2020年 紅葉の京都・奈良 7日間  美しい庭園巡りと美味しい食事を求めて⑤

f:id:HATTYAN0234:20201212151738j:plain<5日目 11月26日(木)>無鄰菴~円山公園高台寺

本日は 朝9時~10時の間に「南禅寺無鄰菴見学」を予約済です
南禅寺には昨日行っており 時間も分かっていると安心しているところに
「地下鉄は外が見えないので嫌い」などと急に妻が言い出しましたもので
それじゃあ バス100番急行で行くかと バス1日券購入しCバス停に
南禅寺はAバス停206番ですよ」とバス案内人に言われ 急遽Aバス
停に並びます 8:02発です 何だか急に変な予感が というのは自身
数年前に このバスに乗り 渋滞のなか小一時間かかりイライラした経験
永観堂行きのバス)があることを突然思い出したからです

今度は時間的制約があるのです 南禅寺永観堂道バス停からは急いでも
10分かかり しかも無鄰菴の場所未確認なのです・・・・・・
案の定バスはチンタラチンタラ バス停ごとに停車し しかも道路は渋滞
途中下車して地下鉄東西線に乗り直そうかと何回思ったことか!
何とか8:45近い筈のバス停で降り速足で 途中何人か無鄰菴の場所を
聞きます 歩いて来た僧侶に聞きます「私は東福寺の者で分かりません」
京都在住の僧侶なら 知っていて当然だと思うのですが・・・・・
ようやく湯豆腐順正に知っていそうな人がいて 優しく教えてくれました
8:55到着 何人か並んでいてホッ! 妻も必死で歩いてくれたのです

予想以上に無鄰菴は良かった 庭造りが趣味という山縣有朋が考案し監督
当時無名の植木屋である小川治兵衛に指示通りに造らせたのが無鄰菴です
田舎の風景を好み 東山の借景を取り込んだ 小川が流れる景色を一から
作った 澱んだ水を嫌い 池ではなく流れる小川を庭にデザインしました
苔は面白くないからと芝生を植えた(ただもともと湿潤地で5年後苔が)
1890年完成したばかりの琵琶湖疎水が すぐ傍にあり庭にすぐ引けた

お隣に何もないと言う意味で無鄰菴 庭園内には次の碑がかかっています
「春はあけはなるる山の端の景色はさらなり 夏は川どのにすみわたる月
の涼しさ 秋は夕日のはなやかにさして紅葉のにおひたる 冬は雪をいた
だける比叡の獄の窓におちくる心地して 折々のながめいはむかたなし」

f:id:HATTYAN0234:20201212123355j:plain先ずは10分ほど簡単な説明があります 私には退屈 全部知ってます!

妻はフムフムと聞いておりました 南禅寺御用達の加藤造園さんでした
「忽然と現れる三段の滝 奥に行くに従い 里から野へ 野から山へと
山深くなる 木々も大きくなり山中の林のようです 母屋から見たとき
滝や池は見えなくしてあります」と

f:id:HATTYAN0234:20201212124048j:plainいざ散策スタートです

f:id:HATTYAN0234:20201212124149j:plain水は浅くして 水面の表情が良く分かるように工夫されています

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f:id:HATTYAN0234:20201212123252j:plain風景を楽しんでいると

f:id:HATTYAN0234:20201212124433j:plain左上方に巨大なクレーンが見えます すぐ近くにマンションができるそう
近隣住民こぞって反対している最中とのことです

f:id:HATTYAN0234:20201212124758j:plainこんな風景も今回が見納めか? 借景がマンションでは興ざめの極致です
でも マンションの住人は眼下に無鄰菴とは 素晴らしいですね~

f:id:HATTYAN0234:20201212124955j:plain三段の滝です

f:id:HATTYAN0234:20201212125104j:plain池に配した小石がいいですね

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茶室です 常にオープンの状態です

f:id:HATTYAN0234:20201212125412j:plainさて 洋館に着きました 有名な「無鄰菴会議」の舞台は2階にあります

f:id:HATTYAN0234:20201212125546j:plainこの部屋に 政友会総裁伊藤博文 元老山縣有朋 外務大臣小村寿太郎 
総理大臣桂太郎の四者が集まり 日露戦争いかにするか話し合ったのです
「ロシアの満州における権利は認めても 朝鮮における日本の権利だけは
ロシアに認めさせる」不調なら対露戦争辞さないと御前会議に持ち込んだ


無鄰菴の庭師から一言
樹木は剪定でも空間表現しています 建物に近いほど薄めに剪定し 遠く
なるほど徐々に濃くなるように 手前が濃いと景色が遮蔽されて 空間が
成り立ちませんと
もう一つ 無鄰菴の命である川の流れ 不要な藻が発生しないように細心
の注意を 藻は見せるべき石組みを隠してしまいます 冬は成長スピード
は落ちますが 週一回は金タワシでこすって落とします 身を切る冷たさ
ですが 庭への愛が増す瞬間ですと

