2021年9月13日~15日
来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の前景気で賑わっていていい?
修善寺及び伊豆高原は コロナの緊急事態宣言下 飲食店ははぼ全休でした
踊り子号で修善寺に到着
日枝神社にお参り
妻は膝の状態が悪く 階段を上がれず 一人で夫婦杉を拝みます
修禅寺です
鎌倉幕府第二代将軍 源頼家が幽閉されたことで知られ 岡本綺堂の戯曲
「修禅寺物語」の舞台にもなった 寺宝の面は見損ないましたが・・・
修禅寺の面(おもて)作り師 夜叉王は頼家の命で面を打つが 死相が現
われて不満 しかし催促に来た頼家はその面が気に入り 持ち帰ると共に
夜叉王の姉娘の桂を側女として 若狭の局と名乗らせる
やがて頼家は北条の討っ手に襲われ落命 桂はその面をつけて身代わりに
立とうとして深傷を負って家に帰る 夜叉王は頼家の運命が面に現れたと
自身の技芸に満足し 断末魔の娘の顔を写生するのであった・・・
綺堂が寺宝の「頼家の面」と称する古色蒼然たる面を見て 詩趣を覚えて
創作した物語 新歌舞伎の代表作の一つに数えられる
ここの手水舎は さすが温泉の街 温泉なのです
ここだけは人通りが多く 人が途切れるのを待ちます
途中休憩用の竹製のベンチが
パノラマで撮影
ここだけ見ると京都 嵯峨野の竹林風
名所の独鈷の湯 誰も入っていません
甘味処が全休で 饅頭総本山 源楽で竹炭を使った胡麻饅頭を試食
とてもきれいな店内飾りつけ 黒米と葛切りとクレープ風菓子購入
駅に戻り ホテルまで送迎バスです
ホテルでは「アップグレード」してもらえ 何と温泉露天風呂付き
カーテンの向こうに露天風呂が・・・24時間入り放題なのです
となると 妻は早速露天温泉に
夫はカメラ片手に撮影会 何枚も写しましたが 妻からブログ掲載許可が
出たのは上の一枚だけ 本当はもっと芸術的写真がありますが夫婦だけの
秘密・・・・・
心なしか隣室からもキャッ キャッとか言うような嬌声が聞こえて来ます
エリート会員だけの「ラウンジサービス」
この部屋に入るのは初めてです カードで出入り自由なのです
アルコール類飲み放題 簡単ではありますが おつまみ類 軽食も
出されています
スパークリングワインは自分で栓を抜き グラス一杯に注ぎます
こんな贅沢は他ではできませんね
ラウンジにいた若い男性に聞いてみました 「ここで食べたら隣の
レストランでの夕食には行かれませんか?」
男性の回答 40泊以上していますが夜レストランに入ったことは
一度もありませんと・・・
我々はレストランを予約していたので お腹はほどほどでしたが
夕食をいただきました
とろろ蕎麦料理と金目鯛の煮つけ
伊豆の名物は 蕎麦とワサビと金目鯛です とても美味しかった
大きな温泉に入りに行き ゆっくりできました
朝食付きです
ビュッフェスタイルなので 本日は洋食中心にしました
とてもおいしくいただきました
天気が雨模様で 本日の「河津七滝巡り」が少々心配です
マリオットホテルが5年前 森トラストの「ラフォーレ倶楽部」と提携し
リノベーションし リブランド計画を推進 室内の設備は最新のものです
ホテル送迎バスでラフォーレ修善寺入口まで そして8:25の東海バスに
乗り水垂(みずだれ)に向かいます 約42分です
何とか最初の滝「釜滝」に到着です
滝の上から滝壷まで一気に階段を下りました
滝も見事ですが 崖の柱状節理が美しい
階段状の吊り橋です エビ滝が見えたはず・・・
危険な橋を回り込む要ありとのことで リスク回避しました
蛇滝です
なかなか美しい「初景滝」(しょけいだる)
岩に乗せられれば大願成就 残念でした
早くも黄葉がスタート
カニ滝
二つの滝が合流し 最後大滝となって滝壷に
ラスト大滝に向かう途中でループ橋が見えますr
大滝
バスでループ橋をグルグル回ります
小雨が降ってきて 帰路寄りたかった浄蓮の滝は素通りしました
ブラタモリ「伊豆 天城越え編」は2018年5月の放送です
浄蓮の滝とワサビ田 そして旧天城トンネルを通っていました
私は学生時代 温泉の湯ヶ島から歩き始め浄蓮の滝を見物して
天城トンネル新道までは行きましたが 旧道には行かなかった
機会があれば旧トンネルをと思っていましたが雨で残念でした
和食の朝食も大満足です
こんなのがあると 必ず写真を要求する妻です
帰路 三島駅で降りて 駅弁入手できました
帰宅してハッと気づきました 修善寺温泉街のあちこちで見かけたのが
「北条義時ゆかりの地」の旗 そうなんです 来年のNHK大河ドラマの
舞台だったのです 歩いている最中は全く気付きませんでした
我々夫婦 大河ドラマの先取り旅行だったのです 来年こそコロナが収束
して皆さんが ここ伊豆へ来られますように
修善寺駅前の店舗は全休 道一本入った所に開いていたローレルケーキ店
ここはテイクアウト専門 「皆さん中途半端にオープンするより休業した
方が休業補償がもらえるので店を閉めているのです」と・・・・・
最後に 伊豆と言えば「伊豆の踊子」
映画化されたなかで 気に入りの女優を中心に・・・
歴代女優 第一回は1933年の田中絹代
1960年は鰐淵晴子 津川雅彦 圧倒的に美人ですね
1963年は吉永小百合 高橋英樹
1974年は山口百恵 三浦友和
カランコロンと富士銀行のポスターに イメージ・キャラクターでした
内藤洋子の踊子はおまけです
「白馬のルンナ」が大好きで ステレオを所有してすぐに買いに
いったレコードです 歌手でも女優でもない素のおでこちゃんです