2020年 登別温泉とウィンザーホテル洞爺3日間①

1日目 羽田から新千歳 そして登別へ(2020・1・19)

f:id:HATTYAN0234:20200128121710j:plain(1日目はピンク 2日目は黄色 3日目は青で表示しました)

羽田発11:30 JALにて新千歳空港13:05到着 
到着後 現地添乗員さんと札幌観光バスのバスガイドさんが待ち受け出発
本日は 2人が12組 4人が2組 単独が3名計35名様 大人数です 

今回の旅行目的は 温泉です 昨年の十勝川温泉が 妻の膝に特別効いた
ことから 昨年11月九州温泉巡りに参加も効果が感じられず 北海道へ
再チャレンジです 良くなってもらい海外旅行計画再スタートしましょう 

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先ずは 「ノーザンホースパーク」です
苫小牧にある社台グループの体験型公園・テーマパークです
G1での優勝馬もいるというので覗きに行きます 私は全くの競走馬音痴
で馬名を見ても分かりません 一頭だけ上の馬 ディープインパクトの子
供でしょうか名前から見て強そう 戦績はイマイチG1未勝利だそうです

北海道の地名は ほとんどがアイヌ語
苫小牧は「ト(沼の)マコマナイ(後ろにある川)」か「ト(沼の)マク
オマナイ(山奥に入る川)」のいずれかということらしい

苫小牧と川の関係で言うと 大昔石狩川は苫小牧まで流れて来ていたと
それこそ大変長い川で 明治時代まで日本一長い川だったのです 石狩川
とは「イシカリベツ(曲がりくねっている川)」の意味で蛇行がすごい
それゆえ川の氾濫も頻繁で 明治の大改修工事で100km分の蛇行を
直線化させたのです
現268kmですが 以前は368kmで 信濃川より長かった と

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サラブレッドは種馬に それ以外は去勢されると 可哀そうな老後ですね

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敷地内を回る馬車の馬の足毛がすごい 寒さに対する動物の保護本能か
ここに立ち寄ったのは 登別温泉ホテルのチェックイン迄の時間繋ぎな
のか? 1時間で打ち上げで さあ出発

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到着しました 五つ星ホテルです
ホテルの従業員から館内説明があります 本日はお客様の半分は海外から
の個人客ということです 平たく言えばC国人ということですね 

1858年 登別温泉の開祖 滝本金蔵が皮膚病を患う妻のために作った
「愛妻の湯」に始まり160年 道内随一の温泉です 

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有名な地獄めぐり すぐに行くか明朝にするか 食事前かつ入浴前に決行
時刻は16時 ホテル前が すぐに泉源公園の間欠泉 
また鬼祠(おにぼこら)の赤鬼 青鬼もお出迎えです

f:id:HATTYAN0234:20200129151351j:plainさてさて 公園内に立つ鬼の金棒には「湯鬼神の九金棒」伝説があります
9の泉種に準(なぞら)えた9つのパワーを秘める金棒公園 湯鬼神が置
き残した金棒9本それぞれに 方位と効験が書かれており・・とあります
が何回数えても公園には8本しかない 金色の「五黄土星 大願成就」の
金棒が見当たりません さては 第一滝本舘の大金棒が9本目?・・・

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地獄谷は登別温泉の源泉 自然湧出量は1日1万トン(ドラム缶5万本)
妻はスマホの動画に夢中 背後のホテルは 宿泊の第一滝本舘です 

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地獄谷ナイトツアーの目玉「鬼火の路」 暗くなってきて灯がともります

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すれ違う人全てC国人カップル それにしてもモデル級の美人が多いです
妻が親切心で カップルに「写しましょうか?」とおせっかい 何とか意
味が通じたのですが・・後で調べたら
「Would you like me to take your picture?」で会話できればよかった 
次いで相手からも「Would you like a photo too?」となり会話が続きます

ホテルへ戻りTVで大相撲中継を見て 18時ディナー会場へ
目玉は ズワイガニ足付きビュッフェ ステーキも海老の天ぷらもとても
美味しく デザートも可愛らしく とても満足して さあお風呂へ

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お風呂までが大変な道のり 途中エスカレーターが2回 エレベーターも
乗り継ぎ大浴場へ(左は風呂の案内図 次はエレベーター内ポスター) 

最多7つの温泉と5つの泉質ということですが 全部ぬるいのです 最後
露天に入りようやくホッとしました
係りの人に聞きました 大部分は38度 露天は41度 一つ屋根付きの
温泉が43度ですと 了解しました 
深夜再チャレンジ 確かに43度は効くー 体を動かさずジッと我慢です

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妻からの情報です
お風呂場に行く途中にある大金棒のカラクリを見た?というので 最後の
回の23時に写真に収めました 簡単に言えば桃太郎の鬼退治です
大浴場までの長い道のりを少しでも楽しんでいただきたいというホテル側
の配慮 はたまた 泉源公園から飛んできた9本目の金棒か? 高さ9m
重さ10tです

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翌朝 妻はスマホ動画に夢中
それにしても観客が我々二人だけというのが寂しい 皆さん関心無い?
(ユーチューブ  第一滝本舘 大金棒で検索がお勧め 6分余です)

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朝食のビュッフェも大満足
和食の他にタイ ミャンマー ベトナムの料理が並びます 各国から来た
ホテルの従業員(研修生?)が 北海道の食材を使って 自国料理を味付
けしているので 日本にいながら 東南アジア料理の朝ご飯を食べている
気分になれます ベトナムのフォーが特に人気で 写真右の料理担当者が
テンテコマイでの対応となります

注:ホテルの採用情報を見ると 外国人留学生も積極的に採用と記載あり

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レストランの窓からは昨日の鬼祠 すっかり雪をかぶっています
3枚目は部屋の窓からの雪景色 水墨画の世界です

f:id:HATTYAN0234:20200124153302j:plainバスの中から登別の番人役の鬼さんをパシャッ!
そういえば 温泉街には地獄の閻魔様も祀られていて 鬼 鬼 閻魔です

おまけ:春節前なのにどうしてC国人が多い?
C国最大の検索エンジン百度」を利用したユーザーの検索データで
都道府県ランキング第一位は何と北海道 どうしてか? 2022年北京
オリンピックをひかえ 国策としてウィンタースポーツ人口の拡大に注力
中だから

結果 春節(今年は1月24日が大晦日 30日まで春節の法定休暇)で
日本が一番人気 スキー場 温泉があるので北海道に集中するらしい

今週は春節前だが 子供の学校は休みで 一般庶民とは明らかにランクが
上の人々が家族単位 恋人同士で来ている 来週からの団体客とはレベル
が違います

エレベーターで「どこからお出でですか?」と質問すると「タイワン」と
即答 「チャイナ チャイニーズ」とは答えません 香港しかり 明らか
に本土と区別しています(同一視してほしくないのでしょう)

エレベーターを出る際 お先にと手振りすると すかさず「シェ シェ」
と礼儀正しく応じてくれます この二つでC国人に対する個人的評価が
ガラリと変わりました 今回の旅行中 一番嬉しい瞬間でした

参考:春節(中国 中華圏の旧暦の正月)を祝う国々は9ヶ国
   中国(台湾)北朝鮮 大韓民国 シンガポール ベトナム 
   マレーシア インドネシア ブルネイ モンゴル