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最後 皆さんは別室で 庭を眺めながらお茶を 妻は正座は無理なので
特別に別室でいただきます 無鄰菴はお茶込みで1,800円でした

おまけ:第二無鄰菴(第一は山縣有朋の故郷山口の草庵)

f:id:HATTYAN0234:20210107232851j:plain京都高瀬川二条苑 角倉了以別邸だったものを改修
茶庭は小堀遠州作 後に小川治兵衛が手直ししたかどうかは不詳

f:id:HATTYAN0234:20201212153351j:plain無鄰菴を出て すぐ隣のビルに張られるヒューリックへの抗議看板です
みずほ銀行のOBとして恥ずかしい 何故に環境破壊をするのでしょう
(注:ヒューリックって元富士銀行のOBが成長させた企業なのです)

f:id:HATTYAN0234:20210207103044p:plainここから次の目標は 祇園のいづ重の箱寿司 本日10:30開店ですが
どういう交通手段があるか? バスで永観堂まで戻る? 蹴上から一駅の
東山で降りてあとは徒歩 いろいろ考えながら平安神宮の方へ歩いている
と何か知らないバスが停車中 「岡崎ループ(注)」なる順路を走るバス
で 運転手さんに聞くと 近くを通るよというので乗りました 他に乗客
はいません 車内の路線図を見ると 知恩院前が近いらしい これ大正解

注:南禅寺・疎水記念館~平安神宮知恩院~地下鉄東山駅をループです

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知恩院に着きました 日本最大の三門が目の前に聳えます
入ると急階段があるとは知っていたので 一人三門の額縁を写しに速足で
撮影に向かいます やはりカメラの中に急な階段が迫っていました

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実は 知恩院円山公園のすぐ北に位置していて 公園を通り八坂神社を
下りれば いづ重はすぐです

f:id:HATTYAN0234:20201212171800j:plain円山公園 いい天気です

f:id:HATTYAN0234:20201212171820j:plain背中に東山 公園から東山までの間は 昔は湿潤地 それを開拓整理した
のが あの小川治兵衛 治兵衛さんは無鄰菴で作庭大成功し 時の京都の
府知事から「あの無鄰菴を作った植木屋を呼べ!」と指名を受けて さあ
平安神宮神苑を作ったのです すごいです 次々に有名人からご指名を
受け 南禅寺界隈の別荘群 一手に引き受けましたと  

f:id:HATTYAN0234:20201212172513j:plain桜守の左野藤右衛門さんが慈しむ 祇園枝垂桜(二代目昭和3年生まれ)
初代の桜(樹齢220年)の孫木を始め7本の桜が 京都府庁の旧本館に
あるそうです
藤右衛門さん曰く「桜は木の下に入って見るのが一番美しい 花は太陽に
向かって咲くが 桜は下に向かって咲く 全てを包み込む包容力がある」
また「ソメイヨシノには年輪が無い 皆が幹やと思うとる所は枝が太く
なっとるだけや」と それがクローンであり 寿命も60年位だそうです

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八坂神社で茅の輪くぐり 本殿でお詣りも忘れません

f:id:HATTYAN0234:20210513165845j:plainブラタモリ祇園編(2017・4・15) 八坂神社から四条通を望む
明治時代初期までは「祇園社」であったが 廃仏毀釈令で 仏教用語
なる「祇園精舎の鐘の声・・・」祇園は止めて八坂神社と改めたのです

f:id:HATTYAN0234:20210515134214j:plainタモリが見下ろす石段下 大正元年から昭和47年まで市電が走っていた
そして現在 石段下には「いづ重」が見えますが 店が開いていないよう

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せっかくいづ重に来たのに「本日従業員慰安のため半休業 それで用意で
きるのは 鯖の姿寿司2,538円だけです」と ご主人の北村典生さん
(参考までに 極上6,264円 大5,076円でございます)

注:鯖は日本海対馬沖で獲れた真鯖 若狭の鯖と思っていました

魚族多勢居る中で一番おいしい者は鯖でございます そして一番美味しい
食べ方が日本民族があみ出した鯖の姿寿司でございます ひんやりとした
脂のうま味が寿司飯と溶け合うとき 左様に思うのでございますとの挨拶
文と 包装紙に掛け紙 掛け紐を組み合わせ その店ならではのもてなし
を表す 今も四代目の御主人自ら掛け紙の絵を書き手刷りしているのです

