2022年1月 山中湖・河口湖4日間

f:id:HATTYAN0234:20220130210604j:plain忍野八海からの富士山

<1月26日 水>新宿南口から富士急バスで山中湖へ
         8:15発 10:37着のバスの旅
宿泊は 富士マリオットホテル山中湖3泊4日の温泉と富士山の旅です

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ベッドの向こうに室内温泉が付いています

f:id:HATTYAN0234:20220130211350j:plainエリート会員の為のウェルカムドリンクとおつまみが届きます

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f:id:HATTYAN0234:20220130211609j:plainきらら公園の湖に映るはずの富士山 本日は雲に隠れ残念です
ホテルのシャトルバスの運転手さんにお願いしてここまで来ました

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山中湖の白鳥号はコロナウィルスのため休業です

f:id:HATTYAN0234:20220130212028j:plain本来はラウンジで楽しめる飲み物と軽食ですが これもコロナウィルスの
ために各自部屋までテイクアウトです スパークリングワインと白ワイン
を申し込み(実は飲み物は 赤白ワインとビール ジュース他を何度でも
申し込んでOKなのだそうですが さすがにそれほど飲めません)
妻の表情は(前のウェスティンホテル仙台に比べ随分質素と)期待外れ?

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<1月27日 木>浅間神社忍野八海
         ホテルのシャトルバスをお願いして浅間神社まで
本日は天気も良く 富士山がはっきりと顔を出してくれました

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朝食 本日は洋食中心です

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f:id:HATTYAN0234:20220130213739j:plainシャトルバスの車内から

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安産の神様なので 二人には縁が無く 退出します

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忍野八海に向かうバス停からの富士山

f:id:HATTYAN0234:20220130214531j:plain忍野八海に到着 富士山をハッキリさせるため 人物像は暗めに

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f:id:HATTYAN0234:20220130214737j:plain忍野八海の池も初めてではないので 感激はイマイチ
ですが富士山は 今までで一番でした

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f:id:HATTYAN0234:20220130215023j:plain忍野村のマンホール

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またも浅間神社です 神の字が長~いのですが分かりますか?

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神の水ということで八海の水が納められています

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池に撮影する姿が写り込んでいます

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とろろつけ蕎麦にエビ1尾追加で一人前千円 さすが新蕎麦は美味

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いろいろな所に富士山が・・・・

f:id:HATTYAN0234:20220130220341j:plain富士山とお別れ
風と雲の流れで 急速に富士山は見えなくなります

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f:id:HATTYAN0234:20220130220634j:plainホテルでの夕食は二日目 食べたい物が無く クラムチャウダー
レタスのサラダとハンバーガーを半分ずつシェアして食べましたが
レタス半分を食べる のに四苦八苦で 猪肉のパテも全く口に合わず

<1月28日 金>天気がいいので河口湖に向かいます
         事前の天気予報では雪でしたが晴れました

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朝食は和食中心 おかゆと吉田うどん キャベツ入りの懐かしい味です

f:id:HATTYAN0234:20220130221520j:plainホテルからのシャトルバスで 山中湖旭が丘に行き そこからは
富士急行のバスで河口湖駅に向かいます 9:55頃の到着でした
バスを乗換 本日の目的地は久保田一竹美術館と音楽と森の美術館

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f:id:HATTYAN0234:20220130222044j:plain何とコロナのため臨時休館ですって・・・・
でも 妻が「ここから入れる」と言って すたこらさっさ

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門は古代インドのもの 庭園はガウディの「グエル公園」の模倣ですね

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f:id:HATTYAN0234:20220130222519j:plain裏庭にも回り込みました 中は見えませんでした

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f:id:HATTYAN0234:20220130222933j:plain何とも悔しい一竹美術館でした
でも妻の機転で庭園だけは思う存分鑑賞できました

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f:id:HATTYAN0234:20220131065956j:plain観たかった作品群を紹介

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f:id:HATTYAN0234:20220130223206j:plainすぐ近くの「音楽と森の美術館」に到着
ここも危なかったのです コロナの影響で金・土・日のみの営業
本日は金曜日でした

f:id:HATTYAN0234:20220130223435j:plain貸衣装 こんなウエストでは とても無理ですね

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f:id:HATTYAN0234:20220130223657j:plainストラディヴァリウスの特別展示がありました

f:id:HATTYAN0234:20220130223823j:plain世界最大級のダンスオルガンの演奏ということでスマホで動画撮影
10分間の生演奏 人形が動くのかと思いきや 小さな動きでした
迫力に欠けますが オルガンの響きが室内を蔽い 少々ビックリ!

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f:id:HATTYAN0234:20220130224305j:plain次いでコンサートホールで自動演奏楽器のショー
上は タイタニック号に乗せられる筈であった自動演奏オルガン

f:id:HATTYAN0234:20220130224610j:plainタイタニック号の模型

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ルードヴィッヒ2世がノイシュバンシュタイン城に次いで建てかけた
未完の「ヘルンキームゼー城」の「オートマタ(自動人形)」ですが 
係員の方がスイッチを入れると 中の人形がクルクルと踊り始めます

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  奥にルードヴィッヒ2世の姿が見えます

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f:id:HATTYAN0234:20220130224743j:plainオルゴールの自動演奏実演もしてくれます
そういえば 昨秋京都大山崎美術館でも 聴いた記憶があります

f:id:HATTYAN0234:20220130225030j:plain本当はここに富士山が見えるのですが・・・朝は見えたそうです

f:id:HATTYAN0234:20220130225156j:plain森のレストランで昼食

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f:id:HATTYAN0234:20220130225301j:plain魚と肉はシェアして

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f:id:HATTYAN0234:20220130225526j:plain時間に余裕ができたので 北口本宮浅間神社に立ち寄り
ここは以前「富士山一周ツアー」で最初にお参りした浅間神社
今回何個目の浅間神社なのでしょうか これが夫婦の初詣です

f:id:HATTYAN0234:20220206084326j:plainさすがコロナの影響で 水汲み禁止 柄杓も無く趣がありません

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f:id:HATTYAN0234:20220130230140j:plain参道が長い

