらしい 無官では入られへんかったんです
やろ

 















































 


 

 























































 











 









2021年 京都の桜をサイクリングで巡る4日間①

f:id:HATTYAN0234:20210405115613j:plain平安神宮 南神苑の桜

<第一日目 晴れ サイクリングスタート>
白川南道~祇園巽橋~三条大橋先斗町通木屋町通川端通冷泉通
平安神宮~岡崎神社~白川~知恩院円山公園高台寺と桜が続く

昨年の夏・秋に次いでの京都です
今回の旅行のキッカケは 念願だった修学院離宮見学に当選したことから
始まりました 修学院離宮の申し込みは3か月前からで 元旦早朝5時に
パソコンの前に待機 見事4月1日午前11時の回をゲットできたのです

そして 昨年は旅行直前で予約できなかったレンタサイクルと 京都なら
ではの「宿坊での宿泊」にチャレンジしました
宿坊は随分調べました 一番人気の仁和寺南禅寺そして知恩院智積院
そして三井ガーデンプレイス浄教寺(四条烏丸) 次々予約し次々取消し
宿坊以外ではロイヤルパークホテル三条・四条も検討し予約を入れました
宿泊場所によってサイクリングする観光コースも変わるので大変でした
東山地区 洛北の修学院離宮上賀茂神社 山科地区 北野天満宮西陣
地区にほとんど決定していたところ 3月12日突然・・・・・・
会社の厚生施設である 東急ハーヴェスト京都鷹峯に2泊予約OKとなり
山科の醍醐寺を止め 原谷苑と龍安寺仁和寺に変更としました コース
が変われば 当然食事の予約も全部変更 一休のお勧めレストランで検索
これらの作業は 出発直前まで続きました
あとはサイクリングゆえの天候状況です 「京都の天候10日間」を毎日
見ること 京都の桜開花状況もチェックです 目玉である原谷苑の開花に
ついては 苑独自の「更新中」で日々チェック・・・ 何だか変なのです

京都の桜開花では 原谷苑と仁和寺の桜が一番遅いはずなのに 3月26
日で「見頃」の表示になっています どうしたことでしょう?
 
私は東京 妻は大阪からの出発で四条烏丸駅ロッカー前9:00集合です
私は自宅を早朝の4:50に出て 6:00の新幹線のぞみ1号で京都へ
8:08京都着 新幹線上りホーム10号車付近のパークコーヒーに行き
たまごサンドと野菜サンド カツサンド購入 八条口出口前の志津屋でも
カツサンドを購入 これらは本日の昼食用 どこか川べりでいただきます

f:id:HATTYAN0234:20210405131409j:plain駅前のチケット売り場で バス・地下鉄一日券900円を4枚購入
何日か前から痛めている足首をかばい 杖を突きつつ小走りで地下鉄に
(ちょうど写真に杖が写っています)

夫婦無事定刻に集合し 荷物をロッカーに突っ込みいざ出発!
本日一番初めの目的地は錦市場 各店のシャッターに張られた伊藤若冲
フィルム絵の見学 お店は大方10:00が開店で 開店前でないと絵は
見られません(本当は閉店後の「錦市場のナイトミュージアム」がいい)

f:id:HATTYAN0234:20210405132713j:plain市場への入口前です 店はほとんど開いていません それでいいのです

f:id:HATTYAN0234:20210405132901j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405132914j:plain

入口横が若冲の生家跡 青物問屋の枡屋 今はありません

f:id:HATTYAN0234:20210405133649j:plainフィルム絵 各店が希望する絵が貼られた?くじ引きかな?

f:id:HATTYAN0234:20210405134009j:plain開いていたお店で 妻はちりめん山椒を購入したようです

f:id:HATTYAN0234:20210405134434j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405134507j:plain

竹虎図 各絵が現在どこに所蔵されているかも書かれていました

f:id:HATTYAN0234:20210405134651j:plain左右だけでなく上も見ながら 800mの市場美術館 無料です

f:id:HATTYAN0234:20210405134911j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405134931j:plain

鶏以外の鶴もいいです 若冲生誕300年記念事業です

f:id:HATTYAN0234:20210405135055j:plain「あの時 諦めなかったから この今が一段と美しく見える」 

f:id:HATTYAN0234:20210405135316j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405135327j:plain

天満宮で 本日初参り(コロナのため)牛には触れず「エアー撫で」
お参りの際も 触れなくても手をかざすだけで「ジャラジャラ」と音が
出る鈴はアイデアもの 菅原道真公の知恵ですかね

ここからレンタサイクル店までは四条大橋を渡ればすぐですが 密状態が
予想され 河原町通を下り 団栗橋から花見小路通に行き 四条通を横断
しての遠回りです

f:id:HATTYAN0234:20210405140429j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405140449j:plain

鴨川沿いの桜がもう満開です

f:id:HATTYAN0234:20210405140714j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405140758j:plain

鴨川右岸そして左岸には南座と対面に菊水ビルが見えます 桜が綺麗です
菊水ビルの奥に 京都市営「るぽるぽレンタサイクル」があります

f:id:HATTYAN0234:20210405141304j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405141316j:plain

祇園花見小路通から一本西の西花見小路通 人が全く通っていません
混雑を避けて レンタサイクル店に行き いよいよサイクリングスタート

f:id:HATTYAN0234:20210405141643j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405141711j:plain

白川南道を通ります 絶対に人が写らないようカメラは空に向けています 
結婚前のプレ何とかでしょう 着物姿の男女があちこちで撮影モデルに
辰己大明神を撮影して さっさと離れます(辰己か辰巳か?)

f:id:HATTYAN0234:20210405142250j:plain鴨川沿いの川端通です 天気がいいですね 日焼けしそう
三条大橋を渡り 先斗町通を南下します 自転車をこいでいるとお年寄り
が「ここは乗り入れ禁止」と看板を指さします お詫びして押して通行

f:id:HATTYAN0234:20210405142634j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405142646j:plain

先斗町の歌舞練場の前 通りは狭く やはり自転車は押して通行が正解
そうなんです 三条通 四条通 寺町通は自転車乗り入れ禁止地区です

f:id:HATTYAN0234:20210405142935j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405142948j:plain

先斗町のシンボルです

f:id:HATTYAN0234:20210405143118j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405143152j:plain

木屋町通に入り 自転車走行していると またもおばちゃんが ダメ!
ここは通行禁止と叫びます だって皆さんスイスイ走っているのに??
押して通行 気分転換に高瀬川縁で 今朝購入のサンドイッチを食べます
川面に桜がハラハラと舞い落ちます 旅行中に葉桜のみになる勢いです

参考:先斗町通 北は三条通の一筋南から南は四条通に 四条通からは西
        石垣通が道を引き継ぎ 木屋町通に合流 全長500m
        「先斗」を「ぽんと」と呼ぶのはポルトガル語のポント
        (先の意)に起因するという
   木屋町通 北は二条通から南は七条通に至る高瀬川東畔の通り
        全長2・2キロ 明治28年 日本最初の本格的市街
        電車が走った 高瀬川を道路拡幅のため1m埋め立てた
        「御免やっしゃ 御免やっしゃ 電車が来まっせ はよ
        うどいておくれやす」と先駆人の男が電車の前を走った

f:id:HATTYAN0234:20210405143613j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405143630j:plain

妻は志津屋カツサンドがお気に召した様子 パークコーヒーは負け

f:id:HATTYAN0234:20210405143858j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405143955j:plain

高瀬川開拓者 角倉了以自宅跡 一之舟入も見えます
妻は以前 対面にある角倉了以別荘跡の「がんこ二条苑」で食事したと

二条大橋を渡り 再び川端通を上がり 信号で冷泉通に東入ルです

f:id:HATTYAN0234:20210405144429j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405144448j:plain

蹴上からの琵琶湖疎水の西端です 通り沿いに行くと平安神宮に通じます

f:id:HATTYAN0234:20210405144939j:plain桜が見事 川向こうに以前食事した「六盛」が見えました

f:id:HATTYAN0234:20210405145141j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405145213j:plain

数年前に来た平安神宮 神苑は前回東半分しか回っておらず 今回は全部

f:id:HATTYAN0234:20210405145421j:plain入ってすぐの庭園 南神苑です

f:id:HATTYAN0234:20210405145507j:plain昔のチンチン電車です

f:id:HATTYAN0234:20210405145654j:plain桜の大盛です

f:id:HATTYAN0234:20210405145821j:plain

この桜が「細雪」の桜ですが 門が閉じていて入れません

f:id:HATTYAN0234:20210405150128j:plain門の脇から入りこんで撮影 さすがに正面からの撮影は無理でした

f:id:HATTYAN0234:20210405150712j:plain本来なら紅枝垂れコンサートが開かれ 夜間のライトアップが見事だと

f:id:HATTYAN0234:20210405151358j:plain今時分 市内のあちこちで見られる「アセビ(馬酔木)」 

f:id:HATTYAN0234:20210405151528j:plain泰平閣で一休み 現状では珍しい中国人の女の子がいました

f:id:HATTYAN0234:20210405151636j:plainかなりお疲れです
その場合には「ハイ アイス」これが特効薬 本家西尾八ツ橋です

f:id:HATTYAN0234:20210405151812j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405151827j:plain

そうそう自転車は ロームシアター京都の駐輪場に ここは無料です
京都は サイクリングでの観光を推奨しているのに 無料駐輪場が少なく
殆ど有料なのです 違反自転車は牽引されてしまうそうです

f:id:HATTYAN0234:20210405152028j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405152045j:plain

