2020年 紅葉の京都・奈良 7日間  美しい庭園巡りと美味しい食事を求めて④

<4日目 11月25日(水)>永観堂銀閣寺~詩仙堂方面
本日はバス・地下鉄一日券をフル活用の予定で 7:30にホテル出発です
地下鉄烏丸線東西線を利用して蹴上駅まで大変スムースに到着しました
坂を下り「ねじりまんぽ」をくぐって南禅寺を目指します 南禅寺を経由
して永観堂までは徒歩15分のコースです

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ねじりまんぽです

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桜が満開になるときれいだろうな
インクラインへの道があり 上って 田辺朔郎博士の像や水力発電所跡を
見ながらの写真撮影 あとは高校生達(東山高校)の歩く道を同じくして
金地院から南禅寺中門 三門と見て永観堂へ向かいます

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京都五山の上」という最高位別格の寺院です 右は日本一の石灯籠です
参考:京都五山臨済宗) 天龍寺 相国寺 建仁寺 東福寺 万寿寺
   京都の紅葉はピークを過ぎた様です・・・・・

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三門の額縁紅葉をそれぞれ撮ってみました
従来三門からの額縁には松しか入りませんでした 東京オリンピック以降
紅葉や桜を植えたとのことです

f:id:HATTYAN0234:20201211121132j:plainもう一枚撮ります

f:id:HATTYAN0234:20201211121250j:plain永観堂銀閣寺の標識 標識の左手に東山高校があります ここの生徒
さん 毎日南禅寺を通っての通学 いいですね~

f:id:HATTYAN0234:20201211121604j:plain羨ましいのは ここ永観堂幼稚園のお子さんと親御さん 日本一の紅葉が
最初の色づきからピーク時期 そして散紅葉までを全部タダで見られます
永観堂の拝観料って知ってますか? 千円もするのですよ!

f:id:HATTYAN0234:20201211121717j:plain今年の立て看板はすごい 年々派手になります「京都の秋は永観堂」です

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平成29年と令和元年のポスターです

数年前に大阪のテレビで「11月23日本日が京都永観堂の紅葉見頃」と
放送され 一人で見に来た 良かった 感激よもう一度です 同じ時期に
妻との旅行を組みました

現地で えっ!えっ!誰も並んでいない 本来中国人がワンサカなのに!
一番の方は7:30に並びましたと 我々が2番で8:15分ぐらいか

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例年入場できない人は この塀越しに写真を写して帰るようなのです

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左は入口 右 何と本日境内への一番乗りなのです

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今年の紅葉 実は先週20日に大雨が降って 大半が散ってしまったと
でもここは大丈夫 3千本以上あるのです 十分鑑賞に堪えます

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本堂では「見かえり阿弥陀様(注)」を真横からしっかり拝んで来ました
実は皆さん 阿弥陀様を正面から拝むと さっさと本堂を後にしています
本来は 真横に回り込んで 立て看板に見られる 首を横にされたお姿を 
拝見することが本寺での大命題なのです
注:当寺の永観律師が念仏を唱えていると 壇上からご本尊の如来像が
  降りて来られ永観の先に立ち ともに念仏行道を始めた 驚いて立
  ちつくす永観に「永観遅し」と振り返ったお姿がという伝説がある

f:id:HATTYAN0234:20201211131408j:plain上にも下にも紅葉の洪水です
いつもならカメラを向けると 目を見開いてポーズするのに 本日は全部
目をつぶってボケーッとしている 疲れが出ているのかな?それとも?

f:id:HATTYAN0234:20201211131834j:plain多宝塔を背に写して 永観堂を後にします

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f:id:HATTYAN0234:20210204122541j:plainやっぱり 比較するために 通常時の永観堂(2016年11月)の混雑
振りを掲載しておきます なにしろすごかった 殺気を感じたほどでした

f:id:HATTYAN0234:20210204124613j:plainおまけのついでに 2016年11月の永観堂のポスターを
こちらの方が今年のよりイイですね!