<1月29日 土>帰京日
         朝からいい天気で富士山もハッキリ

f:id:HATTYAN0234:20220130230303j:plain富士山に笠雲が・・・笠雲が出ると24時間以内に雨の降る確率70%
と言われますが 上の「離れ笠」は冬に見られ晴れる前兆だそうである

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f:id:HATTYAN0234:20220130230644j:plain河口湖駅バス停からの笠雲

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f:id:HATTYAN0234:20220130230826j:plainバスの車内から最後の富士山です 富士急ハイランド近くの風景です
帰路の京浜急行バス 中央道バス停では何回も停まりお客を乗せます
高速バスとは言えません バス代は4枚綴りで8,100円でした
















 









 

 



 




 


























 









 





 

 


























 

 

 
















 















 




2018年8月 京都夏のパワースポット鞍馬・貴船

f:id:HATTYAN0234:20211205132902j:plain貴船の川床(ふじや)にて

大阪の夏は暑い! 暑い暑いと騒いでいて 涼みに行こうと狙いをつけた
のが 今回訪れた鞍馬~貴船のハイキングコースと貴船の川床料理でした
大阪梅田発 JR環状線の福島駅から京橋駅へ そこから京阪本線の特急
プレミアカーで京都の出町柳まで1時間 そして叡電で鞍馬へ向かいます
鞍馬山を越え貴船貴船には学生時代に車で行った記憶あり)へ進軍です

f:id:HATTYAN0234:20211205133912p:plainガイドブックなどを見ると 仁王門から貴船まで約2・5kmの行程 
徒歩で約100分とあります 鞍馬山へのいざないにチャレンジです

f:id:HATTYAN0234:20211205134507j:plain妻に事前相談 プレミアムカーに乗れるのであればと(了解を得ました)
鉄子の妻にとって このプレミアムカー叡電のきらら 何とニンジンが
二本もぶら下がっているのです ハイキングがどんなに大変か考えたので
しょうか? もう一つ心配なこと 貴船で川床料理店を予約出来ていない
こと・・・ 何とかなるでしょう

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叡電鞍馬駅に到着しました 駅のホームに「きららローレル賞受賞」の
月桂樹が見えました

f:id:HATTYAN0234:20220103144912j:plain駅のホーム伝いに 自由に外に出られました 鞍馬郵便局を見つけました

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f:id:HATTYAN0234:20211205135832j:plainさすが鞍馬駅です 「源義経展」なる絵画を駅待合室に掲げてありました

f:id:HATTYAN0234:20211205140115j:plain駅を出た途端 義経に兵法を教えたという伝説の鞍馬天狗が出迎えます
♬とんとんとんまの天狗さん♬ 大村崑とは違いますよ 

f:id:HATTYAN0234:20211205140226j:plainようやく仁王門が見えてきました
駅からの道すがら 名物の木の芽煮や牛若餅を売るお店が目白押しです

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①(この番号は鞍馬山案内の順路・通過点)仁王門

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阿と吽ですね 運慶の長男である湛慶作の仁王像です

f:id:HATTYAN0234:20211205140603j:plain⑥日本一短いケーブルカーで少しでも体力温存を

f:id:HATTYAN0234:20211205140723j:plain⑦(ケーブル利用で近回りしました)多宝塔

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⑧新参道

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24 (大きく近回り) 先心亭は無料休憩所です

f:id:HATTYAN0234:20211205141726j:plain26 本殿金堂・金剛床 本殿金堂内の御本尊は「尊天」(ご朱印も尊天)
7歳から16歳まで鞍馬寺で修業していたという牛若丸は 今でも尊天の
傍らで修行していると言われます
紫式部作の「源氏物語」では 光源氏が紫の上と出会った「若紫」の章の
舞台が鞍馬寺とされています

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日本有数のパワスポ (ダビデの星六芒星と正三角形の石板の金剛床
知らなかったことですが・・・中心の△は尊天の力が降りてくる場所と
なるため ここに立ってはいけない(エネルギーが降りない)そうです

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それから ここの狛犬 犬ではなく虎で阿吽を表わしています
虎は毘沙門天のお使いだそうです

f:id:HATTYAN0234:20211205142134j:plainここで奥の院を遥拝し 仁王門へ引き返す人も多いらしいのですが 
妻は決心した様です 前へ進みます 杖を突いて意地での続行です
ここからが鞍馬のパワースポットで よりエネルギーが増大します

f:id:HATTYAN0234:20211205142508j:plain30 与謝野晶子・寛の歌碑があります
32 霊宝殿(鞍馬山博物館)撮影禁止でした

f:id:HATTYAN0234:20211205142726j:plain西門(貴船)までは1,134m 半分は来たことになります

f:id:HATTYAN0234:20211205143033j:plain35 背比べ石 源義経と背比べ この時点では 妻の方が元気そうです

f:id:HATTYAN0234:20211205143250j:plain39 義経堂 衣川で戦死した義経の魂はここへ戻ったと

f:id:HATTYAN0234:20211205143502j:plain36 木の根道 岩盤が地表近くまで迫っているので 木の根が地中深く
に潜れないのです 義経は木の根を飛び越え 跳躍の練習に励んだのです

f:id:HATTYAN0234:20211205143627j:plain40 奥の院 魔王殿 650年前人類救済の使命を帯びて 金星から
護法魔王尊が降臨したと伝わる 邪気を吸い取るパワースポットです

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  「そうだ 京都、行こう。」1998年夏 カッコイイ! 
  京都のミステリーゾーンへ、ようこそ。
        昔は僧兵の武力を誇る寺でもあったのです


