2018年8月 京都夏のパワースポット鞍馬・貴船

f:id:HATTYAN0234:20211205132902j:plain貴船の川床(ふじや)にて

大阪の夏は暑い! 暑い暑いと騒いでいて 涼みに行こうと狙いをつけた
のが 今回訪れた鞍馬~貴船のハイキングコースと貴船の川床料理でした
大阪梅田発 JR環状線の福島駅から京橋駅へ そこから京阪本線の特急
プレミアカーで京都の出町柳まで1時間 そして叡電で鞍馬へ向かいます
鞍馬山を越え貴船貴船には学生時代に車で行った記憶あり)へ進軍です

f:id:HATTYAN0234:20211205133912p:plainガイドブックなどを見ると 仁王門から貴船まで約2・5kmの行程 
徒歩で約100分とあります 鞍馬山へのいざないにチャレンジです

f:id:HATTYAN0234:20211205134507j:plain妻に事前相談 プレミアムカーに乗れるのであればと(了解を得ました)
鉄子の妻にとって このプレミアムカー叡電のきらら 何とニンジンが
二本もぶら下がっているのです ハイキングがどんなに大変か考えたので
しょうか? もう一つ心配なこと 貴船で川床料理店を予約出来ていない
こと・・・ 何とかなるでしょう

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叡電鞍馬駅に到着しました 駅のホームに「きららローレル賞受賞」の
月桂樹が見えました

f:id:HATTYAN0234:20220103144912j:plain駅のホーム伝いに 自由に外に出られました 鞍馬郵便局を見つけました

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f:id:HATTYAN0234:20211205135832j:plainさすが鞍馬駅です 「源義経展」なる絵画を駅待合室に掲げてありました

f:id:HATTYAN0234:20211205140115j:plain駅を出た途端 義経に兵法を教えたという伝説の鞍馬天狗が出迎えます
♬とんとんとんまの天狗さん♬ 大村崑とは違いますよ 

f:id:HATTYAN0234:20211205140226j:plainようやく仁王門が見えてきました
駅からの道すがら 名物の木の芽煮や牛若餅を売るお店が目白押しです

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①(この番号は鞍馬山案内の順路・通過点)仁王門

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阿と吽ですね 運慶の長男である湛慶作の仁王像です

f:id:HATTYAN0234:20211205140603j:plain⑥日本一短いケーブルカーで少しでも体力温存を

f:id:HATTYAN0234:20211205140723j:plain⑦(ケーブル利用で近回りしました)多宝塔

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⑧新参道

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24 (大きく近回り) 先心亭は無料休憩所です

f:id:HATTYAN0234:20211205141726j:plain26 本殿金堂・金剛床 本殿金堂内の御本尊は「尊天」(ご朱印も尊天)
7歳から16歳まで鞍馬寺で修業していたという牛若丸は 今でも尊天の
傍らで修行していると言われます
紫式部作の「源氏物語」では 光源氏が紫の上と出会った「若紫」の章の
舞台が鞍馬寺とされています

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日本有数のパワスポ (ダビデの星六芒星と正三角形の石板の金剛床
知らなかったことですが・・・中心の△は尊天の力が降りてくる場所と
なるため ここに立ってはいけない(エネルギーが降りない)そうです

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それから ここの狛犬 犬ではなく虎で阿吽を表わしています
虎は毘沙門天のお使いだそうです

f:id:HATTYAN0234:20211205142134j:plainここで奥の院を遥拝し 仁王門へ引き返す人も多いらしいのですが 
妻は決心した様です 前へ進みます 杖を突いて意地での続行です
ここからが鞍馬のパワースポットで よりエネルギーが増大します

f:id:HATTYAN0234:20211205142508j:plain30 与謝野晶子・寛の歌碑があります
32 霊宝殿(鞍馬山博物館)撮影禁止でした

f:id:HATTYAN0234:20211205142726j:plain西門(貴船)までは1,134m 半分は来たことになります

f:id:HATTYAN0234:20211205143033j:plain35 背比べ石 源義経と背比べ この時点では 妻の方が元気そうです

f:id:HATTYAN0234:20211205143250j:plain39 義経堂 衣川で戦死した義経の魂はここへ戻ったと

f:id:HATTYAN0234:20211205143502j:plain36 木の根道 岩盤が地表近くまで迫っているので 木の根が地中深く
に潜れないのです 義経は木の根を飛び越え 跳躍の練習に励んだのです

f:id:HATTYAN0234:20211205143627j:plain40 奥の院 魔王殿 650年前人類救済の使命を帯びて 金星から
護法魔王尊が降臨したと伝わる 邪気を吸い取るパワースポットです