妻が必死に訴えます 先日のNHK「ノーナレ」で出ていましたね 感激
で涙が出ました そのとき出ていたおばあさんは花街の方ですか?お元気
ですか?と向けると あああのばあさんなら心配しないでいいですよ と
そっけない(と言外に長年つきあっている親しい関係が垣間見えました)

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注:ノーナレ(ノーナレーションのドキュメンタリー番組のこと)

  疫病退散を願う祭り(祇園祭)がコロナに負けるのか?今年の祇園祭
  中止を受けて 氏子組織が動いた 中心人物が いづ重の北村さんで
  スサノオノミコト他の御神霊を乗せた御幣台車の行列が7月18日~
  23日まで氏子区域を回ったのです 感動的な無言のメッセージです
  写真右は 北村さんが描いた この様にしては?という行列図です

それではと 今度は本家「いづう」に行きます 近くにあることは知って
いました 美味しい物には鼻が利く妻 ほどなく到着です

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外に4~5人並んでいて 一組30分くらい待ちますというので持ち帰り
出来ますかと聞くとメニューを見せていただき 箱寿司4,212円也を
注文 現金先払いでOKと

「ハレの日の食べ物」「ご進物」として旦那様から芸妓様 舞妓様 お子
様まで 祇園町で長くご愛用いただいていますとのご挨拶文がありました

待っている間に 祇園名物の白川と辰巳橋を見学します

f:id:HATTYAN0234:20201212190858j:plain着物姿の女の人 結婚式の前撮りかな? 大勢いて人を入れない写真苦労
桜の季節は大人気のスポットです

f:id:HATTYAN0234:20201212191452j:plain一旦戻り 持ち帰りを受け取り 再度辰巳橋へ妻をいざないます f:id:HATTYAN0234:20201212191800j:plain祇園白川の人気スポット

近辺は京町家が現存する地域です 町家の半数は明治末期以降の総2階
2割が明治後期以前の中2階で 1割が西陣地区で平屋建て・・・・
祇園はというと 少ないけれど 3階建ての町家が多く残っている地域

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いづ重 いづう両方とも店内での食事ができなかったので 一旦ホテルに
祇園から京都駅までの直通バスがこの時間無いのです バス停の地元女性
が親切に祇園四条河原町乗換~京都駅のコースを教えてくれはりました 

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左がいづ重 右がいづう さすがの味で 美食第五号です
いづうは天明元年(1781年) 現在地で「お茶屋様への出前」での
商売でスタート 当時は店先で食べさせないのが最高級とされていたと
のことで こうやってホテルに持ち帰って食べるのが本来なのでしょう

次は 円山公園内の長楽館での15時予約のアフタヌーンティーです 
それまで休憩です 妻が昨日の2万8千歩でかなり疲れてきています
休憩後 キャンセルするのは忍びなく 再び八坂神社に戻って来ました

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交通手段は 急行バス100番 日中であり順調に八坂神社前に到着

f:id:HATTYAN0234:20201212193052j:plain長楽館です 本日は 2階の和室特別公開(千円)があります
TV「百年名家」ででも紹介されていたと妻の説明あり

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特別公開「御成りの間」と格天井・・・非公開なので転写した分です
拝観券を購入してアフタヌーンティーに 実は16時拝観終了でしたが
我々の為だけに特別に 係員さんがついてガイドをしていただけました

f:id:HATTYAN0234:20201212221228j:plain 珍しくマスクをはずしたお顔が撮れました
しまった 三段ツリーが運ばれる前の写真でした

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国内で現存する唯一のロココ様式で「御姫様気分を」がキャッチフレーズ
開業は1965年(竣工は1909年)たばこで財をなした村井吉兵衛が
海外からの来賓の為に建てて 個人的な迎賓館として利用していましたと
1,2階で7部屋ある中「迎賓の間」だけはアフタヌーンティー専用です
同部屋はドローイングルーム ご婦人をもてなすためのお部屋であったと
100年を超えるタイムスリップが叶えられる女性に大人気のお部屋です

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三段重ねの写真を ホームページから 別の写真を転写しておきます 

f:id:HATTYAN0234:20210104093059j:plainメニューから引用します

1、スイーツ     ・カシスとマロンのムース
           ・洋ナシのタルト
           ・りんごのプリン
           ・自家製焼き菓子
           ・季節のフルーツ
2、スコーン     ・自家製スコーン2種
            クロテッドクリームと自家製ジャムを添えて
3、フィンガーフッド ・鴨肉のパイスティック巻き
           ・大黒しめじとマッシュルームのケークサレ
           ・エビのクロケット
           ・ハムときゅうりのサンドイッチ
4、ワンスイート   ・お愉しみの一皿
5、アペリティフ   ・ヴーヴレ・キュヴェ・ティ
            食事に良く合う辛口のスパークリングワイン
           ・エルダーフラワージンジャージュース
            シロップと自家製ジンジャーの爽やかジュース
6、ティー コーヒー ・私はブレンドコーヒー
           ・妻は白桃アールグレイ(冷製)
                        二人で9,680円