ここから一気に山を下り 西門を出て貴船川を渡ると 平安の昔より
京の奥座敷と呼ばれた 都人の避暑地貴船です 川風が特別心地よい

f:id:HATTYAN0234:20211205143832j:plainこの笑顔 ついに鞍馬道ハイキングコースを制覇して貴船側に到着です
川床店も 予約したかった「ふじや」で すぐにOKをもらえました? 
(妻が行きに 貴船口駅でここの送迎の運転手さんにネゴっておいた
ようです)ようやく一息つけます
注:実は 良ーく調べると 元祖川床料理のふじやは道路の反対側で
  この店は「ふじや別館枕流亭」だったようです 実質同じですね

f:id:HATTYAN0234:20211205144043j:plain疲れた足を清流に浸して すぐに元気を取り戻したようで良かった・・・

f:id:HATTYAN0234:20211205144206j:plain食事が運ばれて来ました(足は川の流れにつけたままです)

f:id:HATTYAN0234:20211205144305j:plain空を見上げると 更に清涼感が倍増します

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何でも美味しい 疲れているときは・・・
それでも 何といっても清流の清々しさ これが一番のおもてなし

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いよいよ貴船神社へ(と言っても ふじやから神社まで10秒くらい)
貴船神社の創建は 1,600年前 牛の年 牛の月 牛の日 牛の刻
だそうです 牛若丸も牛の刻に生まれたので ご縁があったのでしょう
愛妾の静御前は 都随一の白拍子ですから 格式のあるこの社で舞った
ことでしょう

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おばちゃん おじいちゃんが写り込んでいるのでカットすると
こんなに細長い写真になるのです

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地元民も駅名でも「きぶね」ですが 貴船神社では水の神様を讃えて
「きふね」と濁らずに発音します 水が濁ってはイヤですから・・・

パンフレットには「気生根」(気は昔の字で)とありますが これは
気が生じる根源の地から来ていると 神様の気に触れるだけでも元気
が蘇ると 何か「ドラゴンボール孫悟空元気玉に似ているかな?

貴船側は鴨川の源流にあたり また御所の真北に鎮座することからも
京都の水源を守る神として 歴代朝廷からも大切にされて来ましたと

かつては 日照りや長雨が続くと 朝廷は貴船神社に勅使を派遣した 
降雨祈願には黒馬を 止雨祈願では白馬(いずれも実物)を奉納した
平安時代に簡素化されて 板に馬の絵を描いた「板絵馬」が奉納され
これが現在の絵馬の原型だそうです ここの絵馬はパワー全開です!

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f:id:HATTYAN0234:20211205145201j:plain名物の「水占(みずうら)みくじ」 みごと大吉です
外国人用に QRコードを携帯端末で読み込むと外国語の訳が表示されて
音声も聞けるらしいのです 粋な心遣いですね

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f:id:HATTYAN0234:20211205145358j:plain貴船は 奥の院に近づくほどに「縁結びのパワー」が膨れ上がるそうです
相生杉も仲良しのシンボル 貴船が若いカップルに人気なのが分かります

f:id:HATTYAN0234:20220103145152j:plain昔々 和泉式部が参拝し不仲であった夫と復縁したとかしないとか・・・
杉と楓が一本化した「連理の杉」も探してみてください

f:id:HATTYAN0234:20211205145421j:plain奥の院 龍穴なる絶対に見ることのできないパワーの源泉があるとか?

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   2002年夏

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  2011年初夏

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f:id:HATTYAN0234:20211205145459j:plain最終目的の「きらら」に一番乗り 満足そうです
駅の待合室で 先の列車は見送っての 展望列車きらら乗車でした
最終観光の貴船口駅から わざわざ終点の鞍馬駅まで一駅分戻って
乗り込んだこの鉄子魂 何ということでしょう いつものことです

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  車内では 季節限定風鈴が飾られていました

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2018年3月 京都冬の定期観光バスと有馬温泉

f:id:HATTYAN0234:20211205044403j:plain昼食で立ち寄った「六盛」の飾りびな
京都では男雛 女雛の並べ方が 国内の他の地域とは反対なのです・・・
これは 京都御所の紫宸殿の御即位の式典に由来し 太陽が先に当る側が
上の位 つまりは「左をもって尊し」という古来の風習によるものだそう
左近の桜は左(東方)右近の橘は右(西方)というのと同じなのでしょう

三重県で法事を済ませ 大阪に宿泊 翌日夫婦で冬の京都へ出かけました
「京都冬の特別公開」を効率良く回るには 定期観光バス利用が一番です
今回は強行軍スケジュールを組みました 観光バスだけではなくその前後
早朝から東寺の国宝特別公開 夜には北野天満宮の梅祭りと盛り沢山です

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東寺は 何と早朝5時開門なのです

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そうなのです 国宝五重塔の内陣が特別拝観できました
有名な「心柱」を 一部ですが見ることができました

f:id:HATTYAN0234:20211205050906j:plain 朝日が眩しい 池に映り込む五重塔は有名な撮影スポットです

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今は紅白の梅が真っ盛りでした

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   1993年冬

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  1995年冬 ブルッときたのは、寒さのせいだけかなぁ。

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  2000年冬

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   2007年初夏
   春と夏の間に、いったいいくつ季節を隠しているんだ、この町は。

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   2011年春
   どういうわけだろう。今年は一本の桜と向き合う春にしたかった。
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  2015年春(何故2011年と同じ?)

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  2017年秋
  ニンゲンは、ちょっとしゃべりすぎかな。
  もの言わぬ景色の、なんと雄弁なことだろう。

f:id:HATTYAN0234:20211205051345j:plain京都駅に戻り 定期観光バスの出発まで 駅ビルで余裕のコーヒータイム
お寒いでしょうからとひざ掛けを貸していただけました 英国屋さんです

京都定期観光の 冬の特別コース 特別公開・特別拝観と大上段に構えて
「京の鳴き龍と庭園の美をたずねて」10時発 約6時間で9,200円
昼食は 明治32年創業の老舗料亭「六盛」で季節の京料理をと記載あり
コースは①相国寺法堂・方丈 ②平安神宮尚美館 ③伏見稲荷大社御茶屋
泉涌寺舎利殿 全てが特別公開となっています 全て初体験で興味大!