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  「そうだ 京都、行こう。」1998年夏 カッコイイ! 
  京都のミステリーゾーンへ、ようこそ。
        昔は僧兵の武力を誇る寺でもあったのです


ここから一気に山を下り 西門を出て貴船川を渡ると 平安の昔より
京の奥座敷と呼ばれた 都人の避暑地貴船です 川風が特別心地よい

f:id:HATTYAN0234:20211205143832j:plainこの笑顔 ついに鞍馬道ハイキングコースを制覇して貴船側に到着です
川床店も 予約したかった「ふじや」で すぐにOKをもらえました? 
(妻が行きに 貴船口駅でここの送迎の運転手さんにネゴっておいた
ようです)ようやく一息つけます
注:実は 良ーく調べると 元祖川床料理のふじやは道路の反対側で
  この店は「ふじや別館枕流亭」だったようです 実質同じですね

f:id:HATTYAN0234:20211205144043j:plain疲れた足を清流に浸して すぐに元気を取り戻したようで良かった・・・

f:id:HATTYAN0234:20211205144206j:plain食事が運ばれて来ました(足は川の流れにつけたままです)

f:id:HATTYAN0234:20211205144305j:plain空を見上げると 更に清涼感が倍増します

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何でも美味しい 疲れているときは・・・
それでも 何といっても清流の清々しさ これが一番のおもてなし

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いよいよ貴船神社へ(と言っても ふじやから神社まで10秒くらい)
貴船神社の創建は 1,600年前 牛の年 牛の月 牛の日 牛の刻
だそうです 牛若丸も牛の刻に生まれたので ご縁があったのでしょう
愛妾の静御前は 都随一の白拍子ですから 格式のあるこの社で舞った
ことでしょう

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おばちゃん おじいちゃんが写り込んでいるのでカットすると
こんなに細長い写真になるのです

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地元民も駅名でも「きぶね」ですが 貴船神社では水の神様を讃えて
「きふね」と濁らずに発音します 水が濁ってはイヤですから・・・

パンフレットには「気生根」(気は昔の字で)とありますが これは
気が生じる根源の地から来ていると 神様の気に触れるだけでも元気
が蘇ると 何か「ドラゴンボール孫悟空元気玉に似ているかな?

貴船側は鴨川の源流にあたり また御所の真北に鎮座することからも
京都の水源を守る神として 歴代朝廷からも大切にされて来ましたと

かつては 日照りや長雨が続くと 朝廷は貴船神社に勅使を派遣した 
降雨祈願には黒馬を 止雨祈願では白馬(いずれも実物)を奉納した
平安時代に簡素化されて 板に馬の絵を描いた「板絵馬」が奉納され
これが現在の絵馬の原型だそうです ここの絵馬はパワー全開です!

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f:id:HATTYAN0234:20211205145201j:plain名物の「水占(みずうら)みくじ」 みごと大吉です
外国人用に QRコードを携帯端末で読み込むと外国語の訳が表示されて
音声も聞けるらしいのです 粋な心遣いですね

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f:id:HATTYAN0234:20211205145358j:plain貴船は 奥の院に近づくほどに「縁結びのパワー」が膨れ上がるそうです
相生杉も仲良しのシンボル 貴船が若いカップルに人気なのが分かります

f:id:HATTYAN0234:20220103145152j:plain昔々 和泉式部が参拝し不仲であった夫と復縁したとかしないとか・・・
杉と楓が一本化した「連理の杉」も探してみてください

f:id:HATTYAN0234:20211205145421j:plain奥の院 龍穴なる絶対に見ることのできないパワーの源泉があるとか?

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   2002年夏

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  2011年初夏

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f:id:HATTYAN0234:20211205145459j:plain最終目的の「きらら」に一番乗り 満足そうです
駅の待合室で 先の列車は見送っての 展望列車きらら乗車でした
最終観光の貴船口駅から わざわざ終点の鞍馬駅まで一駅分戻って
乗り込んだこの鉄子魂 何ということでしょう いつものことです

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  車内では 季節限定風鈴が飾られていました

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