元気が出たようなので 東天王 岡崎神社に寄り道します
平安京遷都の際 都の四方に建てられた王城鎮護の社の一つで東方を守護
安産の神として信仰が厚く 辺りに生息の野うさぎは神様の使いとされた

f:id:HATTYAN0234:20210405152630j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405152639j:plain

境内のあちこちにウサギが・・・・

f:id:HATTYAN0234:20210405152842j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405152909j:plain

手水舎にある黒御影石のうさぎ 多産のうさぎに因んで 水をかけて
おなかをさすって祈願すると子宝に恵まれ また安産にもなるという

f:id:HATTYAN0234:20210405153344j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405153403j:plain

神宮道を南下し仁王門通に 十石船が交差して通過 2、500円也

f:id:HATTYAN0234:20210405153724j:plain川べりの桜があまりにも綺麗で もう一枚

f:id:HATTYAN0234:20210405154239j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405154222j:plain

白川の川沿いに下ると「明智光秀の塚」の道しるべが
近くのお団子屋のおばちゃんが 毎日世話しているとのことです
TV「京都ぶらり歴史探訪」で見ました そのお団子屋本日お休みでした

f:id:HATTYAN0234:20210405154515j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405154558j:plain

白川にかかる橋 少し広めですがよくまあ自転車で通れるなあ
白川といえば「白川砂」で京都の寺院・神社の庭園に使われていました
北白川上流地域から運んだ花崗岩の真砂 今は採取禁止となっています

f:id:HATTYAN0234:20210405154726j:plainこの橋(下の写真)が見たくてサイクリングコースに組み入れたのです

f:id:HATTYAN0234:20210405154858j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405154915j:plain

私もポーズさせられ写真に収まっているはず(ビクビクでした)
長さ12m 幅60㎝ 親水テラスから写すのが流行りです

f:id:HATTYAN0234:20210405155118j:plain

総本山知恩院です

f:id:HATTYAN0234:20210405155444j:plain桜がきれい

f:id:HATTYAN0234:20210405202558j:plain三門 三解脱門(空・無相・無作)の意味を持つ
高い三門の上層から 江戸幕府側が御所の動きを見張っていたとか 

f:id:HATTYAN0234:20210405155537j:plain三門の石段を(カラ元気で)登って万歳をしています
ただ 背後に見える男坂は無理だろうとここまでです

f:id:HATTYAN0234:20210405155741j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405155815j:plain

外人さんがチラホラいました 現状では珍しい光景です

f:id:HATTYAN0234:20210405160048j:plain円山公園祇園枝垂桜 もう散り始めています

f:id:HATTYAN0234:20210405160214j:plain反対側からも写します 何かスケスケ感があります

f:id:HATTYAN0234:20210405160352j:plain地面スレスレ感はいいです
円山公園の桜>
桜守の左野藤右衛門さんは 仁和寺の植木職「権藤」十六代目
左野家は当主が家督を譲った後 京都を始め全国各地を歩き桜の守をする
円山公園の桜は 初代の桜から種をとり 左野家の畑で育成し植え替えた

「桜は必ず紅葉とセットになっとる 桜の名所言うたら たいてい紅葉
の名所や 何でかというと紅葉を守るためなんや
紅葉の新芽というのは案外繊細なもんで いきなり直射日光を浴びたら
ダメになってしまう それを守ってくれるのが桜や
薄い小さい花びらやけれども ものすごい数があるさかい ふあ~っと
やさしゅうに いい按配で紅葉の新芽を守りよる
紅葉の葉っぱが だんだんしっかりしてきて もうすっかり準備ができ
たという頃合いに 桜は ぱっと一斉に散るんや・・・・

ここまで紅葉さんを守ってきたお母さん(山村美沙)も『紅葉はもう
準備ができた 大丈夫!』と思ったから安心して散ってくださったの
かも知れん」 

大好きな母を亡くした山村紅葉にかけた言葉です ステキですね
それまで周囲から どれだけ言葉をかけられてもしっくりしなかった
紅葉さんが この言葉で救われて 前向きに生きて行こうと決心した
瞬間だったそうです

これから高台寺へ向かいますが ねねの道は自転車走行禁止らしくて
下河原町通経由石畳道から急な坂道を 自転車を押して登ります

f:id:HATTYAN0234:20210405161526j:plain祇園閣が見えます 高台寺臨済宗建仁寺派)に着きました
北政所は秀吉の死後に出家した際 後陽成天皇より「高台院」という号を
賜った それに因んで高台寺と名付けられた

f:id:HATTYAN0234:20210405161715j:plain本当はあるはずだった 眺望のいいいカフェが昨年末改装のため閉店
妻のブータレが始まります

f:id:HATTYAN0234:20210405161950j:plain庭園に広がる 瓦で作った龍が見事です

f:id:HATTYAN0234:20210405162107j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405162122j:plain

龍の頭と爪

f:id:HATTYAN0234:20210405163250j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210405163328j:plain方丈室内の襖絵は ねね様四百年忌事業 撮影禁止でパンフレットを転写 
武市斉孝 桜を描き続ける女性画家 展覧会に「桜巡礼」のサブタイトル
が付けられる 上は12枚の襖絵「一日の始まり」(2020)から

本日の17時からライトアップ及びプロジェクションマッピングありと 
ただし それまで待てず 本日も退出 昨秋に続きライトアップを断念

f:id:HATTYAN0234:20210405163849j:plain霊屋 秀吉と北政所の木像を安置 須弥壇厨子 階段に施された
華麗な蒔絵は高台寺蒔絵として知られている

f:id:HATTYAN0234:20210405164126j:plainお茶席で一服 ホッと息が付けました

f:id:HATTYAN0234:20210405164242j:plain観月台は立ち入り禁止 北政所は亡き秀吉を偲びながら月を眺めたと

f:id:HATTYAN0234:20210405164342j:plain灰屋紹益が亡き吉野太夫を偲んで建てた茶屋と勘違いしてしまった時雨亭
見たかった「鬼瓦席」と「遺芳庵」は方丈の奥の奥にあったようで 残念
昨年の常照寺に続き またも太夫が出てきたのに・・・・・・・・ 

f:id:HATTYAN0234:20210405164619j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210405164636j:plain

霊山観音 1955年に第二次世界大戦死者の冥福を祈って建立された

f:id:HATTYAN0234:20210405164929j:plain境内には竹林まである

f:id:HATTYAN0234:20210405165718j:plainスロージェットコーヒーは改装中でお休みなのです 消してください
はるか彼方に京都の街並みが広がります 

ここから東山安井のバス停に出て 祇園花街に入り 自転車返却
そしてまた団栗橋から京都高島屋に行き 夕食用のお弁当を購入します
四条烏丸駅でロッカーから荷物を取り出し 鷹峯まで地下鉄とバス利用
勝手知ったる道順です
東急ハーベスト京都鷹峯に連泊です 昨年夏より広い4階のお部屋です
汗をかいているので すぐ温泉場に 京都で温泉 最高です!

 









 



























































 









































 





 










































 





 

 

 

 

 

2020年 紅葉の京都・奈良 7日間  美しい庭園巡りと美味しい食事を求めて⑦

<第7日目 11月28日(土)>瓢亭と南禅寺 そして帰京
本日最終日まで 予定した訪問個所を削りつつ 何とか消化して来ました
最終日朝食には瓢亭の朝粥を予約しました ただし別館にていただきます

f:id:HATTYAN0234:20210101103025j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101103228j:plain

瓢亭がある場所は 一昨日に訪問した無鄰菴のすぐ近くということからも
地下鉄の乗継ぎでスムース移動OK いざ無鄰菴入口に着くと 向かいの
塀が瓢亭本館のものだったと判明し ビックリしました 8:00の開始
時間には十分余裕があり 周囲を散歩して回りました

f:id:HATTYAN0234:20210101103107j:plain左上方に問題のマンション建築中 右端に瓢亭別館 すぐ近くです

やはり 例の「マンション建築反対」のビラが各戸に張られていましたが
瓢亭自体が見下ろされる場所にあり 内心きっと困っておられるでしょう

f:id:HATTYAN0234:20210101103624j:plain我々が一番乗りでした つぎつぎお客様が見え ツアーの団体客まで入館
我々の次の回9:00からの人 相当な人数が椅子で待機されていました

f:id:HATTYAN0234:20210101103839j:plainいよいよ 梅湯からスタートします

f:id:HATTYAN0234:20210101103949j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101104123j:plain

三段重ねと八寸(瓢亭玉子と季節の取肴)が運ばれます
三段重ねをはずして並べます 和え物 蒸し物 炊き合わせです

f:id:HATTYAN0234:20210101104241j:plain椀物とかゆが揃いました(本店では鮎の塩焼きも並ぶそうです)

別館は 皆さん固くならずにリラックスです 美食第八号です
瓢亭は ミシュラン京都の初年度2010年から12年連続3つ星店

f:id:HATTYAN0234:20210101104339j:plain別館の隣が本店です できたら本店のお庭を見てみたかった
何しろ 今夏W社ツアーでは 貸切でお庭に1,000匹のホタルを放ち
蛍の夕べを楽しまれたと

f:id:HATTYAN0234:20210201071529j:plain食事を終え 次いで近くにある「琵琶湖疎水記念館」に行きました
ここは珍しく入場無料であり これは是非ともとの思いから入館しました