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ここから1・5キロ 哲学の道を歩いて銀閣寺に向かいます

f:id:HATTYAN0234:20210207072444p:plain哲学の道」ってドイツはハイデルベルグにある道の名前からの借用です
戦前の旧制高校・大学生たちは ドイツに強い憧れを抱いていたようです

疎水は南から北に向かって流れています 何か変ではないですか?
京都は北から南に傾斜 東から西にも傾斜しています それなのに
どうして疎水は逆に流れるのか? 琵琶湖の方が京都市より水位が
33m高いので 蹴上からは北に流れるのです かなりな急流です

f:id:HATTYAN0234:20201211132431j:plainここの紅葉は赤と これから紅葉するであろう緑のグラデーション

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ちょっと脇道に逸れて 散紅葉で有名な安楽寺に来ました
ここの女性がほうきで掃いたせいか 紅葉が石段の横に掃かれていました

f:id:HATTYAN0234:20201211133428j:plainプロのカメラマンが早朝に来て ほうきで掃き清められる前に撮影すると
こんなに見事な光景が見られる 何日も通うらしいですが・・・・・

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続いて法然院です 谷崎潤一郎のお墓があるようです
三門をくぐると 両側に白砂壇(びゃくさだん)と呼ばれる白い盛り砂と
池泉があり 水を表す砂壇の間を通ることは 心身を清め浄域に入ること
を意味する 季節に合わせた模様が描かれるということです いつか椿の
散華が見られる時期に再訪したい

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 手水鉢の散華も趣があるということです

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f:id:HATTYAN0234:20201211134939j:plainそんな深い意味があるとは知りませんでした

哲学の道をサイクリングで回るご夫婦がいました いいなあ~
京都でもサイクリングにチャレンジし 初日22日がダメだったことで
あきらめたのですが 今日は三連休後の平日で 空きがあったかも?

f:id:HATTYAN0234:20201211135716j:plain「鹿ヶ谷」だと思いますが?「志ゝが谷」とは? あゝ!俊寛の無念は?

法然院を後にし いよいよ銀閣寺です

f:id:HATTYAN0234:20210101130908j:plain銀閣寺垣は椿が多い 冬には咲き誇るのでしょう でも短命ですね
椿は 首がポロッと落ちると 武士には不人気ではなかったのでは?

f:id:HATTYAN0234:20201211140118j:plain銀閣寺の参道に入りました ここは「悪の華 銀閣寺」です
足利義政は 祖父の足利義満に憧れて 金閣に負けぬものをと考えた
庶民に増税を課すが 時は応仁の乱直後であり集まるはずがなかった
そのため 自ら応仁の乱で大打撃を受けた数多くの寺院を見舞う形で
最も優れた石や植木を物色して 後日壮絶な掠奪を繰り広げたのです

義政は 実は作庭家と言っていいほどの知識・経験を持っていました
1484年からの5年間 夢窓国師作庭の等持院から大量の松を搬入
(運搬にあたり建物の廊下や壁が邪魔と破壊までしている)したのを
手始めに 奈良の長谷寺から無数の檜や 東寺からはハス 金閣寺
庭石 仙洞御所からも石や松 金閣寺二階の仏像をも本尊に掠奪した
明らかに 義満への憧憬から 次第に嫉妬へと変化していったのです

ここに義政が詠んだ歌があります
「くやしくぞ 過ぎし浮世を今日ぞ思ふ 心くまなき月をながめて」

それほどの掠奪でも 生前には完成せず 死後に持ち主が取り返しに
来て あっという間に悲惨な状態になってしまったとのことでした
東山殿は義政の没後に 臨済宗の寺院となり 義政の法号「慈照院」
に因んで慈照寺と名付けられた

現在見る向月台も銀沙灘も江戸時代初期 江戸幕府が義政の意向を
汲み造営されたとのことです

f:id:HATTYAN0234:20201211154753j:plain何だか哀れな将軍でした

f:id:HATTYAN0234:20201211155135j:plain現在 東山慈照寺は 金閣寺とともに相国寺足利義満建立)の塔頭
寺院の一つで 観音殿銀閣も東求堂も 国宝で世界遺産になりました
外国人には大人気 でも暗い過去をどのガイドブックも紹介しません
まあいいか!だって今はとっても魅力的な寺院だから・・・・・・・

f:id:HATTYAN0234:20201211160110j:plain義政に本当に財力があったら 銀箔が張られていたかも?