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   いざ出発です このコースだけ既に満席です

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方丈の前庭 後庭や上の作品も大事でしょうが 目的は鳴き龍

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  1997年夏 さすがにプロのカメラマンが撮影すると素晴らしい

  天井の龍に向かい 決められた円の下で拍手 一人一人並んで体験
  確かに反響を体験できましたが 思ったより迫力不足でした

f:id:HATTYAN0234:20211205055046j:plain外へ出て 頭の中で泣き龍を再現しているかのようです

f:id:HATTYAN0234:20211205085712j:plain最前列の左から二人目 三人目です ツアーが3月4日12時と判明 

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京都の1月15日は 餅花が飾られる「花正月」とのことです

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六盛の食事もそうですが 店内の飾りつけ等に感銘しました
特に目を引いたのが 右の 深見陶治作「翔」でした

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六盛から歩いてもすぐ 平安神宮です
実は我々二人 何度か来ていましたが神社の向こうに「神苑」なる美庭が
広がっているなんて 全く想像さえしていませんでした 失礼しました!

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f:id:HATTYAN0234:20211205060313j:plain映画「細雪」でも有名な枝垂れ桜 観光バス以外では入場できません

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神苑に建つ通常非公開の貴賓館「尚美館」 明治の古写真や時代祭の衣装
などが見学できました 神苑の驚きに比し あまり感激はありません

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  1993年盛秋

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  2015年春
  美しい桜に出会おうじゃないですか、
  この一年を前向きに生きるためにも。

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きつねが出てくると伏見稲荷ですね
ここに辿り着くまでの人出が異常です 特に外人さんの多さにビックリ! 
着付けの出来ないアジア系女子の 貸衣装での不格好さ丸出しに辟易です

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御所から移築された数寄屋造風の「御茶屋(重文)」と稲荷山を借景と
した回遊式庭園 室内に棟方志功の壁画や襖絵など特別展示の説明あり
でも個人的には 折角の伏見稲荷 千本鳥居の片鱗だけでもと走ります
そのとき後ろで「ギャッ」と叫び声 猫嫌いな妻に猫が近寄ったのです

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時間に制約のある団体ツアーでは ここまでで引き返さざるを得ません

f:id:HATTYAN0234:20211205062905j:plain最後に参拝し 再度人混みにまみれます

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   1993年冬
  一つくぐると一年むかし、と考えると、
  さっきカーブした鳥居まで三百年はもどった。

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  2012年夏

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泉涌寺では「下り参道」が有名です 
盆地の底に本堂を建てるのが修行に適しているとされていたそうです
皇室の菩提所で「御寺(みてら)」と呼ばれます 昭和天皇の法要も
ここで行なわれました

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  泉涌寺には二匹の龍がいます
  一つは仏殿の天井 金網越しに 狩野探幽の8畳の大きさの龍
  もう一つが舎利殿の鳴き龍 狩野山雪画で大きく見開いた目が
  特徴です 室内では尻尾の下で手を叩くとビーイインと本人に
  だけ声を戻すということで さっそく一人一人が実体験します
  結果は 素晴らしいの一語 相国寺をはるかに超えていました
  龍は天の使い 仏の守り神の意味合いがあるそうです

f:id:HATTYAN0234:20211205081522j:plainそうそう最後は猛ダッシュ 境内でも一番奥の本堂までご朱印のため走り
それから入口にある楊貴妃観音堂に戻ります 美人にあやかりたいという
女性達に大変人気のある観音様だそうです 何故だかひげが生えています
これは声を出している様を表わしているとのことでした

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  1998年盛秋

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  2009年盛秋

f:id:HATTYAN0234:20211205075331j:plainバスツアーを終えて まだ頑張ります 最後は北野天満宮参拝です
門前の蕎麦屋さんで軽く夕食を済ませると 暗闇が迫っていました

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f:id:HATTYAN0234:20211205075833j:plain あっという間に暗闇に包まれると太鼓の音が響きます 梅苑です

f:id:HATTYAN0234:20211205080004j:plain天満宮もライトアップされます

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本日終了 目の回るような一日でした

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  2015年秋
  歴史と、美しい風景の経験から、人は多くを学びます。
  ああ、私の秋は忙しくなるぞ。

f:id:HATTYAN0234:20211205080252j:plain翌日は東京へ一人戻る日
♬有馬兵衛の向陽閣へ♬のメロディーで有名 昼食付温泉三昧とあるので
梅田から阪急バスで この日台風のためバスの乗客は我々ともう一名だけ
そして有馬からは伊丹空港まではバス一本で行けるのです

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温泉はほぼ貸切状態 やはり台風の影響からでしょう
ということで やおらカメラを出して お風呂場を写しまくりました

f:id:HATTYAN0234:20211205081049j:plain妻はと言うと 上の様な状態で極楽極楽状態でした

f:id:HATTYAN0234:20211205081213j:plain全身マッサージでとてもスッキリした顔をしています
昨日の京都旅行の疲れもすっとんだ様子に一安心です
日帰り昼食付 2人で計6,630円(税・入湯税込み))でした
温泉街で「有馬ビール」を飲んで空港行きのバスに乗り込みました

 



 





 






 




 




 





 




 



 



 








 

 

 







 





 





 











 





 

 





 




















 

 

 





 





 








2017年10月 桂離宮と西芳寺サイクリング

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  プロのカメラマン 中田 昭さん撮影の西芳寺苔庭

大阪梅田駅から阪急京都線に乗り桂駅で下車し 駅構内(注)にある
レンタサイクル店で電動自転車を借ります 本日は桂離宮から西芳寺 
そして再度 桂離宮へと 東へ西へと 東奔西走の一日になりました
注:桂東阪急ビル内 一日320円 電動なら420円 凄く安い!