「すべては京都の未来のために」と当時集まった人々の熱意というものを
ガイダンスシアター画面で案内してくれます 個人的に学んだのは当時の
岡崎周辺の様子を再現した模型と そこに引かれる疎水が蜘蛛の巣の様に
水路として張り巡らされていることが可視化されていたことです

f:id:HATTYAN0234:20210101104848j:plain田辺朔郎と二人の大物です
第3代京都府知事の北垣国道が大学を出たばかりの田辺を主任技師に任命
4年8か月で疎水開通 その後第2代京都市長西郷菊次郎(隆盛長男)
が京都三代事業(第二疎水で上下水道・道路拡張 ・鉄道)で引き継いだ

f:id:HATTYAN0234:20210101105116j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101105002j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101105045j:plain

いつか琵琶湖から京都までの疎水を使っての舟旅をしたいものです

f:id:HATTYAN0234:20210101105731j:plain疎水から引っ込まれた水路が南禅寺周辺に張り巡らされています

さあ 南禅寺境内に入り 水路閣を目指します ローマの水道橋を模した
もの インスタ映えすることから 特に若い女性に大人気のスポットです
皆さんモデルになったつもりで 橋脚のトンネルでポーズを取っています
妻をモデルにと近づくと 意外にもあっさりと場所を譲ってくれたのです
中国人なら絶対にしない行為 彼女らは意地でもどこうとしないですから

f:id:HATTYAN0234:20210101110250j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210101110333j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210101110424j:plainインスタ一番の名所 朝一番で来て 人が全くいないトンネルで撮りたい
’(との思いから年明け4月に 南禅寺宿坊での宿泊を予約しました)

f:id:HATTYAN0234:20210101110540j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101110702j:plain

ここらへんは流れが緩やかです

南禅寺には沢山塔頭がありますが 今回訪れたのは特別公開の金地院です
金地院といえば金地院(以心)崇伝和尚が有名で 徳川家康・秀忠・家光
の三代にわたって親任され 「黒衣の宰相」として宗教界の人事・行政を
左右し寺大名と称した 家康の死後 境内に東照宮を建立 家康の遺髪と
念持仏を奉戴した 拝殿天井の鳴き龍は狩野探幽筆 カメラ撮影困難?

f:id:HATTYAN0234:20210101111155j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101111210j:plain

堂内を写そうと 手を伸ばしますが・・・・・・・・・これが限度です

f:id:HATTYAN0234:20210101111105j:plain方丈の前に広がる鶴亀の庭園は 唯一(注)の小堀遠州作で 庭石は崇伝
への忖度で全国から集まった 長方形の大きな平面石は東照宮の遥拝石で
ある 背景の樹木は常緑樹「江戸幕府よ永遠に」との崇伝の意向が見える

注:小堀遠州は 家康に仕えた大名(作事奉行)で千利休に師事した茶人
  そして庭園デザイナー(宣教師から学んだ)で庭師与四郎との代表作
  が大徳寺本坊に展開する方丈庭園 その他遠州作と言われているのは
  仙洞御所 教林坊 圓徳院 二条城 南禅寺 青蓮院門跡 高台寺
  龍安寺など多数あり その他間接的に指導した庭園は数知れずである

f:id:HATTYAN0234:20210101111510j:plain
鶴島と亀島

f:id:HATTYAN0234:20210101111552j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101111721j:plain

金地院特別拝観料として700円を別途払い ガイド付きで国宝を巡った
長谷川等伯筆の「猿猴捉月図」は 猿が水面に映った月をつかもうとして
いる絵(結局池に落ち おぼれ死んだという)ですが 手長猿のふわふわ
の毛並みが妙にリアルなのです(猿って泳げないの?と質問 回答無し)

狩野探幽の「老松」弟の尚信が鶴を描いた襖も 肉眼で間近に鑑賞できた

f:id:HATTYAN0234:20210109143516j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210202131024j:plainこの毛並みの描き方がすごい まさに天才 私個人的には 狩野派よりも
圧倒的に長谷川等伯親子に軍配を上げます 早く智積院に行きたい!

これまた小堀遠州作「八窓席」 茶席のにじり口に外縁があるのが珍しい

f:id:HATTYAN0234:20210107155728j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210107155709j:plain

(京都三名席の一つだそうです)と女性ガイドさんの案内が上手であった
ガイドツアーには フィンランドからの男性も熱心に聞き入っていました

 本日の昼食は 駅前にあるリーガロイヤルホテル京都の展望レストランで
フレンチフルコース 予約時間が12:30で それまでに時間を作って
行きたい所が一軒 地下鉄東西線京都市役所前から歩いて5分の所にある
「平野とうふ店」すぐ近くの老舗旅館にずっと納めている豆腐等を買って
東京まで持ち帰りたいというものです

 

金地院がガイド付きになり 予想外に時間を取り もう一つの塔頭である
天授庵には行けなくなり 地下鉄蹴上駅に急ぎます 目的の駅に着いたら
足早に探します 御池通りの南側長い黒塀が 1818年創業の柊屋旅館
通りを入り 創業300年の俵屋旅館 その先に平野とうふがありました
老夫婦二人で規模を小さくした もう本日豆腐は売り切れ(でも目の前に
両旅館に届けるのであろう豆腐を器に移しています)で 名物のお揚げを
購入 聞けばお揚げの方が豆腐を作るよりも難しい 材料は生ものであり
生地を作る段階で秘密の行程が4つあるらしい 添加物を一切使わずに来
たのは京を代表する旅館や料理長に長く使ってもらっている以上 誠実に
作らなければとの思いと 二枚購入 1枚240円する大きなサイズです

f:id:HATTYAN0234:20210101112115j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101112132j:plain

今回買えなかった豆腐も一緒に

f:id:HATTYAN0234:20210106171512j:plain 
    京都駅に12:00頃到着 
    十分時間はあるなと思ったのが大失敗でした

結局 歩いて20分位かかった 場所が駅前からすごく離れていて最後に
歩道橋の上がり降りが出現して 妻のブータレ顔が目の前です 予約時間
には何とか間に合って良かったが 京都八条口からの送迎バスに乗れれば
良かったと悔やみました 

f:id:HATTYAN0234:20210101112247j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101112304j:plain

食事中に丁度一周するのです

f:id:HATTYAN0234:20210201071832j:plainリーガロイヤルの展望レストランでのフレンチのフルコース 本来は京都
最後の美食を飾るべく予約したものでしたが 現実は 昨晩の鷹峯むろい
から本日朝の「瓢亭」の朝粥 そしてこのフレンチへと続くと さすがに
もうご勘弁をというのが正直な感想 ここはラーメンかうどん 又は最後
京都駅の新幹線ホームで買える「パークコーヒー」のたまごサンドイッチ
がよかったなあ~ あまりにも盛り込み過ぎました

f:id:HATTYAN0234:20210101112503j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101112519j:plain

食前のお愉しみ

f:id:HATTYAN0234:20210101112934j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101113009j:plain

魚のリェットのサラダ仕立て 生姜とレモンのアクセント赤いサフレ添え
魚介の旨味を加えたポタージュ・ジェルミニ

f:id:HATTYAN0234:20210101113617j:plain魚のポワレ 万願寺とうがらし風味のポテト添え
シェリービネガーソース

f:id:HATTYAN0234:20210101113915j:plain

エビス香る氷結熟成豚とキャベツのブレゼのパイ包み焼き

f:id:HATTYAN0234:20210101114112j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101114153j:plain

本日のお勧めデザート コーヒーと小菓子  美食第九号です
美食尽くしで予約しまくったために 贅沢ながらもうアウトでした

                      二人で9,000円です

 京都の美食巡りと銘打って 自分なりに選択し 実際食べ歩きをしてみて
京都の食事情を考えてみたとき もしかしたら東京人は分かっていないの
では? 京都観光業界人にカモにされているのでは? と反省をしてみた

京都への観光客ラッシュと料理店の出店ラッシュによって 特に和食店
ついては ほぼすべての店が勝組らしい 他府県からの参入組 店修行の
早期仕上げで 観光客の食欲を賄うのが先決と 需給関係上提供する側が
圧倒的に優位である
これは 口コミ上ちょっとでも評判のいい店に予約を入れる困難さからも
はっきりします 今回も旅行を決めて 京都の最高混雑シーズンだからと
二か月前から予約を始めて 希望日を複数提示 時間も予算も ある意味
店任せ やっとの思いで カウンター席は一杯 20:00奥のテーブル
席8,000円でならと 言われっぱなしで 入れてあげるよという感じ

実際店に出向くと 超満員 三密お構いなし ほとんどが標準語で話して
おり 東京からの観光客だと推察される
食事をしていて 自然と聞こえてくるのは絶賛の声ばかり よほど東京の
和食は酷いのだろと思うほどに どんな料理が出て来ても感動の嵐 特に
常連とおぼしき 前に来て再度か再再度か知らぬが「いつ来てもおいしい
わねえ~」と声を高めるおばさんに至っては 静かにしてください!と心
の中で叫んでいました
料理を作っている最中 目の前に出されたとき 口に運んで 一つの料理
で三度感嘆の声を上げてくれるのだから 料理人冥利に尽きると言えます

でもこんな客ばかりになると この程度でいいんだという料理人にとって
大切な 前進への探求心というものを軽んじることになりはしないか心配
いかにも京都 といった風情を漂わせ 名店での修行経験を最大売り物に
土鍋で炊いたご飯をプレゼンすれば ほとんどの客が絶賛する・・・
美味しいと言いたくて仕方がない客がいて そのツボを押さえた料理を作
れば絶賛し そしてブログというシステムを通して 客から客へ伝わって
やがて予約の取れない店になる

f:id:HATTYAN0234:20210106170835j:plain料理の中心は 肉・魚ではなく京野菜 地産地消 健康志向と並べ立てて
これでもかと 各皿に盛り合わせて出される それも〇〇農園とか△△さ
んとこの畑から今朝届けられたという前置き付きが 今頃は人気らしい

そうなると その農園からの野菜を観光商品にする業者も出てくるらしい
従来の値段を倍にして 儲け分は農園と業者が折半する その分の支払い
それが 何もしらず手放しで喜ぶ東京人なのではないでしょうか?