f:id:HATTYAN0234:20201211160550j:plain義政は苔寺を作庭した天才夢窓疎石にも憧れていた

f:id:HATTYAN0234:20201211160830j:plain境内の背景の山に登ると 京都の街並みも見えます

お茶の井も この展望所もかなり急坂で 本来妻は 引き返して待機
していれば良かったのに 私から連絡がなく一人で痛む足を引きずり
坂を上りまた下り 石段がこたえた様子でした

f:id:HATTYAN0234:20201211161513j:plain頑張ったご褒美にと お茶所で抹茶と和菓子です 少しはご機嫌回復?
最後に銀閣寺に月ということで「水月在手」という詩から引用します
意味は 両手を丸めてピッタリ合わせて 水を掬う そこに月が映れば
月は我が手の内にある 後半に「弄花香満衣」が続きます 意味は花を
弄すれば 香りは衣に満つ 何も行動を起こさなければ 月を手の内に
収めることも 花の香りを衣に移すこともできぬという禅宗の教えです

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f:id:HATTYAN0234:20210514181543j:plain日本で初の四畳半に入れたのもタモリならでは・・・・・
再放送があったら是非見たい回です

f:id:HATTYAN0234:20201211161758j:plain予定では13時にと予約しておいた店 一乗寺下り松町の近くにある
「グリルにんじん」に11:30到着しました

お腹が空いていて真剣になったか この場所はグーグルマップでも見事に
探し出せた こんなことは ほとんど初めての快挙でした

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予約より随分早くダメかなと思いましたが ここ佐藤健に似た若い主人が
仕切っていて 「少し待って」ということで 12時頃に着席し食事
店は大繁盛で 待つ人が溢れんばかり 安くてうまいと評判の店なのです
ぐるなびで申込んだ店 帰京後にちゃんと千ポイントゲットです

ここまで来ると あとはグーグルマップナビ通りに金福寺・詩仙堂そして
圓光寺とものすごく順調に回れました

f:id:HATTYAN0234:20201211163131j:plain金福寺 何も期待せず入る 

松尾芭蕉が訪れて 和尚と意気投合し 和尚は無名だった庵を芭蕉庵と
名付けた その後85年経過 荒廃していた庵を与謝蕪村が敬愛してい
芭蕉のため再興した 与謝蕪村のお墓も裏手にあり 京都の町を眺望
している 与謝蕪村水墨画(ただし複製)もかかる
舟橋聖一花の生涯」のヒロインで幕末の女スパイ 村山たか女の後世
尼僧となっての余生の地でもある

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f:id:HATTYAN0234:20201211164626j:plainこじんまりとした穴場のお寺でした

f:id:HATTYAN0234:20201211164746j:plain遂に詩仙堂です 修学旅行で唯一気に入った庭園です

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f:id:HATTYAN0234:20201211164939j:plain人がいなければ良かったのですが 超人気の庭園で それは不可能です
詩仙の間には林羅山と選んだ中国の三十六詩仙の絵が 絵は狩野探幽
詩は石川丈山隷書体で 天井の素材は「アンパライ」というインド・
マレーシアの植物を利用している

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f:id:HATTYAN0234:20210201080042j:plain紅葉のピークには上の三枚の光景が・・・・・・・

石川丈山は はたして後水尾院を見張る幕府側のスパイだったのか?
幕府は 隠居したとはいえ何かと反発する後水尾院が怖かったのでしょう
確かにここは修学院離宮に近い 林羅山とも親交があって 武士を辞めて
僧侶になった割に枯れていない人物である 