どうしてか 西芳寺は往復葉書申込みで予約済 桂離宮が落選になり
それではと 当日午後回の入場枠を狙って 朝から並ぶためなのです

f:id:HATTYAN0234:20211204123542j:plain入口からの人数を見て 先ずはホッ 当日人数枠で大丈夫そうです
しばらくして係員が 皆さん何枚必要なのかを聞いて回り 我々も
15時回二枚を希望しOKとなりました 8:40整理券交付まで
二人して並んでいるのは非効率です 目指すは「中村軒」の名菓の
「麦代餅」 電動自転車でならすぐ 桂離宮の裏手の桂橋西詰です

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f:id:HATTYAN0234:20211204125226j:plain最初は やはり妻から そして私に交替です (おいしかったと)
何を注文したか聞きます 麦代餅290円とおうす430円でした

f:id:HATTYAN0234:20211204125332j:plain戻ってきたら「満員」の立て看板 何しろ無料ですから大人気です
(現在は 有料になり千円となっています)

入場整理券をゲットして 桂駅経由西芳寺方面へサイクリングです
道順は 計画時しっかり頭に叩き込んで来ています 本来なら妻が
スマホで簡単に道順検索できるのでしょうが・・・
バス停で言うと 京都駅からは「苔寺・すず虫寺」行きの終点です

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人気の鈴蟲寺 行列を見て計画変更 地蔵院に向かいます

f:id:HATTYAN0234:20211204130545j:plain地蔵院では 初のご朱印帖購入です なにしろ京都ですから必要です

f:id:HATTYAN0234:20211204130743j:plain細川頼之公建立の「竹の寺」幼少時を過ごした一休さんでもお馴染み

細川家の系図を見ると 龍安寺開基の勝元 戦国の藤孝(幽斎)忠興
有名なガラシャ夫人の旦那ですね ずーっと下って細川護熙(元首相)
当寺には護熙氏関連の芸術作品があるのです

f:id:HATTYAN0234:20211204131636j:plain初代細川頼之の言葉を襖に揮毫

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  「瀟湘(しょうしょう)八景の図」期間限定公開で見られず残念!
最近は護熙氏が寄贈した 佐野藤右衛門さんの枝垂れ桜が見られるとか

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f:id:HATTYAN0234:20211204132533j:plain背後の庫裏が工事中で 護熙氏作品は少ししか見られず

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  2013年初夏
  生まれたての緑に囲まれていました。
  古いお寺も、毎年この季節に、イチからスタートするんだね。

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  こんな階段道を自転車と共に下りるのです

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 名物とろろ蕎麦「苔の月」 苔寺門前「柚の茶屋」でいただきました

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f:id:HATTYAN0234:20211204133638j:plainいよいよ西芳寺開門(10月から6月までは13時)
本堂で「般若心経」の写経をしてから 各自庭園散策ができます
写経をしないと庭園の参観はできないそうです

f:id:HATTYAN0234:20211204133837p:plain何と妻が一番乗りで仕上げ 私は太刀打ちできませんでした
我々は 妻が膝の具合が悪く正座が無理なので 廊下の机での写経でした

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   「向上関」をくぐると「上段の庭」ハイライトが出迎えます
   夢窓礎石の作庭で 以降の枯山水庭園の原形となるものです
   「下段の庭」の池泉回遊式の庭園とは趣きが全く異なります

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   どう素晴らしいのか 足利義政銀閣寺作庭時に採用させたとか
   この様式を日本各地で探すと 平泉にある毛越寺に見られるとか

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  三段の滝組とか言われますが 素人では全く理解不可能な境地です
  一つの石を見て これは鯉の滝登りを表わしているとも言われます
  (鯉が滝を登り龍となる「龍門瀑」を表現しているそうです)

  道理で 現地ではフランス人ぽい女性が 外人のグループに必死に
  説明していました ガイドという範疇を越えて前のめり状態でした

f:id:HATTYAN0234:20211204134838j:plain下界に降りてきました 

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再度鈴蟲寺に行きますが長蛇の列 あきらめて「浄住寺」へ
平成29年11月~12月の期間限定 しかも初公開なのです

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亀甲竹(きっこうちく)という孟宗竹の突然変異らしい 珍しい!

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f:id:HATTYAN0234:20211204141819j:plain810年に開創した嵯峨天皇の勅願時
当寺の榊原執事が 一生懸命に説明していただけました

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但し 午後の桂離宮予約時間が迫り 途中でお暇しました

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f:id:HATTYAN0234:20211204142751j:plain入ってすぐの所 道の向こうを生垣で見えなくしてあるのです

f:id:HATTYAN0234:20211204142915j:plain御幸道の敷石がスゴイ!! 一枚一枚高さを揃え平らに削られている

f:id:HATTYAN0234:20211204143142j:plain表門(勅使門)は普段は閉められています

f:id:HATTYAN0234:20211204143245j:plain御幸門 後水尾上皇の御幸に合わせ造られたのです

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州浜近辺からの眺め

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ガイドさんの名調子 感情を全く表わさず 本を棒読みしているような
お経を唱えるような 摩訶不思議な それでいて頭にスッキリ入ります

f:id:HATTYAN0234:20211204144116j:plain「松琴亭」は 源氏物語の世界を表わしているとのこと
「それは実に涙ぐましいまでに美しい」と絶賛したのは 
20世紀を代表する建築家のブルーノ・タウト氏でした 

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  室内は開放されている 市松模様がいいですね

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ガイドさんが気に入り ずっと後ろについて行く康子どん

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f:id:HATTYAN0234:20211204144719j:plain前に広がる中島と池が広々と繋がっています 
月を愛でるため 舟遊びを楽しめるように庭園は造られているのです

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橋を渡って「園林堂」 扁額は後水尾上皇の宸筆であると

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f:id:HATTYAN0234:20211204145130j:plain古書院 中書院 新書院と雁行形に連らなっている

f:id:HATTYAN0234:20211204145305j:plain久しぶりに登場しました

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月見台から見る月は きっと池に映り込むのでしょう

f:id:HATTYAN0234:20211204145547j:plain「月波楼」額縁庭園の意味合い有り?