<参考に地元新聞の①記事②折り込み広告から>
京野菜の名産地を訪ね 農家の話を聞き乍ら野菜の収穫体験 その近く
 にあるイタリアンレストランで昼食(通常1、150~2、950円)
 を摂って 4時間ほどでツアー終了 参加費用11,000円也
 ・・・・・記事なので広告宣伝費無し

②朝7時に京都駅集合 バスで一路鳥取へ 昼網の体験をして 地元の魚
 料理店で昼食 ウニ アワビ 岩牡蠣 甘エビが食べ放題 その後周辺
 観光をした後 観光農園で梨狩り体験 ここでもまた食べ放題 京都に
 夜8時戻る 一日ビッシリ愉しんで梨3キロの土産付 6、800円也
 ・・・・・新聞広告なので広告料込みでの値段

京の付加価値がいかに高いものであるか実感できるのではないでしょうか
TV「美の壺」で京野菜特集がありました
いわゆる「京野菜」は ほとんどが京都原産ではありません えっ!です
紹介の野菜は 先ず安楽寺での 瓢箪型の鹿ヶ谷かぼちゃが津軽藩からの
種からと 次いで古文書からも「圓大者」(丸くて大きいもの)がいいと
出てくる賀茂なすが 上賀茂神社紀州藩から持ち込まれた後栽培された
最後に鷹峯とうがらし これは16世紀日本に入ってきた(どこから?)

番組だけでは 何か消化不良で「京野菜のルーツ」で検索してみました
京都は長い間日本の中心 京の都への献上品として野菜が集まってきた
これらの野菜が 京都特有の気候風土 肥沃な土地と豊かな水によって
育まれ 農家の技術で改良されたのが京野菜のはじまりということです

1958年3月 京都府が「京の伝統野菜」として京野菜の定義を定めた
1,明治以前に導入された物
2,京都府全域での生産が対象
3,たけのこを含む野菜(キノコ シダを除く)
4,栽培または保存されている品種及び絶滅した品目を含む
現存35品目 絶滅2品目の計37品目 準ずるが3品目ある

他に 公益社団法人京のふるさと産品協会が認証の「京のブランド産品」
という分類もある 1988年の 万願寺甘とうから始まり30品目ある

 

最後に 夏に続いての「そうだ 京都、行こう。」の紹介

今回訪問した観光名所の四季と 大好きなキャッチコピーをどうぞ

<2015年 盛夏>永観堂

f:id:HATTYAN0234:20210103161251j:plain
<2013年  春>退蔵院(妙心寺

f:id:HATTYAN0234:20210103163443j:plain      どの町 の、どこの桜が好きですか、
                 おや、迷っていらっしゃる、  どうぞ、ごゆっくり。

<2010年  冬>知恩院

f:id:HATTYAN0234:20210103154927j:plain    母と私は、京都に通っているうちに、笑顔が似てきたそうです。

       初夏>高桐院(大徳寺

f:id:HATTYAN0234:20210201072738j:plain

<2009年 初夏>法然院

f:id:HATTYAN0234:20210208102415j:plain

生まれたばかりの季節の匂いがしました
                            「人と緑のいい関係」が、 ここにはありました。

          冬>祇園

f:id:HATTYAN0234:20210103223714j:plain    連れて来てあげたかった。母と娘が互いに思っている。

<2008年  春>八坂神社

f:id:HATTYAN0234:20210103163537j:plain    年が明けたら 初春とよんで、
           ほら、もう私達は「春」を探してる。

        春>南禅寺

f:id:HATTYAN0234:20210201072928j:plain        肩に花びらが落ちてきました、どんな大画面テレビでもできない
                   お花見でした。

       初夏>平等院

f:id:HATTYAN0234:20210103155049j:plain    私の場合、争いの歴史より京都の「花の歴史」から
                    多くを学んでいます。

<2007年  夏>妙心寺

f:id:HATTYAN0234:20210103155155j:plain    同じように驚いて、同じところでうなづいて、
             そうして、この夏、家族になっていく。

<2006年  春>円山公園

f:id:HATTYAN0234:20210103224021j:plain

   「ありがとう」桜を見上げて言ったのは 初めてな気がする。
       初夏>安楽寺

f:id:HATTYAN0234:20210103163636j:plain    「お天気良かったから、京都に来ちゃった」
               ケータイの留守電から 妻の声がした。

       初秋>詩仙堂

f:id:HATTYAN0234:20210103155311j:plain    そんなに急いで 紅葉の秋に来られちゃ、ツマンナイ。

<2005年 初秋>銀閣

f:id:HATTYAN0234:20210103161048j:plain    散歩のついでにでも、気軽に お立ち寄り下さい。足利義政
<2003年  夏>平等院

f:id:HATTYAN0234:20210201073113j:plain    
    過ごす場所を選ぶだけで、人はそうとう幸せになれるもんだ。

<2001年 初夏>南禅寺

f:id:HATTYAN0234:20210201073214j:plain        
     きょう一日 緑に囲まれて 暮らした気分です。
                  自分の別荘でもないのにね。

       冬>知恩院

f:id:HATTYAN0234:20210103155434j:plain
「冬の京都の決心」、長持ちしそうな気がするなあ。

<1999年 盛秋>法然院

f:id:HATTYAN0234:20210103155521j:plain    会議室でエンエン議論、データとにらめっこの効率計算
               どうですか、いいアイデア出ましたか?

<1998年 初夏>黄梅院

f:id:HATTYAN0234:20210103155628j:plain

                       冬>八坂神社

f:id:HATTYAN0234:20210103155802j:plain    ブロードウェーのにぎやかさもいいけれど
    「祇園」で過ごす粋な時間も なかなかですよ。

<1997年  春>哲学の道

f:id:HATTYAN0234:20210103155851j:plain
       初夏>詩仙堂

f:id:HATTYAN0234:20210103224206j:plain

   「ある日突然、戦うのがイヤになりました。
          花や虫たちと、暮らすことにしました。」
        冬>知恩院

f:id:HATTYAN0234:20210201073402j:plain
<1996年 盛秋>高桐院

f:id:HATTYAN0234:20210103224258j:plain

<1995年 盛秋>南禅寺

f:id:HATTYAN0234:20210103163815j:plain    日本史と言う額縁に、一九九五年の紅葉がおさまっていました。

<1994年  春>銀閣

f:id:HATTYAN0234:20210201073546j:plain

        春>円山公園

f:id:HATTYAN0234:20210103164518j:plain    こういう時代、気合の入ったサクラが 見たいものです。

        夏>祇園(白川)

f:id:HATTYAN0234:20210103160125j:plain    変えずにきたことへの 努力に、敬意を表したいと思います。

        冬>法然院

f:id:HATTYAN0234:20210103224428j:plain
   世界に誇れるものって、こういう風景なんじゃ ないだろうか。

<1993年 盛秋>平等院

f:id:HATTYAN0234:20210208101725j:plain

人の成功、失敗、一二〇〇年分 京都は勉強になります。

 

 

 

 

 

 

2020年 紅葉の京都・奈良 7日間  美しい庭園巡りと美味しい食事を求めて⑥

<第六日目 11月27日(金)>妙心寺大徳寺~常照寺へ
京都の洛西地区にはどう行ったら一番効率がいいのか?随分検討しました
当日はバス・地下鉄の一日券を購入するので 京都駅から地下鉄とバスで
行くのが普通であるが 鉄子の妻が喜びそうなJR嵯峨野線を利用してと
決めました JRであれば10~13分位で妙心寺の最寄り駅 花園まで
行けます 多分地下鉄・バスより空いているだろうと考えたのは素人?!

 

朝の8:00過ぎ 30~33番ホームは大混雑 ギューギュー詰めです
一本を見送り ホームの先頭に立ち 次の列車に乗り込み 座れましたが
後から後からと乗ってきて山手線並み ところが次の二条駅円町駅では
続々と降ります この線 通勤・通学用列車でもあったのです

f:id:HATTYAN0234:20210101064724j:plain妙心寺南門です 境内は24時間オープン状態です

花園駅で降り 妙心寺までは徒歩で7分 朝早いので境内はガラ空きです
妙心寺の境内に入るのは本日が初めてです 何だかとても嬉しい気分です
ここは臨済宗妙心寺派の本山 全国に末寺が約3,400あり臨済宗各派
の中で最大 境内は500m四方あり 三門~仏殿~法堂~大方丈までが
一直線に並びます
参考:京都の観光寺院は どの宗教が多いのでしょう
   ダントツに臨済宗 官立寺で室町幕府の手厚い保護がありました
   建仁寺派高台寺 西芳寺相国寺派金閣寺 銀閣寺)
   大徳寺派 天竜寺派 東福寺派 南禅寺派 妙心寺派(龍安寺
   