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鹿威し(ししおどし)を発明したのです この音が懐かしいのです

f:id:HATTYAN0234:20201211165942j:plain最後に女子トイレ事件 戸をあけたらキャー 先客が入っていたと

f:id:HATTYAN0234:20201211170151j:plain近くにある八大神社 宮本武蔵下がり松決闘で有名
決闘当時(1604年)の下がり松の古木があります 現在は四代目と
実はこの神社から塀越しに見る 詩仙堂のもみじがゾクゾクするほどに
美しいのだそうです 幕の袖から舞台を見る裏方感がいいとのことです
こんなミニ情報がトリップアドバイザーにほしいのですが 見ていても
何の参考にもならない記事が並びます 検索し甲斐のある記事がほしい

詩仙堂入口付近でゆずを売っていました 小ぶりですが1袋で150円
これも 少し圓光寺の方に進むと 何と1袋100円になるという情報
もあっていいのでは?

f:id:HATTYAN0234:20201211170626j:plainすぐ近くの圓光寺に 本当は16~17時で予約しておいたのですが
ダメもとで行ったら この時間は予約なしでもOKでした

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「奔龍庭」渦を巻き 様々な流れを見せる白砂を雲海に見立て 天空を
自在に奔る龍を石組みで表した平成の枯山水 言われないと分かりません

f:id:HATTYAN0234:20210101001811j:plain室内から見た庭 かつては尼寺でした
楓葉経霜紅(ふうようは しもをへて くれないなり)

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f:id:HATTYAN0234:20201211171642j:plain自分とは何か? 禅の悟りに至る道「十牛の庭」として有名です
十牛の過程は 尋牛(牛を尋ね探す)~見跡(足跡を見つける)~見牛
(見つける)~得牛(捕まえる)~牧牛(飼いならす)~騎牛帰家(牛に
乗って家に帰る)~忘牛存人(あるがままに生きる)~人件俱忘(空白に
なる)~返本還源(本源に還る)~最後人の世に生きる・・・・・・・
牛は本当の自分の象徴 俗世間の生活の中で 自分を見失い 本当の自分
を探しに旅に出る若者の物語です 

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水琴窟 優雅な音です 妻が動画に収めました 果たして・・・・・
縁が広い盃型の手水鉢を用いたものは少なく「圓光寺型」として有名です

f:id:HATTYAN0234:20201211172018j:plainお庭を歩いていて発見した 地上の「敷紅葉」にふさわしい笑顔ですね

f:id:HATTYAN0234:20201211172121j:plainここの庭園 本当は夜のライトアップ(今年中止)が一番人気なのです
今年は早朝7時からの回はあっという間に予約が不可になりました
観光客が進んでお庭の掃除をしたのち 座禅をし講和を聞けるとかです
現大坪住職はセブンイレブンの役員であった人とのことです

妻の疲れた顔を見て 中谷に行くことにしました

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店のすぐ横 一乗寺下がり松の碑です ここの松が四代目ということです

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中谷という超人気店<絹ごし緑茶てぃらみす>

従来は単なる和菓子屋だったのに 嫁いできた嫁さんが 豆腐と緑茶
を組み合わせた洋菓子を発売し 超人気店になったようで 本日も超
満員 しまった こんなに混んでいるのならすぐ出れば良かったあと
ずっとヒヤヒヤでした だって隣のおっさんが大きな声で女性に話し
かけて 女性もそれに合わせて変な話を しかもマスクつけずにです
まるで三密 帰京してからも 14日間経過するまで いつコロナが
出るか心配し通しでしたが 今日は12月11日16日目です もう
大丈夫でしょうか?

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さあ ここから一挙に京都駅まで帰ります

本来の予定時間より2時間以上早く 夕食までホテル休憩に切替ました
北8のバスで北大路バスターミナルへ行き 地下鉄1本で京都駅行の
コースと 5番のバス1本で京都駅まで どちらがいいか?を思案中

バス停で待っていると近所のおっちゃんが 大きな声で北8がいいよと
言います 5番は直通だけど渋滞だらけで 京都駅まで今だと1時間も
かかる その言葉に従いスムースに何とかホテルに到着 休憩タイムに

