英国感動紀行10日間⑥コッツウォルズ巡り

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前日のホテルが最悪ここのマナーハウスは最高 マナーハウスとは、かつて貴族や領主の館であった建物を改装したもので、外観等は当時の面影を残していますが内装は近代的でモダンな客室やレストランとなっている。朝の散歩も気持ちよく1日目は近所の茅葺屋根の家を見物に、2日目はこれも近くの乗馬学校で馬を見に行きました。


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あまりにも広い庭園にウサギさんも毎朝御目見え、空気がおいしい!


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4つ星Hの朝食はド定番のイングリッシュブレックファーストでも違います


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マナーハウスにかけてあったゴダイヴァ夫人の絵とベルギーのゴディバチョコの関係や如何に。是非「GODIVAの名の由来」で検索してみてください。素っ裸で馬に乗ってというのは史実ではないというのが歴史の定説らしいのですが、それはあんまりです。ピーピング・トムさんもガッカリですよ。


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コッツウォルズと言えばバイブリー、写真はバイブリーの代名詞的存在である老舗のスワンホテル、建物正面に白鳥の絵が見えますね。結婚式も行われるとのことです。


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バイブリーの観光順路、坂道も多く疲れます。バスまでの近道もあったのに


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バイブリーの写真で見慣れた家々 アーリントン・オウで、14世紀に建てられた石造りの家々 ナショナルトラストが管理しています。英国 産コッツウォルズストーンは石灰岩、蜂蜜色なのでハニーストーンとも呼ばれている。


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週末は観光客でごった返すので、住民の皆さんは家を出て避難される方が多いとか。それを知ってか中国人が庭に入り、有らんことか窓を押し上げて中を覗いた。たまたまこの家の住人が在宅中で、警察に通報。それで道路にパトカーが止まっていたんですね。これはバスの運転手さんからの情報でした。


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「キフツゲート・コート・ガーデン」は 祖母、母、娘と受け継がれ現在三代目です 祖母が近くの「ヒドコート・マナーガーデン」を造り上げたオーナーと良き友人であったため 彼から多くの刺激を受け庭園の原形を造った 第二次世界大戦で荒廃した庭を母が造園再開させ ロウワーガーデンを造り一般公開にこぎつけた 娘はこれまた素晴らしいアイデアで勝負した(後述)上の写真は「ホワイト・サンクン・ガーデン」と言い周囲より数段下がるように造られた沈床式庭園で 青の椅子がアクセントになっており 祖母の代の作品です

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ここは「ロサフィリペス キフツゲート」という当地で発見された小さな白一重のバラで有名ですが、残念ながら7月の季節花なのです。


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これが、三代目が考えた現代的で若々しい印象のランドスケープデザイン。テニスコートを掘り下げてウォーターガーデンを造り、その際出た大量の土を馬蹄形に築き、そして砂のドッグを創出した。


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これは、二代目の母が造り上げたロウワーガーデン、半月形の湖面に青い空が写りこみ、周囲を歩く人の姿も取り込む。これで当庭園の評判が急上昇した。


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w・シェークスピアの生家 一つ疑問がある シェークスピアの手紙や日記が全く無く 近くに通った学校がありますが 卒業した形跡が無い もしかしたら 架空の人物か別人か? シェークスピアペンネームで 匿名作家の代理でしかなかった? ミステリーです


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ストラットフォードアポンエイボンシェークスピアの町。これは彼の妻=アン・ハサウェイの実家


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ホーリートリニティ教会内にて 奥の祭壇までの内陣の中央線のずれに注目!十字架に架けられたキリストの傾いた頭を表わす「嘆きの内陣」にするために意図的にずらしたとされています。


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ホーリートリニティ教会内にあるシェークスピアのお墓と名文。シェークスピアは1616年に内陣に埋葬されました。この特権が与えられたのは、彼が1605年に「平教徒教区牧師」になったためです。


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まだ明るいのにディナーです。とにかくビールが飲みたい。ワインは高い。


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これは前菜 野菜がたっぷりで盛り付けも土井善晴さん「才能あり」


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これはメインディッシュ 久しぶりに眼の保養


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これはデザート、美味しかったけれど歩き疲れて汗だくでビールが一番


<第6日目>コッツウォルズ観光の一日

コッツウォルズの暮らし>
4月は、冬の間さんざん作った熱々のスープやシチューに別れを告げ、食卓の上に新鮮な サラダが登場し始める。太陽は光るだけでなく、こころもち暖かさを増す。周囲がまるで長い冬眠から目覚めたように動き出す。森は小鳥の歌声にあふれる。

5月は最高の月。アスパラガスの季節となる。丘は緑に燃え、薄紫色のブルーベルの花のカーペットが放つ甘い香りに包まれる。

6月は暑く、乾燥した月となることがある。真っ白なレースのように咲くエルダーフラワーや、真っ赤なイチゴがたわわになり、イチゴ摘みシーズンの到来となる。

7月はコッツウォルズが最も忙しい時となる。旅行者が急に増えるが、皆様に喜んでいただきたい。

8月になるともう涼風が立つ。花ではなく、野菜が主役となり、大きさと質の品評会や各地のファーマーズ・マーケットが人気となる。

9月には静寂が戻り、そして収穫の秋がやってくる。庭ではリンゴ、森では野生のブラックベリーや西洋すももをバスケットいっぱい摘んで保存食を作る。
 
10月になると急に日が短くなり、森の紅葉が突然燃えるように始まる。焚火が似合う冬が訪れる。               
 抜粋した文:ジル・クームさんというコッツウォルズに住む女性ホテルオーナー