2021年 軽井沢万平ホテルでの3泊4日②
石の教会 内村鑑三記念堂
<2日目 5月24日(月)晴れ 旧軽井沢から中軽井沢へ>
先ずは我々夫婦恒例の朝散歩です
万平通りの十字路に立ち どの方向を向いても人がいません 静寂そのもの
妻が何かを探しています 服部の表札がないかなあ~と見ているとのことで
別荘など持たないのに 他人様の別荘の良し悪しを検分しているようでした
ホテルまで戻って来ました 右がホテル 左がハッピーヴァレー 苔むした
石垣と石畳が続く美しい散歩道です 森のマイナスイオンを満喫できました
都会の空気で汚染された自らの肺を 一時ではありますがクリーニングです
朝食は7:30からです 待っているのは我々だけ 皆さんごゆっくりです
そうそう 時間があったのでホテル内を探索 壁にはジョン・レノン一家の
写真も飾られていました 万平ホテルは軽井沢での一家の定宿だったのです
朝の洋食は昨晩と同じメインダイニングルームでいただきます
プレーンオムレツとソーセージ
朝食としては 東急ハーヴェスト鷹峯の方が圧倒的に良かった
これで4,250円はコスパ的に合わない 明日は和食にします
ホテルを出発 有名なテニスコートです 滞在中何度も通りました
昭和の良き時代 時の皇太子殿下と美智子様が出会われた運命のコート
旧軽銀座通り 時間は朝9:00 人の気配が少ないのは月曜日だから?
本日は 当初電動自転車で旧軽と中軽井沢を往復するつもりでいましたが
サイクルQで1台1日3千円と言われ 高過ぎなので西武バスでの往復に
変更 ただ戻り最終便が18:25なので 現地での夕食は無理?
西武バスは 旧軽井沢「旧軽ロータリー」近くの軽井沢本通りから出ます
9:14発で 中軽井沢の湯川バス停9:27着 370円です
途中 中軽井沢駅を経由します
本日の予定は 石の教会 内村鑑三記念堂とトンボの湯とハルニレテラス
「星のや軽井沢」チラ見したい 昼食は村民食堂 夕食はハルニレテラス
BEB5軽井沢(これも星野リゾート)を通過し弓なりの道を上ります
バスの運賃表とにらめっこ トンボの湯だと470円なので 一つ手前の
湯川で下りました 370円です セブンイレブンがあります 軽井沢で
初めて見たコンビニです コーヒーとお茶を購入 石の教会に向かいます
自転車も通行止めの急坂が出現です 坂の途中ではバキュームカー4~5
台連らなり汲み上げ中 臭いけれど我慢して5分ほど進み高台に到着です
石の教会は10:00オープンです
ここでの結婚式は女性陣の憧れとか
教会内に光が差し込み 輝くのはオープン前と 以前は祭壇の上にも行け
たし 内部の写真も自由に撮れたのに 外国人(C国人のこと)が奔放に
振舞ったために 祭壇にはリボンがかけられ 撮影も禁止になりましたと
「知りたがりの康子」が係りの女性から聞き出しました
夜にはライトも点灯されるようです
教会を出てトイレを探しますが見当たりません 同一敷地内に建つホテル
ブレストンコートの入口にいた女性に「緊急事態です!」と妻が訴えます
それではということで 住所・氏名・電話番号等を記載させられてやっと
入場が許されました 星野リゾートのグループ企業だけのことはあります
(この会員制ホテルは美食で有名のようです)
近くの高原教会で式をあげたのでしょう 新婚夫婦とその家族が記念写真
を撮影していました 高原教会には入りませんでした
ここはどこ?という感じです 懐かしい軽井沢の雰囲気がどこにもないの
です 田舎臭さというか素朴な匂いが全くしないのです 上の写真を見て
軽井沢と言い当てることのできる人どれくらいいるでしょうか? まるで
青森県の奥入瀬渓流と同じ匂いがします 星野さん自然をいじり過ぎては
いませんか?