f:id:HATTYAN0234:20211204145751j:plain池の対面に松琴亭が見える

f:id:HATTYAN0234:20211204145927j:plain「御輿寄」書院の玄関 六人の沓が置ける「六つの沓脱」があります
とても有意義な体験でした 桂駅に戻り大阪へ・・・

f:id:HATTYAN0234:20211204151217j:plain無事梅田駅に戻りました 夕食は上の写真の店です

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コスパのいい料理で満足です
妻の選ぶレストランは まかせて安心 今後も宜しく!
いつも「ここは私が」と言って 料金は妻が支払います

 
























 







 





 

 












 



 

 




 



 



 

 

 



 




2016年11月 大阪からの帰路 京都一人旅

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  2016年度「モミジの永観堂」のポスターです
  京都の秋は永観堂 それが予想内であれば 名所にはならなかった

f:id:HATTYAN0234:20211203151305j:plain大阪でTVを見ていて 永観堂がモミジの最盛期を迎えますと
の告知があり 東京への帰路 京都へ立ち寄ることにしました

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京都での半日コースは 西本願寺の国宝特別公開 東本願寺そして
渉成園 それから永観堂及び南禅寺と盛り沢山のスケジュールです

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f:id:HATTYAN0234:20211203134958j:plain飛雲閣」撮影禁止なので 塀越しに写します
悔しいのは 中国か韓国か不明なれど 外人さんは監視員のいる前で
堂々と撮っていて 監視員も注意しないことです 

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パンフレットから転載 飛雲閣室内で茶菓の接待を受けました

f:id:HATTYAN0234:20211203135231j:plainこれも撮影禁止ですが「能舞台」の遠近感覚 室内中央からハッキリと
見えるように舞台が造られている・・・なんて素晴らしいのでしょう

f:id:HATTYAN0234:20211203135725j:plain国宝「唐門」は檜皮葺き 唐破風の四脚門で伏見城の遺構とされている
豊臣秀吉から寺地を寄進されたこともあってのことでしょう

f:id:HATTYAN0234:20211203140359j:plain鶴は左甚五郎作 夜になると門から抜け出して飛び回り 鳴いて騒いだ
ことから その鶴の首を切り落としたという話もあるくらいです

f:id:HATTYAN0234:20211203140627j:plain麒麟の意匠は 麒麟麦酒の商標の参考にしたそうです

f:id:HATTYAN0234:20211203141018j:plain西本願寺の前の道路

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  2011年夏

f:id:HATTYAN0234:20211203141124j:plain今度は 東本願寺の前の道路 何なのでしょうこのバスの列

f:id:HATTYAN0234:20211203141227j:plainバスが停まるたびに 上の様な信者さんが降りてきます

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報恩講の期間中に遭遇したようです 全く興味がありません 退散!

f:id:HATTYAN0234:20211203142015j:plain渉成園東本願寺飛地 別邸です ついでに寄りました

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f:id:HATTYAN0234:20211203142243j:plain池の向こうに 近代的なビルを見た瞬間 興ざめで退去しました

f:id:HATTYAN0234:20211203142402j:plain七条交番だって

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祇園祭に出ていた大船鉾の復活をかけ 寄付大募集というところ

f:id:HATTYAN0234:20211203142732j:plain京都駅に戻り バスで永観堂
滅茶苦茶な交通渋滞とラッシュのバス内 ヘトヘトになって到着です

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f:id:HATTYAN0234:20211203142949j:plain入る前からこんな状態 まるで「気違いにスマホ」です

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  1996年盛秋
  今日、一生ものの風景に出会ったような気がします。

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2014年11月 義母を伴い京都での初夫婦旅

f:id:HATTYAN0234:20211202174457j:plain東福寺の紅葉の下で

<2014年11月21日> 元気な86歳の義母と京都旅が出来ました 
大阪梅田からの妻・義母と 東京からの私が京都駅で合流 金戒光明寺
向かいます ここの慰霊塔に義父が合祀されていて 本日参拝に来ました 


参拝後 義父の出身校 京都大学のレストランで昼食 そして京阪電鉄
東福寺へ向かいます 丁度紅葉シーズンのピークなので 大勢の人出です
義母には相当にキツイ強行日程でした 本当に良く歩いていただけました

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新幹線京都駅構内での実演販売

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さすが国際観光都市の京都 外人用に分かり易いバス停車内案内です

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娘である妻は 母親を介助するでなく スタコラと階段を上がります

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二人の顔の表情対比がいい 義母はまだ心臓がドキドキしているのです
義母は 若い頃はイングリッド・バーグマン似の美人だったとは妻の談

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f:id:HATTYAN0234:20211202180546j:plain義父は 肺癌の治療中に急死したのですが 死因に不信を抱いた長女
(私の妻)が解剖を依頼したら 図らずも母校の京大で献体解剖され
慰霊塔に合祀されることになったのです 

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  金戒光明寺 そうだ 京都、行こう。2010年盛秋

f:id:HATTYAN0234:20211202180907j:plain京都大学に向かう途中で見つけました「服部豆腐店
看板左下に「南禅寺御用達」とありますが 後日南禅会館に宿泊した際
朝食でいただくことになります 当然この日も購入しました

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真如堂に行きます

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何かを訴えている表情

f:id:HATTYAN0234:20211202181457j:plainそうか!「花より団子」だったのですね アピールしていたのです
義母も団子を食べて元気回復です やはり親子は良く似ていますね

f:id:HATTYAN0234:20220101064359j:plain 
  真如堂 そうだ 京都、行こう。2002年盛秋

f:id:HATTYAN0234:20211202190241j:plain京都大学 吉田キャンパス内 フレンチレストラン「ラ トゥール」
とても美味しかったけれど 当時は料理を撮影しておく習慣がなくて 
何を食べたかは 記憶にございません でもさすがは京都大学でした

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東福寺への参道です

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f:id:HATTYAN0234:20211202181734j:plain東福寺の通天橋 入るまでが大行列でした

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向こうに見えるのは 臥雲橋です(最近知りました)

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f:id:HATTYAN0234:20211202182202j:plain回り込んで 偃月橋を渡ります

f:id:HATTYAN0234:20211202182353j:plain通天橋は やはり人 人 人です

f:id:HATTYAN0234:20211202182706j:plain私のカメラでは 見た時の感動の色彩がとてもとても表現できません

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間に 変なおっちゃんが写り込んでいたので分割しました

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f:id:HATTYAN0234:20211202183132j:plainもうこの辺では 義母も限界?