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 とても美味しくいただきました 

ティーウェアというらしい ティーカップとポットはヘレンドと大倉陶園
ティースタンドのプレートはNIKKO お取り皿はマイセンだそうです
ポットの蓋のつまみがバラ ヘレンドの「ウィーンのバラ」です

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本日の長楽館アフタヌーンティー 16名中男性は私1名でした

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因みに 長楽館の名付け親は伊藤博文です

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円山公園を出て すぐに見える変な塔「祇園閣」というそうです
ここから高台寺に向かいます ねねの道を歩き 最後の台所坂で妻がノー
のサイン 疲れが出たのでしょう 現在17時過ぎ 

f:id:HATTYAN0234:20210106135954j:plain高台寺の目玉のライトアップがスタートする時間ですがやむを得ずです
またの機会に取っておきます

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ねねの道から一念坂辺りには えびす屋の人力車が多数集結しています
コースは最大2時間コースで 一念坂~八坂の塔建仁寺~宮川町~
祇園新橋~白川ほたる道~大鳥居(平安神宮)~お屋敷通り~南禅寺
拝観~知恩院~八坂神社(西門)我々も今回バスと歩いて回った観光地
で いいコースだなあと感心しました
 

急な予定変更で 実は困った事態になったのです
ここのバス停は 京都一混雑することで有名な東大路通にあり「鬼の
様に混む」と言われているのです これだけは乗りたくなかったのです

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本当は高台寺で ライトアップと壁に写るプロジェクション・マッピング
をゆっくり鑑賞し 時間を見て夕食の貴匠桜に徒歩で向かう そのために
初日 京阪電鉄を利用しての店の下見をしておいたのです


ここ東山安井のバス停は 急行の100番台も通過 鈍行がようやく来て
超満員のバスに乗り込みました 杖を持つ妻を見て親切な女性が席を譲っ
てくださいました 良かったあです 各バス停で次々押し込みながら乗車
していきます 死の行軍です 相当な時間をかけて ようやく京都駅です
京都市ってバスでのコロナ対策をどう考えているのでしょう 疑問ですね
(実は11月の三連休で 京都のコロナ感染者が急増してしまいました)

ホテルで本日2回目の休憩です
18:30夕食の為 ホテルを出ます 初日と同じコースであり迷うこと
なく松原通に出ました 松原通は昔の五条通 当時は清水寺への参道とし
て栄えた 往時は平家一門の邸宅が並んだ・・・・・・・
初日の明るいときは良かったが 暗い時間帯に歩くと 六道の辻あたりは
あの世とこの世を隔てる境界線 六道珍皇寺で行なわれる お精霊さんを
お迎えする行事「六道まいり」が有名な場所 何だか背筋が冷たい・・・

弁慶と牛若丸の「京の五条の橋の上」は現在の松原橋です
途中 空の向こうに 青のライトの筋が光ります ああ今頃は高台寺
プロジェクション・マッピングだあ~ 本日は後悔しっぱなしなのでした

貴匠桜に19:30到着 予約時間より30分早かったけれど OKです
実は また食事かという腹具合なのです 本日は 12時過ぎに いづ重
といづうの寿司 15時から長楽館のアフタヌーンティーで これから
また 重たいフルコースが出てくるのか・・・・という状態なのでした
以下いただいたメニューから 「六波羅」というコースです

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戻り鰹の自家製スモーク 聖護院かぶらのおろしポン酢ジュレ
さつまいものポタージュ スイートポテトを添えて         

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タスマニアサーモンのロティ 白みそソース
お口直し

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メインは 特選牛ロースのポワレ 柚子胡椒ソース
     フランス産豚肉ロースのロースト

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京丹後産こしひかりの焼きおにぎり 出汁茶漬け
りんごのムース 洋梨のグラス 葉酸たまごのクリームブリュレ
何とか完食しましたというのが正直な感想です 失礼な客でしたね
二人で会計11,800円也 前日 前々日より安く済ませました

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(油醤って何? 醤油です)元々は醤油問屋 現在文化庁有形文化財
さあ早く帰ろう
勝手知ったるコースだと思っていましたが 清水五条駅から東福寺駅まで
急行は停車しません どんどん通過して行きます 時間は21:30頃で
何とか東福寺に 次に京都駅までのJR奈良線が来ません たった一駅な
のにです 東京の感覚だと5~6分に一本は来ますが こちらは30分に
一本 オーノーです 疲れ切ってホテルに戻りました