18:30になり 四条烏丸「酒菜食房いち」(予約は19:30)へ
四条烏丸駅からグーグルマップナビを これが変てこりんな方向を示し
私の覚えている方向と真逆 ブツブツ言い合いながら近くの警察署まで
駆け込み 新町通は?と問うと 信号2つ先と 何とかナビが動き出し
予約時間にギリギリセーフ ここで疑問です 京都という街には東京の
ように電柱に住所表示とか 各戸に住居表示とか一切無いのは何故?
迷子になったら とてもとても不安が急拡大する街だと分かりました

我々は一見さんなのに カウンターで料理長の俎板の真ん前の席でした
ビックリでした 昨晩が店の隅っこだったのに比べても真反対です

f:id:HATTYAN0234:20201211183104j:plain「いち」という店名の意味が分かりました 料理長の名前が一平さんです

料理長は たん熊で10年修行したそうです
「有名店には 簡単に入れるのですか?」と聞くと「門戸は広い 年間で
20名は入り 1年後には2~3人になります」「当時は厳しかったけど
今はもうダメです 厳しく指導とかできない世の中になりました・・・」

f:id:HATTYAN0234:20201211183010j:plain先ずは先付

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お刺身盛り合わせ

f:id:HATTYAN0234:20201211183909j:plainすっぽんです さすが「たん熊」出身の料理長です
見た目よりも身体の滋養になる料理をと生まれたのが名物スッポン鍋です
コース料理をオーダーすると 鍋または椀物で 必ず登場するそうです
すっぽん 本当は好みではありませんが 残さずいただきました

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鱧の天ぷらが出てきました 今年最後の鱧で 8月のより数段に美味
そうです 「走り」「旬」そして本日は ラストの「名残り」ですね

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何だか忘れましたが 出されるもの全ておいしくいただきました

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「京都人は どこへ紅葉を見に行かれますか?」と質問し「南禅寺」と
そうですね 「無料ですから」 京都人は無駄なお金の使い方はしないの
です 東京人ぐらいでしょう 見栄をはってお金をばらまき後悔するのは

とても感じのいい料理長さんでした 私がトイレにいっている間に 妻が
いろいろと聞いていたようです なんと出身は大阪で辻調理師専門学校
いたとか・・・・・(妻も行っていたのに料理は苦手なのは?)

f:id:HATTYAN0234:20210621081511j:plain店外まで見送りに来ていただけたので 写真を撮らせていただきました
大変ご馳走様でした 勿論 美食第四号です

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    料理長 鈴木一平さんのプロフィール

 1976年 大阪府豊中市生まれ(俳優 佐田啓二似の美男子です)     
 中・高と仙台で育ち一番多感な時期に父に料亭に連れて行ってもらい
 割烹の料理人に憧れ 料理人の道へ
 高卒後 大阪の辻調理師専門学校
 たん熊で10年修行 他料理店も経験し
 2008年 当地にオープン
 本格和食を寛いで食せるお店と地元で人気
 今年は3~4月が一番きつく そのときでも常連さんに助けて
 いただけたとのことでした
 阪急京都線 烏丸駅24番出口から徒歩3分・・・だそうです

ホテルに戻って 妻「本日の万歩計 2万8千歩だって!」

 

 

 

 

 

 






 

 















 

 



 







 

 



 





 











 







 





 






 




























 









 







 

 

 













2020年 紅葉の京都・奈良 7日間  美しい庭園巡りと美味しい食事を求めて③

<3日目 11月24日(火)>奈良ホテル奈良公園サイクリング
先ずは奈良ホテル新館の日本料理「花菊」での朝食

f:id:HATTYAN0234:20210621071942j:plainどんな料理かな 楽しみです

f:id:HATTYAN0234:20201210122211j:plain奈良ホテル自体が高台に位置していることを実感しました 

f:id:HATTYAN0234:20201210122459j:plainご丁寧に 窓から見える景色の説明書きです

f:id:HATTYAN0234:20201210122611j:plain次いでお料理の説明絵図です

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f:id:HATTYAN0234:20201210122711j:plain本物の膳が運ばれて来ました 奈良の名物「茶がゆ」がこれです

f:id:HATTYAN0234:20201210123117j:plain妻の背中から「後光」が・・・・・
いやあ とても美味しかった 夕・朝食合算で美食第二号としましょう