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東福寺には 紅葉のモミジが2,000本 桜はありません
当寺の画僧 明兆が大涅槃図を描きあげ 室町幕府第四代将軍の足利義持
にお見せしたところ 大感銘した将軍が「何か望みがあれば申してみよ」
と仰せになり 明兆は(花見客が詰めかけて修行の妨げとならないよう)
桜の木を全て伐採してほしいと願い出た こうして桜に変わってモミジの
木が植えられ 現在は 青モミジや秋の紅葉が楽しめるようになりました

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   東福寺 そうだ 京都、行こう。1997年盛秋
   六白年前、桜を全部、切りました。春より秋を選んだお寺です。
   紅葉のベストポジションは、修行の道でした。
参考:そもそもは 谷を登り降りして上の開山堂へ向かう修行僧を
   助けるために架けられたものだそうです

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  東福寺 同じく2009年夏

f:id:HATTYAN0234:20211202183258j:plainようやく戻って来ました 大阪は梅田 家の近くのメリーゴーランドです

f:id:HATTYAN0234:20211202183358j:plain本当にお疲れさまでした

翌11月22日は 夫婦で大阪から京都の嵐山に出かけました
フォトブックには 妻をモデルにした写真を掲載していますが
ここでは 妻が写した私がモデルの地味な写真を載せておきます
嵐山の紅葉風景の中 何故か端っこに申し訳程度に入っています

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中ノ島公園

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珍しく笑顔で写っています 少しは見られます

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   嵐山 そうだ 京都、行こう。1995年夏
   ここに、こういう橋を持ってくるところが、京都なんだな。
   平安の貴族たち公認の 避暑地に、おじゃましています。

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多分 秋季特別公開の「宝厳院」だと思います

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さすが「天龍寺」は超人気 あふれんばかりの人出でした

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   天龍寺 そうだ 京都、行こう。2002年春
   長い争いの時代を変えたい、と植えられた桜でした。
参考:天龍寺70年以上続いた南北朝の長い争いを背景に
   このお寺は創建されました 足利尊氏 直義兄弟が
   無窓国師に 戦火の罪を説かれて建立を決意したと
   当時は今の約40倍の広さで 渡月橋も境内でした

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  天龍寺 同じく2016年秋
  外の景色をお借りできて、うれしい、ありがとう。
  情景はきもちの言葉でした。

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続く「竹林の道」は まるでラッシュアワー状態

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まるで「ウォーリーを探せ」状態で 端っこに写り込んでいます

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外人さんも必死に竹林を写していました

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すぐ傍の「大河内山荘」です 茶菓付きで1,000円と高目だからか
あまり入園者がいません 素通りはもったいない 素晴らしい庭園です
小倉山の南面に 時代劇の名優 大河内伝次郎が昭和6年から64歳で
逝去するまでの30年間 映画出演料全部注いでコツコツと創りあげた

f:id:HATTYAN0234:20211203120030j:plainはるか向こうには比叡山が・・・

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もう一回 「大乗閣」からは 額縁の外に 京都の町や比叡山が見えます
ここからの四季の移ろいを眺める贅沢に 丹下左膳も満足されたでしょう

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「常寂光寺」では 着物姿の学生さんに許可を得て大写しでパチリ

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私はというと 風景の中に溶け込んで いるのかいないのか?

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あれっ 一突きいくらだったのでしょう

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   常寂光寺 そうだ 京都、行こう。1993年盛秋
   紅葉なんてどこにでもある、と思ってました。失礼しました。
   去年の今頃、オレ、何してたんだっけ。
   どうせ、忙しい忙しいって言ってたんじゃない。

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  常寂光寺 同じく2007年初秋

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  常寂光寺 同じく2011年初夏

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  常寂光寺 同じく2019年初夏

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二尊院」の本堂

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  二尊院 そうだ 京都、行こう。2012年盛秋

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祇王寺」の苔庭 とても数枚の写真では 良さを伝えられません

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  祇王寺 そうだ 京都、行こう。1994年盛秋
  なにしろ、日本でいちばん四季にうるさい町の、紅葉ですから。
  このへんにあるといいな、と思うところに、
  ちゃんと紅葉があるんです。京都では。

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  祇王寺 同じく2010年初夏
  古くからあるのに古くない、毎年、新しい生命力を
  緑からもらうようにできていました。

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   祇王寺 同じく2019年初夏
   苔が、新緑を見守る。
   「古と今」は、共に美しく生きていました。

最後に「宝筐院」に立ち寄って 嵐山一日観光を終えました

















 









 













 

 


























 
















 

 

 







 




 

2021年 京都の初秋を巡る6日間⑥

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f:id:HATTYAN0234:20211119130715j:plain智積院長谷川等伯親子渾身の力作 ここにあり
狩野派なんぞに負けてたまるか!