   続いては浄土宗 平安末期に公家・武士にも広まる
   桓武天皇平安京を作ったとき 官立の東寺・西寺以外は平安京
   内部に寺を作ることを禁じたため 外側の自然景観の良い場所に
   永観堂 金戒光明寺 知恩院

f:id:HATTYAN0234:20210101064830j:plain本日の予定は 南門すぐの退蔵院と 北門近くの桂春院が目当てでしたが
紅葉名所である桂春院は 紅葉がほぼ終わりで止めました やはり妻の足
が心配で 可能な限り見学個所を絞り込むことにしたからです
(だって当初は北門からバスで仁和寺龍安寺そして寺院の西源院で湯豆
腐昼食と決めていましたが 昨晩西源院の予約をキャンセルしました)

退蔵院に行こうと考えたのは ここに足立美術館の作庭家 中根金作氏の
京都における代表作「余香苑」があるからです

f:id:HATTYAN0234:20210101064926j:plain方丈前の庭園

f:id:HATTYAN0234:20210101065019j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101070144j:plain

方丈には 国宝の瓢鯰図がありますが非公開
口の小さい瓢箪に それより大きい鯰(なまず)をどうすれば入れられる
かの問いに 各人が種々答えを書いてある・・・・禅問答の掛け軸が有名

f:id:HATTYAN0234:20210101065220j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101065127j:plain

元信の庭

f:id:HATTYAN0234:20210101065313j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101065355j:plain

寺院内にいろいろ隠れている鯰です

f:id:HATTYAN0234:20210205130804j:plain
春にはさぞや立派な枝垂桜 2013年の「そうだ 京都、行こう。」も
最後に掲載してありますので ご参照ください

f:id:HATTYAN0234:20210101071029j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101071119j:plain

庭園の続き「陰陽の庭」

f:id:HATTYAN0234:20210101071246j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101071300j:plain

何とも言えない水琴窟の音に癒されます

f:id:HATTYAN0234:20210101071509j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101071528j:plain

いよいよ昭和の小堀遠州 中根金作さんの庭「余香苑」です

f:id:HATTYAN0234:20210101072002j:plain何だか無鄰菴に似ている?

f:id:HATTYAN0234:20210101072312j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101072432j:plain

西條八十さんもお気に入り だったのでしょう

f:id:HATTYAN0234:20210205131026j:plain        
 紅葉の最盛期には 紅葉が紅生姜色になるんですね
 でもこんな色に巡り合えるのは 当寺のご住職くらいでは?


退蔵院のあと まだバスの時間までは十分ありと境内を回っていて大方丈
の受付で 法堂のガイドが10:30開始ですと言われホイホイと誘われ
ました 結果これが大正解で天井の雲竜図には本当にビックリさせられた
天井を見上げながらコーナーを回りますと 初め下を向いていた龍が最後
は天を見上げるのです 二回回り どうしてなんだろうと不思議でした

f:id:HATTYAN0234:20210101072745j:plainスタート時点
龍の眼は 円相の中心で八方にらみ 狩野探幽が8年かけて作った

f:id:HATTYAN0234:20210101073412j:plain龍は徐々に頭をもたげ 最後グッと天空を睨むのです

f:id:HATTYAN0234:20210101075750j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101075803j:plain

ガイドさんの案内で 国宝の「妙心寺鐘」と大庫裏の見学です

f:id:HATTYAN0234:20210101080412j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101080509j:plain

浴室って何? 本能寺の変直後 自刃の覚悟で本院に来たのが明智光秀
母方の叔父で当院の密宗和尚に諫められ・・・何とか自刃は思い留まった
和尚は 光秀亡き後菩提を弔うために建立し 位牌を安置した

大徳寺まではバス乗継ぎです 妙心寺前~円町経由~大徳寺前です
まさか8月に一度来て 11月に再度大徳寺に来るとは思いませんでした
実は 塔頭の中で 黄梅院と興臨院が秋の特別公開を実施しているのです
また夏に入れなかった高桐院にも行きたいし 今宮神社で重軽石の体験も
忘れていたし 門前のあぶり餅も食べてみたかった・・・とし残した反省
がいっぱいあったのです 時間を見てだが鷹峯の常照寺にも行けるかな?


バスを降りたらすぐ前に「紫野和久傳大徳寺店五」があるではないですか
時間は11:30開店したてで 運よく入店できました 事前チェックで
予約困難とあり ダメだろうと思っていた店です

f:id:HATTYAN0234:20210101081143j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101081340j:plain

昼のコースは決まっていて 二人で5,940円 季節の一品盛り合わせ
と温かい蕎麦です(なぜ一つは冷たい蕎麦にしなかったのと妻)近くの人
が選択した方のざる蕎麦に視線が泳いでいました 最後デザート付きです
美味しかったあ~と満足して  美食第六号とします
大徳寺正門から入り 黄梅院の前で突然・・・・・・・・・・・・・・

f:id:HATTYAN0234:20210101081736j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101081938j:plain

「あっ!」と妻が叫びます 「帽子が無い」と 私が今まで写した写真を
見て 確かに妙心寺まではかぶっている 和久傳を出て店の前で撮った分
には無い 和久傳に忘れたということで急遽戻ると 入口の椅子にかけて
ありました トイレに置き忘れていたのです 妻得意の忘れ物騒動でした

f:id:HATTYAN0234:20210101090050j:plain黄梅院と興臨院の共通券1,200円を購入します
各寺院で購入すると黄梅院800円 興臨院600円の計1,400円

f:id:HATTYAN0234:20210201210143j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210201210055j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210201210021j:plain破頭庭 本堂前庭(3枚ともにインターネットより転写)

先ずは黄梅院 撮影禁止です 京都のお寺で室内撮影禁止は多いが庭園も
禁止となるとガッカリです 写真が残らないとなると後で思い出せません
ご朱印が 何と1,000円 和尚様が書かれるからとのことで待ちます
出て来られ 膝に小犬を抱きながら書かれます そして読み上げて説教を
(何という坊主だと思いつつも)お礼を言って立ち去ります

f:id:HATTYAN0234:20210202143349j:plain寺院内を回り庭の池を見ますと 散紅葉でいっぱい 植木屋さんが3人で
箒で落葉を集め 池に入れていました ああもう紅葉は終わりだあと実感

廊下には あの和尚の字で沢山の額縁が飾られていますが それらを見に
来たわけではありません 紅葉の名所だから 特別公開だから来たのです

f:id:HATTYAN0234:20210101090236j:plain撮影できる入口付近の庭だけ撮影して去りました

気を取り直して興臨院

f:id:HATTYAN0234:20210101090452j:plain参道です
ここの庭園も 中根金作氏の作品です

f:id:HATTYAN0234:20210101090707j:plain本日中根さんの作庭2つ見て ますます足立美術館への夢が広がります

f:id:HATTYAN0234:20210101082621j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101082708j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101082751j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101082857j:plain

興臨院は 庭園は全て撮影可です しばらくして受付の女性が来て ここ
から外に向かって写すといいですよとアドバイス 確かに部屋のガラス板
に庭の紅葉が写り込み まるで実相院か瑠璃光院(とまではいかない)

f:id:HATTYAN0234:20210201210637j:plain
夢中で写していて 庭に出ようとする受付の女性に「邪魔!」と叫びあと
で何度もお詫びしました 折角親切に教えに来ていただけたのに・・・・

 

大徳寺を出る前に 夏入れなかった高桐院に やはり入口に竹の棒で立ち
入り禁止となっていました 前回はあきらめたが 今回は またいで侵入
有名な紅葉の参道を撮影していると どこからか「入ってはいけません」
との声がしたので すぐ退出しました 申し訳ありません

f:id:HATTYAN0234:20210101083514j:plain大徳寺から今宮神社までの道は銀杏並木で 黄色の絨毯が広がっています

f:id:HATTYAN0234:20210101091309j:plainもみじって紅葉それとも黄葉? 万葉集には秋のもみじを詠んだ歌がいく
つもあるが その多くは紅葉ではなく黄葉らしいのです

「おく山に もみじ踏み分け 啼く鹿の こゑきく時ぞ 秋はかなしき」
古今和歌集の詠み人知らずですが このもみじはどうも黄葉らしいのです

f:id:HATTYAN0234:20210101091426j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101091503j:plain

かって知ったる今宮神社 先ずは門前であぶり餅 11本で500円也を
(TVでは 檀れいさんがおいしいを連呼していましたが・・・・)

そして 今宮神社境内で 阿保賢さん(重軽石)体験 書かれてある通り
初め重かった石が 三回撫ぜて再度持ち上げると 明らかに軽くなり夫婦
でビックリ いい体験でした(夏の忘れ物でした)

f:id:HATTYAN0234:20210101091642j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101091731j:plain

時間は十分 夕食の18時まで4時間もあり 鷹峯の常照寺へ向かいます

今宮神社~佛教大学前~源光庵・常照寺までバス利用 驚いたのは乗った
バスの運転手さん 常照寺を知らないのです 毎日アナウンスを聞いてい
るだろうに 「次は源光庵・常照寺前です」というアナウンスで降ります

f:id:HATTYAN0234:20210101091906j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101091928j:plain

常照寺では 吉野太夫についてのビデオ放送があるので 見てみますと
メインは吉野太夫の花供養を中心に 当寺に吉野太夫の墓があり 灰屋
紹益との比翼塚もありますとサラッとした説明だけでした
参考:花供養は太夫の誕生月である4月に行われる

f:id:HATTYAN0234:20210101092233j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101092145j:plain