食事が終われば あとは館内の美術品巡りです

f:id:HATTYAN0234:20201210123556j:plain最初は受付フロントそして右側通路奥が「三笠」です 

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左 美人舞妓 右 花嫁

上村松園の「花嫁」この作品は 新館花菊に飾られている中村大三郎画伯
の「美人舞妓」と左右対象になっており 鉄道省観光局が観光日本宣伝の
ために 昭和10年頃ポスターに使用した作品 当時のポスターの中では
極めて美しい出来であり 諸外国で大きな話題を呼んだと伝えられている

f:id:HATTYAN0234:20201210124409j:plainロビー「桜の間」にある平成の大時計 15分ごとに奏でるメロディーと
1時間ごと12回の違うメロディーが流れ アルファ波で満たされますと

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奈良の伝統工芸「赤膚焼」製の当館にしかない擬宝珠
そして大階段 下から7段目はインスタ映えスポットだそうで 足が2倍
長く見えちゃうらしいのですが 知らないことゆえ振り向かない妻でした

f:id:HATTYAN0234:20201210125705j:plainお客様にお食事の時間を伝えるために使用していた銅鑼
大戦中には 空襲警報時にこれを鳴らし お客様を防空壕へ案内していた

f:id:HATTYAN0234:20210621072151j:plain春日大社本殿の吊り燈籠をイメージした和風シャンデリア

1983年3月末 奈良ホテルという名称で開業の前日に宿泊されたのが
オードリー・ヘプバーンさん一家 このシャンデリアを「ワンダフォー」
「ビュティフォー」と何度も連呼されたそうです 因みに宿泊されたのは
本館に2室しかないデラックス・ツインの210号室で 知らないことと
は言え 我々も前を通ったはずで チラッとでも室内を覗いてみたかった
彼女は 本来1泊の予定が息子さんの急病で3泊した ホテル側の迅速な
対応に感謝 ホテル側も彼女の看病振り(外出せずだった)に感心しきり
きっと「奈良の休日」で一番良かったのは奈良ホテルと言ったでしょうね

f:id:HATTYAN0234:20201210132342j:plain右から二人目がヘップバーン(壁に飾られた宿泊した有名人の中から)

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f:id:HATTYAN0234:20201210133036j:plainフロントの対面にある鳥居とマントルピース
組み合わせが面白いこの調度品は 日本とドイツの和洋折衷様式で建てら
れた当館を象徴するもので ここに辰野金吾(東京駅や日本銀行本店をも
手がけた)の設計思想が凝縮されていると言われている
マントルピースは本館内各部屋に備わり 大正初期まで実際使用していた

f:id:HATTYAN0234:20201210133824j:plain再度名物の大階段とシャンデリアを

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f:id:HATTYAN0234:20201210134126j:plain

やはりいいですね!

f:id:HATTYAN0234:20201210134300j:plainフロントもいい 何か日光金谷ホテルや箱根富士屋ホテルに似ている

f:id:HATTYAN0234:20220103155347j:plain新館エレベーター

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奈良ホテル以前のナガサキ・ホテルで使用されていたカラトリー


そもそも奈良ホテルって 日露戦争勝利で日本に来遊する外国人が急増し
政府肝入りで各地にホテルが建てられた 本館は鹿鳴館の2倍約35万円
の建築費がかかったと
大正時代は鉄道院・鉄道省直営で この頃のエピソードが一つ残っている
従業員の待遇は 当時18歳の女子客室係りの給与が 32歳の住友金属
に勤める兄の給与と同額だったと 良家の子女の行儀見習いとして人気に

太平洋戦争で敗戦 米軍に接収され その後JTBそして国鉄の管理下に
東京オリンピックや万博までは経営苦しく 都ホテルとして営業するなか
昭和58年奈良ホテルとして営業開始した