こんな写真も女性人気に火をつける「ロマンチックな星野リゾート」です
上の写真「村民食堂」という名称にしては 垢抜けた写真を公開している
11:30オープンなのに 我々11:00少し前から待機して待ちます
待ち時間にトンボの湯を下見し そして「星のや軽井沢」への裏入口を
発見しました 宿泊者以外立ち入り禁止の文字は見なかったことにして
戸を開けます
ここを突っ切るのは・・・と躊躇していて横道を見つけ足音を忍ばせ・・・
そしてもう一枚
宿泊できた人は こういう風に写せるのですね(公式頁から)
11:30になり 食堂に
個人的には 信州サーモンのお刺身が一番でした とても美味しかった
食堂内には 1匹だけ連れて入れるとのことで 犬連れの先客が出るのを
じっと待つご婦人と2匹の犬 そばを通る他の犬が吠えても一切反応せず
よほど訓練というか躾ができているようです 御主人が遠くで見守ります
食事を終え「トンボの湯」に入ります 一人1,350円は高いですね
内湯と露天に入り 約40分で出ました 湯温は41度少し低めでした
お風呂上りに 妻を星のや軽井沢に案内します 他に人がいないことを
確認して 再びソッと入ります
株式会社 星野リゾートは1951年1月 実父らが設立したものです
現代取 星野佳路(よしはる)は慶応大学卒業後 米国コーネル大学の
ホテル経営大学院修士課程を出て 帰国後 1991年同社代取に就任
ホテル業界には就職希望者が来ない ボロい温泉旅館に魅力がないなど
お先真っ暗から出発 ホテルブレストンコートを開業 2010年には
地方の温泉旅館をリブランドさせた「界ブランド」の黒字化が転換点に
廃業寸前の「リゾナーレ小淵沢(現リゾナーレ八ヶ岳)」を銀行に勧め
られた 断るつもりが会場に集まった従業員の熱い視線(あなたと共に
働きたいという思い)にほだされ 引き受け 結果見事に再生させ得た
これで自信がつき 今の地位を築いた 従業員を常に思いやる人間性に
従業員が惚れ込む・・・現在のマーケティング責任者は会場にいた人と
ハルニレテラスを散歩しますが 満腹状態なので こぎれいな食事処にも
目が行きません 素通りです 本日は夕方から雨との予報もあり 早いが
旧軽井沢に戻ろうと ここでの夕食はあきらめ バス停まで向かいました
バスの待ち時間がもったいない 一つ先の湯川バス停まで歩き朝に寄った
セブンイレブンで(ホテルの自販機が高いため)ビールを買って戻ります
軽井沢ビールという銘柄です その時妻の叫び声 杖代わりのスティック
の先に付いているゴムが歩道の排水溝にはさまり 抜けてしまったのです
バス到着間近であきらめるよう言いますが 素直に従う妻ではありません
排水溝にはまっているゴムを起こして スティックをねじ込み 回しこみ
何と回収してしまったのです 万歳をしています 何と言う事でしょう
旧軽井沢銀座に戻りました
周辺で一番人気の「川上庵本店」に入り テイクアウトをお願いしました
当地では宅配は出来ません 別荘地で地理不詳 非効率と テイクアウト
も他がしているのでしますが 月1~2件程度と 現地で食べていただき
ますと(2番人気の「酢重正之」にも聞き テイクアウトしていませんと)
待ち時間にテラス席で そば団子(2本入り)とコーヒーを注文しました
美味しかったのです そば粉を練り上げカリッと揚げ 信州ならではの
クルミの入った味噌ダレがかかっている もっちりサクサクとした食感と
香ばしさ 東京へも進出し 青山 麻布 外苑前に支店を出しています
「一品料理と蕎麦で〆」が合言葉の店です お勧めです
テイクアウト4品 彩り野菜の温製サラダ950円 出汁巻卵900円
野沢菜590円 鞍掛(くらかけ)豆550円 計4,170円でした
セブンイレブンで購入の軽井沢ビールとベストマッチ 部屋でゆっくり
いただきました 帰り際小雨に会いますが 旅行中の雨はこれだけです