境内を巡り お墓と塚を発見しました そして受付でビデオは不十分です
と話していると奥から和尚様が出て来られ 歌舞伎の桜時雨を話していた
だけました

吉野太夫(本名松田徳子)は14歳で太夫 38歳で死亡しましたが 私
の説明 才色兼備の太夫を巡っての見受け争い 一人は後陽成天皇の皇子
もう一人が豪商灰屋紹益で 最後金の力で灰屋紹益が見受け ただし父親
が二人の結婚を許さず 勘当され 奥に駆け落ちした 
(当寺にある吉野門 太夫が見受け金1,300両全部寄進してのもの)
後日 山に出向いた紹益の父が 道に迷い ある小屋に そこにいた女性
の気配りや話し方に大変感動し 家に戻ったあと知り合いに話すと その
女性は あなたが勘当した息子の嫁だよと聞いて あわてて勘当を解くも
息子は戻らず そして太夫は亡くなったと 
和尚様の弁 最初に太夫と会ったのは本阿弥光悦で 息子を勘当した父親
にすぐ知らせたと これは歌舞伎片岡仁左衛門が得意の「桜時雨」ですと
それにしても良く勉強なさっていますねと大いに誉めていただきました

私としては自分が調べた方をより感動的と考えますがいかがでしょう?

f:id:HATTYAN0234:20210101092957j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101092754j:plain

左 吉野大夫の墓 右 比翼塚

参考:比翼塚とは 正式に結ばれることなく愛し合ったまま死んだ男女を
   一緒に葬った塚(海外で言うならばロメオとジュリエットですか)
   紹益も 井原西鶴好色一代男」のモデルとも言われた好男子です
参考:もう一点 今回訪れた吉野太夫と高桐院にお墓がある細川ガラシャ
   美人の誉れ高い女性で どちらも美人薄命38歳で亡くなりました
参考:もう一点 吉野太夫徳子 大原寂光院に眠るのは建礼門院徳子です
   徳子という名前は 悲劇のヒロイン?

参考:太夫は始め「浮舟」を名乗っていましたが 次の句が有名になって
   吉野に変えました
   「ここにさへ さぞな吉野は 花盛り」 素晴らしい句ですね!

追記:最愛の人を亡くし 嘆き悲しんだ紹益は 荼毘に付された吉野の
   骨灰を 日数をかけてだが すべて飲み尽くし歌を詠んだ
   「都をば 花なき里となしにけり 吉野の死出の山にうつして」

f:id:HATTYAN0234:20210101092427j:plain

f:id:HATTYAN0234:20210101092626j:plain
命日8月25日は「吉野忌」「吉野大夫忌」と呼ばれ 秋の季語なのです
命日が俳句の季語になるなんて 何てすごい女性だったのでしょう!

常照寺を退去し 夕食を予約してある「むろい」に向かいます
勝手知ったる鷹峯 歩いて松野醤油や東急リゾート鷹峯を過ぎ むろいを
確認し 約2時間を喫茶店で過ごします

ここから京都駅までどう帰ればいいか バス便を調べます
出発は土天井バス停 京都駅までの直通便と 北大路バスターミナルまで
バスそして地下鉄一本で京都駅までのどちらかに絞りました

f:id:HATTYAN0234:20210101093308j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101093339j:plain

18:00いよいよ「むろい」和のフルコースです

妻の先輩で よく東急リゾート鷹峯ホテルを利用される方が 強く勧める
お店で 実は我々も 8月同ホテル宿泊の際には 当店を予約したのです
ですが 当店側から「店内密ですが宜しいですか?」と言われて 当時は
まだ覚悟ができておらず 諦めた経緯があるのです
帰京して何か忘れ物がと考えたとき やはり このむろいに行かなかった
こと 実は今回の旅行も ここに再チャレンジするために計画したのです
(何かしら妻の表情に その様なニュアンスが漂っていたものですから)


入店して 店内のカウンター席は10名でいっぱいです 隣の席とは近く
アクリル板なども無く 常連らしきご夫婦が ご機嫌で大声で話されます
初めイヤでしたが 出していただく料理の素晴らしさに心奪われ お隣の
おしゃべり夫婦二組には拘わらず 黙々といただきます

f:id:HATTYAN0234:20210101093508j:plainやはり京都の料理店で 壁には愛宕山 愛宕神社の火伏札「火廼要慎」が
かかっています

カウンター席の下 足下に何と湯たんぽがあります これはウレシかった

f:id:HATTYAN0234:20210101093637j:plainこれからスタートです
料理に使われる水は 京見峠の天然水を汲みに行ったものとか
峰薫福岡煎茶の水だし 苦みと香りが何とも言えず(と第三者評)

f:id:HATTYAN0234:20210101093749j:plain干し柿です 自家製と
食事の最後のように お茶とお菓子からおもてなしが始まるのです

f:id:HATTYAN0234:20210101093905j:plainこっぺガニ どうですか? と聞かれて 一昨日えんでいただいており
夫婦で半分ずつとしていただきました (別勘定だったらしいのです)
 注:こっぺ 卵をお腹にたくさん抱かえたズワイガニのメスの呼び名
   こっぺと呼ぶのは京都丹後地方のみ わずか2か月だけの贅沢品
   写真ボケボケなので 燕えんのこっぺか 下の写真を代わりに

f:id:HATTYAN0234:20210107163417j:plain

折角の前半のハイライトでごめんなさい
次もハイライトです

f:id:HATTYAN0234:20210101094127j:plainこれカラスミです お客が全員ビックリ だってこんなの食べたこと無い
からです 軟らかいのです 硬くないのです

あとで大袋から各種を取り出し 希望者に販売 まさに窓口販売なのです
あまりに高価なので再びビックリさせられました 何段階もあるようです

f:id:HATTYAN0234:20210101094429j:plainちらっと料理長が写り込みました イケメンというより男前ですね

f:id:HATTYAN0234:20210101094626j:plainあわびが見えます 栗がおいしかった
滋賀の紅葉添えて 水晶銀杏がいい

f:id:HATTYAN0234:20210101094744j:plain

豆腐がベースだと思う クワイがあった

f:id:HATTYAN0234:20210101094858j:plain

お吸い物 きのこ類が中心 「お吸い物こそ店の命」と言われていました

f:id:HATTYAN0234:20210101094958j:plain食べても何の芋か分からずです 野菜が主役のようです

f:id:HATTYAN0234:20210101095052j:plainお刺身ですね
醤油は近くの松野醤油を使用していると 私はそこの柚子ポン酢を愛用中

f:id:HATTYAN0234:20210101095141j:plain食べた記憶がありません 何だったのでしょう
既に料理長の術中にはまり「美味しいの世界」にどっぷりつかっています

f:id:HATTYAN0234:20210101095227j:plain魚は船上活〆を使用しているそうです

さかんに質問されます お腹大丈夫ですか?まだまだ出ますから・・・・

f:id:HATTYAN0234:20210101095353j:plain肉料理 当店は佐賀牛を使用 芋も菊芋とか何とかで全部美味しい

f:id:HATTYAN0234:20210101095506j:plain鷹峯唐辛子が乗っている?

f:id:HATTYAN0234:20210101095550j:plain赤だしみそ汁が良かった 京野菜は流石のもの

f:id:HATTYAN0234:20210101095649j:plainこれがラスト 二人で33,000円でした 勿論美食第七号です
これを高いと感じるか安いと感じるか 一期一会です
2020・10・9発行のミシュラン京都2021で一つ星獲得の名店

f:id:HATTYAN0234:20210106180736j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210106180756j:plain

 料理長 室井 茂のプロフィール

栃木県出身 18歳で京都吉兆の嵐山本店
草喰なかひがし・・・ここのカウンター席スタイルを継承している?
ロンドン他のノブ
海外レストランや各大使館公邸に勤務 例カナダ オタワ大使館公邸
国内外27年間研鑽 2017年1月28日 現地にてオープンする
京見峠の湧き水を毎日汲みに行き 下処理や下味にこの水を使います
採れたての野菜を主役にする野趣と雅を取り入れたコース設定で勝負
築150年の民家にカウンターを設け 独自料理を日々提供している
先日 女優の室井 滋さんが来ていただけて 料理を喜ばれましたと 

 食事を終えて 帰る際お店から おにぎりのお土産を手渡されました
店の前にタクシーが4台待っていて 我々以外皆さんタクシーを利用
される様です 妻に御免ねと謝っておきました 雨が降っていました

バス北1で北大路バスターミナルに行きます
バス6でなくて良かった 実はこの路線8月に利用しましたが 後に
調べ 四条大宮経由京都駅なのですが 通る通りが千本通と言って昔
朱雀大路 右京衰退に伴い 都の中心が移動し西のはずれの通りに

衰退とは そこがあの世とこの世の境界線になること 千本通の名は
葬送の地であった船岡山の北西 蓮台野への道に千本の卒塔婆を立て
供養したことに由来す・・・と知り背中がゾクゾクしたからなのです

今回の旅行 夜に松原通六道の辻を通っています そして今晩雨の
中 卒塔婆通を通るのはご勘弁という思いでした(妻には内緒です)



 

 

 

 

2020年 紅葉の京都・奈良 7日間  美しい庭園巡りと美味しい食事を求めて⑤

 

f:id:HATTYAN0234:20201212151738j:plain<第五日目 11月26日(木)>無鄰菴~円山公園高台寺

本日は 朝9:00~10:00間に「南禅寺無鄰菴見学」を予約済です
南禅寺には昨日行っており 時間も分かっていると安心しているところに
「地下鉄は外が見えないので嫌い」などと急に妻が言い出しましたもので
それじゃあバス100番急行で行くかと バス1日券購入しCバス停に
南禅寺はAバス停206番ですよ」とバス案内人に言われ 急遽Aバス
停に並びます 8:02発です 何だか急に変な予感が というのは自身
数年前に このバスに乗り 渋滞のなか小一時間かかりイライラした経験
永観堂行きのバス)があることを突然思い出したからです