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お名残り惜しいですが 一期一会が原則ですので もう来ないでしょう
瓦屋根の本館は桃山御殿風ヒノキ造り 関西の迎賓館として風格ありです
屋根の右上方には「̪し尾」ここから鯱(よく雨を降らす神魚)へ変化した
ことから神魚の尾と考えられています 火除けのまじないとして当館の屋
根にも備えられました

さあ本日も行動開始 ホテルを下ってバス停から近鉄奈良駅に向かいます
駅前のナコーレンタサイクルで予約済の電動自転車(1日1,200円)
割引切符をスマホで印刷し 200円引きの千円でOKです
京都市内では3段変速で千円 電動で2,300円もします)
奈良ホテルで地域共通クーポン券5千円分貰っていますので充当
荷物を駅ロッカーに入れ 9時さあ出発!
コースは 自転車屋さんのアドバイスで 春日大社東大寺興福寺
途中12時昼食に「吉野本葛黒川本家」に立ち寄る必要があるのです

電動自転車は2015年パリで初めて利用 「パリ・チャームス・アンド
シークレッツ」のかおりさんと我々二人(他のお客はパリ非常事態宣言で
全員予約取り消ししていた)4時間半 パリ市内の隠れた名所を走りまし
た 楽しかった思い出です 今年4月パリ行きを計画し同社にメール送信
すると 日本語ガイドはいなくなった・・・・・・どうしたのでしょう?

JR奈良駅からの三条通り 春日大社入口まで1km 実は歴史の万華鏡
なのです 浄教寺~南都銀行本店~料亭菊水楼 そして建築当時猛反対を
食らった奈良国立博物館 その裏にはあの「日吉館」が建っていたのです

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日吉館には社会人一年生のときに3泊しました
1914年創業で 戦後は1980年代になっても 1泊2食付2千円
という安さで 夕食には肉・野菜がふんだんに入ったすき焼きが出ます

明治生まれの田村キヨノさんが名物女将で 1999年病気で廃業するま
で ファンが支援して継続しました(残念ながら2009年取り壊しに)

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1972年TVドラマ「あおによし」で音無美紀子主演で放送されました

f:id:HATTYAN0234:20201210142821j:plainさすが電動 楽々と到着です
ただしこの入口から御本殿までの参道の長いこと長いこと 皆さん歩いて
いますが いやあ電動自転車でよかったあ 自転車置場に置き いざ参拝

f:id:HATTYAN0234:20201210151242j:plain本日の目的は「大宮(国宝御本殿)特別参拝」です

参道には鹿さんが沢山 妻はどうも怖いようです 犬も猫もダメですから

f:id:HATTYAN0234:20201210151600j:plain奈良ホテルにあった燈籠が沢山 石燈籠は2千基 釣り燈籠は千基

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直江兼続藤堂高虎 宇喜多秀家の寄進した燈籠です
境内には徳川家康と側室お万の方から石燈籠 綱吉と正室信子連名
そして 桂昌院からも寄進を受けています

f:id:HATTYAN0234:20201210152007j:plain観光タクシーの運転手さんが あるご夫婦のために説明されているのを
傍で聞き耳 ですが内容が難しいです

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後殿各社参拝所 この御門は 明治維新以来長く閉ざされたままになって
いましたが 第60次式年造替を機に おそよ140年振りに開門するこ
とになります 災難厄除けの 霊験あらたかな神々様がお鎮まりなのです

f:id:HATTYAN0234:20210621072350j:plain万燈籠再現 藤波之屋

春日大社は 燈籠が沢山あることで有名 3千基もの燈籠があります
2月の節分 8月14,15日の年3回行なわれる万燈籠神事を感じて
いただこうと 重文の藤波之屋を開放し 万燈籠を再現しました

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でもでも 白熱電球を見てしまうと 少々興ざめです

f:id:HATTYAN0234:20201210154807j:plain多賀神社 延命長寿の神様で 仕事の完遂をお導きになる神様

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ガイドブックに良く見られる構図です

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タモリは鹿怖くない 下の人は?

f:id:HATTYAN0234:20201210155134j:plainやはり 顔も腰も逃げています 「鹿さん怖~い」

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奈良公園の中での紅葉の名所「浮見堂」
紅葉はまだ?それとも終わった?