<6日目>
本日のメインは ヒルトンの新ホテル「ROKU京都」の見学と
智積院特別公開中「楓図・桜図」他の国宝障壁画の現物(上はレプリカ) 

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ホテルの朝食を食べて
次はヒルトンの新ホテル「ROKU京都」
まるで京都迎賓館のような雰囲気です 絶対に泊まりたいホテルです
一ヵ月ほど前にホテル内部を見たいとメールで予約を取得済なのです

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ROKU京都と「ショーザンリゾート」の同一敷地内にあるのが
東急リゾート京都鷹峯なのです ようやく宿泊先に帰って来ました
そしてすぐにチェックアウト 京都駅に向かいます

f:id:HATTYAN0234:20211201054000j:plainJR京都伊勢丹出町ふたば 昨日電話で予約して 妻と私それぞれ
家に持ち帰るお土産用に購入です そして大阪に戻る妻とお別れです

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新幹線15:39まで3時間あります
さてどこに行こうか? さっと思いついたのが「智積院」バスに乗ります

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収蔵庫に長谷川等伯の現物が貯蔵されています
撮影はもちろん禁止 随分傷んでくすんでいるなあ が感想です
でもでも 大好きな長谷川等伯 十分に堪能できました

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「利休好みの名庭」に入ります

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入る前 開け広げた室内に等伯親子の力作(レプリカ)が見えます
いやあ とても綺麗 くすんだ現物とは大違いです

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室内から池を眺めると これがまた素晴らしい
時間も十分にあるので ゆっくり鑑賞できました

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鐘楼

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「天下一」を巡る絵師たちの戦い 狩野永徳長谷川等伯
先ずは狩野永徳(1543~1590 京都生まれ)
室町幕府に仕える絵師の家系で四代目に当たる天才 狩野派の大スター
・23歳で足利義輝の注文を受け「洛中洛外図屏風」を完成させる
・信長の御用絵師として安土城に招かれ 100枚の障壁画を描く もし
 信長の気に入らない出来であれば 即切腹を覚悟しての製作であったと
・秀吉にも重用され 大坂城聚楽第の内部装飾を請け負う
・秀吉に倣った他の大名たちも注文を これ正に「天下一」の極致である
 ただし あまりの仕事量で 現代風に言えば過労死で死去 後ろからの
 長谷川等伯下剋上の勢い・追い上げに常に恐怖感との闘いでもあった

・彼の作品の多くは構造物と共に失われ 現存作品は10点に満たない

次に長谷川等伯(1539~1610 能登・七尾生まれ)
・若い頃は仏画中心 染物屋で働いていた
・30代で京に 染物屋ならではの色彩センスを生かし狩野派に弟子入り
 狩野永徳もその力量を評価していた
・その後独立し 門人の育成に力を入れて 大規模な仕事にも対応できる
 システムを整え 同時にファンを増やす ファン代表が千利休であった
・1589年 利休が大徳寺に山門を寄進する際 天井画や柱絵を等伯
 依頼 これを狩野派はつぶしにかかるも見事成し遂げて 大評判となり
 その声は朝廷にも届いた
・1590年 仙洞御所の内部装飾の一部を狩野派から自分らにと運動を
 展開した等伯 これが永徳への下剋上の戦いの幕開けであった
 永徳必死に抵抗 あらゆるコネを駆使して大抗議を展開 何とか狩野派
 だけでの請負にこぎつけるも 疲れ切っていた永徳一ヵ月後に死去す
・1591年 秀吉造営の祥雲寺(秀吉の子鶴松の菩提寺 現智積院)の
 障壁画を請け負う 1593年完成作品の一部が「楓図壁貼付」である
・1591年 大徳寺山門いいがかり事件で利休切腹
・1593年 祥雲寺障壁画完成直後 後継者である息子久蔵が急死する
 等伯以上の実力者とみられていた 狩野派の暗殺陰謀説が流れた・・・
・号泣する中で取り組んだ「松林図屏風」は等伯の代表作 国宝である
・1599年 久蔵七回忌の年 本法寺に「涅槃図」を奉納した

・晩年「雪舟五代」を自ら名乗る 現存する作品は80点余
 今見ることのできる作品数は永徳を大きく上回る
 今年 市内で「楓図」と「涅槃図」の現物を両方見ることができた
・おまけ 歴史好きで知られる俳優の高橋英樹が この二人の戦いを
 「吉岡一門と宮本武蔵」に例えていたが 勝負は武蔵(等伯)の勝ち!
 だって高橋英樹自身も宮本武蔵を演じているのですから

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京都駅に戻るべくバス停に 国立博物館の向こうに山々が
これが京都です 超近代的なビルが建ちませんように祈ります

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駅地下「こなな」で昼食990円 こんな軽食がいいですね

 

最後に 京都旅恒例 今回訪れた観光名所の「そうだ 京都、行こう。」
のポスターを紹介します

1994年 夏 比叡山

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   比叡の山に登りました。
   人生観がグラッとするような話に、出会いました。 
   ラクな道ばかり選びたがる自分に、反省をうながしています。

1994年 盛秋 神護寺

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   紅葉が見事、というだけでは
   名所になれないんだそうです。京都では。
   試練の中で暮らす人がいて、紅葉の中で微笑む仏像がいて、
   ただもんじゃないな、京都の秋は。

1996年 春 大覚寺・大沢池

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   「桜がなければただの広場」なんてところ多いけれど。

1999年 夏 宝泉院

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   この国もますます、グローバル化するそうですね。
   あちこちが、デジタル化なんだそうですね。
   二十一世紀がもうすぐだそうですね。
   京都は「関係ない」って顔をしているようでした。

2004年 夏 高山寺

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   大きな夏休みが、小さなお寺で見つかる。それがうれしい。

2007年 初夏 智積院

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   京都なら、そのスーツのままでいいんじゃないですか。
   春と夏の間に、いったいいくつ季節を
   隠しているんだ、この町は。

2007年 盛秋 大覚寺

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   美しい景色は 人がつくり上げるものです。
   この当たり前のことに、1000年経った今、
   ドキリとするのはどうしてだろう。
   平安時代の初めに海外の情報を集め、書を読み、話を聞き、
   練りに練ってこの空間設計は生まれたのでした。

2008年 夏 延暦寺

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   絵日記を書いて、それでおしまいに
   なってしまうような夏じゃなく。
   大きくなって、思い出してくれるような「夏の記憶」を
   つくるかどうか、親も試されているのです。

2008年 盛秋 三千院

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   紅葉の中で 仏さまに出会ってしまいました。
   急いでケータイを切ります。あしからず。

2013年 夏 石清水八幡宮

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   夏の子供を育てるのは、青い空と太陽だけじゃないのです。

2015年 初夏 東福寺

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   初夏の私は、「秋のガイドブック」を開きます。
   紅葉の名所は、すなわち新緑の名所ですから。