今度は時間的制約があるのです 南禅寺永観堂道バス停からは急いでも
10分かかり しかも無鄰菴の場所未確認なのです・・・・・・
案の定バスはチンタラチンタラ バス停ごとに停車し しかも道路は渋滞
途中下車して地下鉄東西線に乗り直そうかと何回思ったことか!
何とか8:45近い筈のバス停で降り速足で 途中何人か無鄰菴の場所を
聞きます 歩いて来た僧侶に聞きます「私は東福寺の者で分かりません」
京都在住の僧侶なら 知っていて当然だと思うのですが・・・・・
ようやく湯豆腐順正に知っていそうな人がいて 優しく教えてくれました
8:55到着 何人か並んでいてホッ! 妻も必死で歩いてくれました

予想以上に無鄰菴は良かった 庭造りが趣味という山縣有朋が考案し監督
当時無名の植木屋である小川治兵衛に指示通りに造らせたのが無鄰菴です
田舎の風景を好み 東山の借景を取り込んだ 小川が流れる景色を一から
作った 澱んだ水を嫌い 池ではなく流れる小川を庭にデザインしました
苔は面白くないからと芝生を植えた(ただもともと湿潤地で5年後苔が)
1890年完成したばかりの琵琶湖疎水が すぐ傍にあり庭にすぐ引けた

お隣に何もないと言う意味で無鄰菴 庭園内には次の碑がかかっています
「春はあけはなるる山の端の景色はさらなり 夏は川どのにすみわたる月
の涼しさ 秋は夕日のはなやかにさして紅葉のにおひたる 冬は雪をいた
だける比叡の獄の窓におちくる心地して 折々のながめいはむかたなし」

f:id:HATTYAN0234:20201212123355j:plain先ずは10分ほど簡単な説明があります 私には退屈 全部知ってます!

妻はフムフムと聞いておりました 南禅寺御用達の加藤造園さんでした
「忽然と現れる三段の滝 奥に行くに従い 里から野へ 野から山へと
山深くなる 木々も大きくなり山中の林のようです 母屋から見たとき
滝や池は見えなくしてあります」と

f:id:HATTYAN0234:20201212124048j:plainいざ散策スタートです

f:id:HATTYAN0234:20201212124149j:plain水は浅くして 水面の表情が良く分かるように工夫されています

f:id:HATTYAN0234:20201212123226j:plain

f:id:HATTYAN0234:20201212123252j:plain風景を楽しんでいると

f:id:HATTYAN0234:20201212124433j:plain左上方に巨大なクレーンが見えます すぐ近くにマンションができるそう
近隣住民こぞって反対している最中とのことです

f:id:HATTYAN0234:20201212124758j:plainこんな風景も今回が見納めか? 借景がマンションでは興ざめの極致です
でも マンションの住人は眼下に無鄰菴とは 素晴らしいですね~

f:id:HATTYAN0234:20201212124955j:plain三段の滝です

f:id:HATTYAN0234:20201212125104j:plain池に配した小石がいいですね

f:id:HATTYAN0234:20201212125217j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212125229j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212125243j:plain

茶室です 常にオープンの状態です

f:id:HATTYAN0234:20201212125412j:plainさて 洋館に着きました 有名な「無鄰菴会議」の舞台は二階にあります

f:id:HATTYAN0234:20201212125546j:plainこの部屋に 政友会総裁伊藤博文 元老山縣有朋 外務大臣小村寿太郎 
総理大臣桂太郎の四者が集まり 日露戦争いかにするか話し合ったのです
「ロシアの満州における権利は認めても 朝鮮における日本の権利だけは
ロシアに認めさせる」不調なら対露戦争辞さないと御前会議に持ち込んだ


無鄰菴の庭師から一言
樹木は剪定でも空間表現しています 建物に近いほど薄めに剪定し 遠く
なるほど徐々に濃くなるように 手前が濃いと景色が遮蔽されて 空間が
成り立ちませんと
もう一つ 無鄰菴の命である川の流れ 不要な藻が発生しないように細心
の注意を 藻は見せるべき石組みを隠してしまいます 冬は成長スピード
は落ちますが 週一回は金タワシでこすって落とします 身を切る冷たさ
ですが 庭への愛が増す瞬間ですと

f:id:HATTYAN0234:20201212153005j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212153027j:plain

最後 皆さんは別室で 庭を眺めながらお茶を 妻は正座は無理なので
特別に別室でいただきます 無鄰菴はお茶込みで1,800円でした

おまけ:第二無鄰菴(第一は山縣有朋の故郷山口の草庵)

f:id:HATTYAN0234:20210107232851j:plain京都高瀬川二条苑 角倉了以別邸だったものを改修
茶庭は小堀遠州作 後に小川治兵衛が手直ししたかどうかは不詳

f:id:HATTYAN0234:20201212153351j:plain無鄰菴を出て すぐ隣のビルに張られるヒューリックへの抗議看板です
みずほ銀行のOBとして恥ずかしい 何故に環境破壊をするのでしょう
(注:ヒューリックって元富士銀行のOBが成長させた企業なのです)

f:id:HATTYAN0234:20210207103044p:plainここから次の目標は 祇園のいづ重の箱寿司 本日10:30開店ですが
どういう交通手段があるか? バスで永観堂まで戻る? 蹴上から一駅の
東山で降りてあとは徒歩 いろいろ考えながら平安神宮の方へ歩いている
と何か知らないバスが停車中 「岡崎ループ(注)」なる順路を走るバス
で 運転手さんに聞くと 近くを通るよというので乗りました 他に乗客
はいません 車内の路線図を見ると 知恩院前が近いらしい これ大正解

注:南禅寺・疎水記念館~平安神宮知恩院~地下鉄東山駅をループです

f:id:HATTYAN0234:20201212171046j:plain

知恩院に着きました 日本最大の三門が目の前に聳えます
入ると急階段があるとは知っていたので 一人三門の額縁を写しに速足で
撮影に向かいます やはりカメラの中に急な階段が迫っていました

f:id:HATTYAN0234:20201212171338j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212171355j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212171412j:plain

実は 知恩院円山公園のすぐ北に位置 公園を通り八坂神社を下りれば

いづ重はすぐです

f:id:HATTYAN0234:20201212171800j:plain円山公園 いい天気です

f:id:HATTYAN0234:20201212171820j:plain背中に東山 公園から東山までの間は 昔は湿潤地 それを開拓整理した
のが あの小川治兵衛 治兵衛さんは無鄰菴で作庭大成功し 時の京都の
府知事から「あの無鄰菴を作った植木屋を呼べ!」と指名を受けて さあ
平安神宮神苑を作ったのです すごいです 次々に有名人からご指名を
受け 南禅寺界隈の別荘群 一手に引き受けましたと  

f:id:HATTYAN0234:20201212172513j:plain桜守の左野藤右衛門さんが慈しむ 祇園枝垂桜(二代目昭和3年生まれ)
初代の桜(樹齢220年)の孫木を始め7本の桜が 京都府庁の旧本館に
あります
藤右衛門さん曰く「桜は木の下に入って見るのが一番美しい 花は太陽に
向かって咲くが 桜は下に向かって咲く 全てを包み込む包容力がある」
また「ソメイヨシノには年輪が無い 皆が幹やと思うとる所は枝が太く
なっとるだけや」と それがクローンであり 寿命も60年位だそうです

f:id:HATTYAN0234:20201212172724j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212172827j:plain

八坂神社で茅の輪くぐり 本殿でお詣りも忘れません

f:id:HATTYAN0234:20201212172955j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212173021j:plain

せっかくいづ重に来たのに 本日従業員慰安のため半休業 それで用意で
きるのは 鯖の姿寿司2,538円だけですとご主人の北村典生さんです

(参考までに 極上6,264円 大5,076円でございます)
注:鯖は日本海対馬沖で獲れた真鯖 若狭の鯖と思っていました

魚族多勢居る中で一番おいしい者は鯖でございます そして一番美味しい
食べ方が日本民族があみ出した鯖の姿寿司でございます ひんやりとした
脂のうま味が寿司飯と溶け合うとき 左様に思うのでございますとの挨拶
文と 包装紙に掛け紙 掛け紐を組み合わせ その店ならではのもてなし
を表す 今も四代目の御主人自ら掛け紙の絵を書き手刷りしているのです

妻が必死に訴えます 先日のNHK「ノーナレ」で出ていましたね 感激
で涙が出ました そのとき出ていたおばあさんは花街の方ですか?お元気
ですか?と向けると あああのばあさんなら心配しないでいいですよ と
そっけない(と言外に長年つきあっている親しい関係が垣間見えました)

f:id:HATTYAN0234:20210104092222j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210104092253j:plain

注:ノーナレ(ノーナレーションのドキュメンタリー番組のこと)

  疫病退散を願う祭り(祇園祭)がコロナに負けるのか?今年の祇園祭
  中止を受けて 氏子組織が動いた 中心人物が いづ重の北村さんで
  スサノオノミコト他の御神霊を乗せた御幣台車の行列が7月18日~
  23日まで氏子区域を回ったのです 感動的な無言のメッセージです
  写真右は 北村さんが描いた この様にしては?という行列図です

それではと 今度は本家「いづう」に行きます 近くにあることは知って
いました 美味しい物には鼻が利く妻 ほどなく到着です

f:id:HATTYAN0234:20201212173839j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212173856j:plain

