大覚寺 五大堂(本堂)から張り出す観月台 大沢の池と嵯峨菊を鑑賞
<5日目>
本日のメインは 大覚寺の嵯峨菊とレストランボルドーのランチです
駅舎が高架となり 以前の荘厳な社寺(下の写真)は鉄道博物館に移築
二条駅前から西大路御池の91番バス停まで歩きます
バスに乗っている時間は約30分 懐かしい妙心寺を通過します
どうやって栽培したのだろうか?
下段7 中段5 上段3と花の数を仕立てている 人工的だったのです
受付で ここ(500円)と祇王寺共通券が600円 これはお得ですね
村雨の廊下 天井は刀や槍を振り上げられないような高さにしてある
床は鴬張り 向こうから十二単の女官が現われそう・・・
勅使門
法隆寺夢殿を模した「勅封心経殿」
周囲約1kmの日本最古の人口林泉庭園
背後に「菊ヶ島」平安時代初期 嵯峨天皇が菊ヶ島に咲く菊を手折り
花瓶に挿された これが生け花「嵯峨御流」の始まりであり 生け花
発祥の地である 注:嵯峨天皇は桓武天皇の第二皇子
五大堂(本堂)五大明王を祀る
ろうそくを献じ その灯明から線香を灯し 妹の病気平癒を願う
最近 引き戸の錺りや釘隠しにも興味を持ち始めています
ちょうど今 11月初旬は嵯峨菊の最盛期 上は高校の園芸部だろうか?
出展作品が沢山陳列されている
御所の名残か 左近の梅(桜ではない)右近の橘が植えられている宸殿
後水尾天皇と妻の和子の雰囲気が感じられ ここだけは江戸時代である
平安時代から突然江戸時代に時空間が飛ぶ 応仁の乱で焼失した堂宇を
徳川家光の時代に再建 皇室ゆかりの門跡寺院であり移築建築も多い
大覚寺 想像以上に良かった 京都観光でのお勧めの寺院です
さあ ここからが大変なのです 昼食に予約している鷹峯のボルドーが
12:30 そこまでバスを乗り継ぎ その間ホテルのチェックアウト
をして 次のホテル(東急リゾート鷹峯)で荷物預りをお願いします
そして昼食のレストラン用にトイレで着替えまでする必要があるのです
勿論バスが到着する西大路御池から二条までほぼ速足 妻はゆっくりと
来ます ホテルの部屋からバゲッジを二人分かつぎ時間との闘いでした
ボルドーは前回のディナーに続き2回目です
我々が同じ店に2回通うのは珍しいことなのです 大好きな店なのです
それと ごく最近TVで「科捜研の女」再放送スペシャルを見ていたら
突然上の写真が画面に写りだされ「エッ!」と夫婦共に声をあげました
しかも店の料理人が犯人役 これは出向いて聞かなければ 康子探偵が
目を輝かせます 妻は榊マリ子(沢口靖子)に成りきっているようです
テーブルの上にはナイフとフォークが13本並びます
妻は サーブする女性からの説明を聞き すぐにメモします
アミューズ 芽セロリのピューレ 牛肉のホロホロ
オードブル オマール海老のギャレット セップ茸乗せ
ホタテ貝の梅ソース
リンゴのスープ 妻が絶品と 「リンゴの種類は?」と質問しますと
店員さん戻ってきて「普通のリンゴだそうです」まだ自慢のリンゴの
時期ではないようなのです 野菜等実家の農園で育てているそうです
あこう鯛のポワレ トマトソース ロマネスコ少し固めに茹でてあります
メインの鴨のロースト フランボワーズビネガー
洋梨のソルベ そうです これがデザート前のデザートなのです
デザートは6種類 ご希望なら全種類OKで 妻が4品 私は全部と
ただし「薄く切ってください」と注文しました(グランデセール)
二人で14,520円(ワイン一杯ずつ)料理は5千円コース
出口でシェフが見送りしてくれます 妻がすかさず聞き出します
勿論「科捜研の女」についてです またまた 目が輝いています
「撮影は3年前でした 3日間完全に貸切状態です 沢口さんも
内藤さんも3日間ずーっと控えていらっしゃいました 撮影時に
出された食事は 実際沢口さんが頼まれたものです・・・・・・
もし殺人現場がここ(店内)でしたらお断りしていたでしょう」
鷹峯玄琢下バス停近くで 御土居の先端(光悦堂前入口からの裏手)あり
三条通レトロ建築群のうち「京都文化博物館別館」 入館無料です
実は 昨年も訪れ入室したかったのですが 当日コンサートを開催
していて内部は撮影禁止でした(トイレだけ拝借しました)・・・
昨年三条店に入店しており この本店を探しました
昼食を思いっきり食べたあとで コーヒー一杯さえもノーサンキューです
錦市場で 妻は再度ちりめん山椒を購入 大阪へのお土産です
四条河原町から四条大宮でバス乗換え 土天井バス停までちょっと遠い
東急リゾート京都鷹峯 今回は和洋キッチン付き(キッチン使用不可)
昨日までのモクシー京都二条の狭い部屋から特段のアップグレードです
昨日まではシャワーのみ 今日からは温泉三昧なのです