外に4~5人並んでいて 一組30分くらい待ちますというので持ち帰り
出来ますかと聞くとメニューを見せていただき 箱寿司4,212円也を
注文 現金先払いでOKと

「ハレの日の食べ物」「ご進物」として旦那様から芸妓様 舞妓様 お子
様まで 祇園町で長くご愛用いただいていますとのご挨拶文がありました

待っている間に 祇園名物の白川と辰巳橋を見学します

f:id:HATTYAN0234:20201212190858j:plain着物姿の女の人 結婚式のプレ写真撮り 大勢いて人を入れない写真苦労
桜の季節は大人気のスポットです

f:id:HATTYAN0234:20201212191452j:plain一旦戻り 持ち帰りを受け取り 再度辰巳橋へ妻をいざないます

 f:id:HATTYAN0234:20201212191800j:plain祇園白川の人気スポット
近辺は京町家が現存する地域です 町家の半数は明治末期以降の総二階
二割が明治後期以前の中二階で 一割が西陣地区で平屋建て・・・・
祇園はというと 少ないけれど 三階建ての町家が多く残っている地域

f:id:HATTYAN0234:20201212191830j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212191852j:plain

いづ重 いづう両方とも店内での食事ができなかったので 一旦ホテルに
祇園から京都駅までの直通バスがこの時間無いのです バス停の地元女性
が親切に祇園四条河原町乗換~京都駅のコースを教えてくれはりました 

f:id:HATTYAN0234:20210101003117j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212192418j:plain

左がいづ重 右がいづう さすがの味で 美食第五号です
いづうは天明元年(1781年) 現在地で「お茶屋様への出前」での
商売でスタート 当時は店先で食べさせないのが最高級とされていたと
のことで こうやってホテルに持ち帰って食べるのが本来なのでしょう

次は 円山公園内の長楽館での15:00予約のアフタヌーンティーです 
それまで休憩です 妻が昨日の28,000歩でかなり疲れてきています
休憩後 キャンセルするのは忍びなく 再び八坂神社に戻って来ました

f:id:HATTYAN0234:20201212193000j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212193024j:plain

交通手段は 急行バス100番 日中であり順調に八坂神社前に到着

f:id:HATTYAN0234:20201212193052j:plain長楽館です 本日は 二階の和室特別公開(1,000円)があります
TV「百年名家」ででも紹介されていたと妻の説明あり

f:id:HATTYAN0234:20210106165703j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210106165717j:plain

特別公開「御成りの間」と格天井・・・非公開なので転写した分です
拝観券を購入してアフタヌーンティーに 実は4:00拝観終了でしたが
我々の為だけに特別に 係員さんがついてガイドをしていただけました

f:id:HATTYAN0234:20201212221228j:plain 珍しくマスクをはずしたお顔が撮れました
しまった 三段ツリーが運ばれる前の写真でした

f:id:HATTYAN0234:20201212221406j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212221430j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212221450j:plain

国内で現存する唯一のロココ様式で「御姫様気分を」がキャッチフレーズ
開業は1965年(竣工は1909年)たばこで財をなした村井吉兵衛が
海外からの来賓の為に建てて 個人的な迎賓館として利用していましたと
1,2階で7部屋ある中「迎賓の間」だけはアフタヌーンティー専用です
同部屋はドローイングルーム ご婦人をもてなすためのお部屋であったと
100年を超えるタイムスリップが叶えられる女性に大人気のお部屋です

f:id:HATTYAN0234:20201212221646j:plain
f:id:HATTYAN0234:20201212221705j:plain

三段重ねの写真を ホームページから 別の写真を転写しておきます 

f:id:HATTYAN0234:20210104093059j:plainメニューから引用します

1、スイーツ     ・カシスとマロンのムース
           ・洋ナシノタルト
           ・りんごのプリン
           ・自家製焼き菓子
           ・季節のフルーツ
2、スコーン     ・自家製スコーン2種
            クロテッドクリームと自家製ジャムを添えて
3、フィンガーフッド ・鴨肉のパイスティック巻き
           ・大黒しめじとマッシュルームのケークサレ
           ・エビのクロケット
           ・ハムときゅうりのサンドイッチ
4、ワンスイート   ・お愉しみの一皿
5、アペリティフ   ・ヴーヴレ・キュヴェ・ティ
            食事に良く合う辛口のスパークリングワイン
           ・エルダーフラワージンジャージュース
            シロップと自家製ジンジャーの爽やかジュース
6、ティー コーヒー ・私はブレンドコーヒー
           ・妻は白桃アールグレイ(冷製)
                        二人で9,680円

f:id:HATTYAN0234:20210101003713j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101003745j:plain

 とても美味しくいただきました 

ティーウェアというらしい ティーカップとポットはヘレンドと大倉陶園
ティースタンドのプレートはNIKKO お取り皿はマイセンだそうです
ポットの蓋のつまみがバラ ヘレンドの「ウィーンのバラ」です

f:id:HATTYAN0234:20210101003914j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101003934j:plain

本日の長楽館アフタヌーンティー 16名中男性は私一名でした

f:id:HATTYAN0234:20210101004121j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101004137j:plain

因みに 長楽館の名付け親は伊藤博文です

f:id:HATTYAN0234:20210101004254j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210106135513j:plain

円山公園を出て すぐに見える変な塔「祇園閣」というそうです
ここから高台寺に向かいます ねねの道を歩き 最後の台所坂で妻がノー
のサイン 疲れが出たのでしょう 現在17:00過ぎ 

f:id:HATTYAN0234:20210106135954j:plain高台寺の目玉のライトアップがスタートする時間ですがやむを得ずです
またの機会に取っておきます

f:id:HATTYAN0234:20210201081944j:plain

ねねの道から一念坂辺りには えびす屋の人力車が多数集結しています
コースは最大2時間コースで 一念坂~八坂の塔建仁寺~宮川町~
祇園新橋~白川ほたる道~大鳥居(平安神宮)~お屋敷通り~南禅寺
拝観~知恩院~八坂神社(西門)我々も今回バスと歩いて回った観光地
で いいコースだなあと感心しました
 

急な予定変更で 実は困った事態になったのです
ここのバス停は 京都一混雑することで有名な東大路通りにあり「鬼の
様に混む」と言われているのです これだけは乗りたくなかったのです

f:id:HATTYAN0234:20210108152229j:plain

本当は高台寺で ライトアップと壁に写るプロジェクション・マッピング
をゆっくり鑑賞し 時間を見て夕食の貴匠桜に徒歩で向かう そのために
初日 京阪電鉄を利用しての店の下見をしていたのです


ここ東山安井のバス停は 急行の100番台も通過 鈍行がようやく来て
超満員のバスに乗り込みました 杖を持つ妻を見て親切な女性が席を譲っ
てくださいました 良かったあです 各バス停で次々押し込みながら乗車
していきます 死の行軍です 相当な時間をかけて ようやく京都駅です
京都市ってバスでのコロナ対策をどう考えているのでしょう 疑問ですね
(実は11月の三連休で 京都のコロナ感染者が急増してしまいました)

ホテルで本日二回目の休憩です
18:30夕食の為 ホテルを出ます 初日と同じコースであり迷うこと
なく松原通に出ました 松原通は昔の五条通 当時は清水寺への参道とし
て栄えた 往時は平家一門の邸宅が並んだ・・・・・・・
初日の明るいときは良かったが 暗い時間帯に歩くと 六道の辻あたりは
あの世とこの世を隔てる境界線 六道珍皇寺で行なわれる お精霊さんを
お迎えする行事「六道まいり」が有名な場所 何だか背筋が冷たい・・・

弁慶と牛若丸の「京の五条の橋の上」は現在の松原橋です
途中 空の向こうに 青のライトの筋が光ります ああ今頃は高台寺
プロジェクション・マッピングだあ~ 本日は後悔しっぱなしなのでした

貴匠桜に19:30到着 予約時間より30分早かったけれど OKです
実は また食事かという腹具合なのです 本日は 12時過ぎに いづ重
といづうの寿司 15:00から長楽館のアフタヌーンティーで これか
らまた 重たいフルコースが出てくるのか・・・・という状態なのでした
以下いただいたメニューから 「六波羅」というコースです

f:id:HATTYAN0234:20210101004439j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101004521j:plain

戻り鰹の自家製スモーク 聖護院かぶらのおろしポン酢ジュレ
さつまいものポタージュ スイートポテトを添えて         

f:id:HATTYAN0234:20210101004538j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101004557j:plain

タスマニアサーモンのロティ 白みそソース
お口直し

f:id:HATTYAN0234:20210101004624j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101004659j:plain

メインは 特選牛ロースのポワレ 柚子胡椒ソース
     フランス産豚肉ロースのロースト

f:id:HATTYAN0234:20210101004720j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101004742j:plain

京丹後産こしひかりの焼きおにぎり 出汁茶漬け
りんごのムース 洋梨のグラス 葉酸たまごのクリームブリュレ
何とか完食しましたというのが正直な感想です 失礼な客でしたね
二人で会計11,800円也 前日 前々日より安く済ませました

f:id:HATTYAN0234:20210101004828j:plain
f:id:HATTYAN0234:20210101005013j:plain

(油醤って何? 醤油です)元々は醤油問屋 現在文化庁有形文化財
さあ早く帰ろう
勝手知ったるコースだと思っていましたが 清水五条駅から東福寺駅まで
急行は停車しません どんどん通過して行きます 時間は21:30頃で
何とか東福寺に 次に京都駅までのJR奈良線が来ません たった一駅な
のにです 東京の感覚だと5~6分に一本は来ますが こちらは30分に
一本 オーノーです 疲れ切ってホテルに戻りました