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これが見たかったのですが いつ来ればお目にかかれる?
ベトナムの女性がアオザイを来てポーズを取っていました
チャーミングな女性だったらば写真を撮らせていただきましたが・・・

f:id:HATTYAN0234:20201210155919j:plain東大寺南大門に着きました ちゃんと自転車置き場があります

f:id:HATTYAN0234:20201210160555j:plain大仏殿です 修学旅行以来です 世界最大級の木造建築 

f:id:HATTYAN0234:20201210160722j:plainあれっ こんなに小さかったっけ?
手にあるのは水かき 大海原を泳ぎ切る苦行を乗り越えた証しだそうです
らほつは修行完成者で 悟りを開き真理に達した者に限定されるとのこと
おでこの白こう 長い産毛が右巻きに丸まり光を放ち世界を照らします

f:id:HATTYAN0234:20201210160834j:plain横から見るとやはり大きい 座高は15m
右手を上げて手の平を向け「恐れなくていい」
左手を下げて手の平を前に「願いを叶えよう」
座った姿は「どうすれば人々救済できるのか」考えている

f:id:HATTYAN0234:20201210160940j:plain大仏様の鼻の穴くぐり(無病息災の御利益)はコロナで中止に

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ブラタモリでの2015/6/27と7/4の回で奈良紹介している
奈良って「平らにならされた」から「なら」っていうおまけまで

東大寺大仏殿は 瓦が11万枚 しかも重さが1,500t そんな思い
荷重をあの建物が支えている 江戸 明治と何度も修復されており 明治
には西洋かぶれの職人が屋根部分に「鉄鋼トラス」を梁として使用・・・
何と言う愚挙 次回の修復でははずされるようです
世界に誇る木造建築が台無しではありませんか!

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何でウルトラマンが NHKの悪乗りでしょう

f:id:HATTYAN0234:20201210161125j:plain天地明察」で知った関孝和 奉納問題が掲示されています 

f:id:HATTYAN0234:20201210161411j:plain有名な八角燈籠は創建当時のまま
大仏様は1692年再建 大仏殿も1709年再建されている

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カメラマンが数名 この位置・角度で大仏殿を撮影していたので真似ます
そばに「昭和の大修理法要」の写真が掲示されており これを見ての撮影
だったのでしょうか?

f:id:HATTYAN0234:20201210161904j:plain鹿さん達も散歩 いたるところに「鹿のふん」
♬フンフンフンフン鹿のフン♬ デビュー当時の吉永小百合ですね

f:id:HATTYAN0234:20201210162039j:plain大仏様の実物大の両手 さあ食事タイムです

f:id:HATTYAN0234:20201210162214j:plain下調べですぐ行き着きました 創業1615年宮内庁御用達店で予約済

f:id:HATTYAN0234:20201210162426j:plain妻の分

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私の分 ここではメインは葛料理です 美味しかった

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興福寺五重の塔 波乱万丈良くぞ生き残った!
明治政府の廃仏毀釈運動で あわや取り壊し または焼却の運命であった
いかにして危機を脱却できたのか ここが興味深いのです

注:そのとき歴史は動いたー岡倉天心
  明治維新政府の神仏分離運動は 薩長新政府の下層階級が狂った末に
  引き起こしたもの 尊王攘夷から突如「脱亜入欧」に意識変革された
  古来の仏教文化を外来と言って排斥したかと思えば鹿鳴館に転換した
  当時の不安定さ もろさが廃仏毀釈につながったのであろう

  破壊は現代で言えば イスラム過激派やタリバンユネスコ遺産をも
  破壊する行為 いやそれ以上の過激行為であった
  興福寺では2千体以上の仏像が破壊され焼却され 僧侶は神官になる
  か還俗させられた 経典は包装紙として町方に 数多くの宝物は略奪
  されてこれまた二束三文で売られた
  興福寺五重塔は 薪用にと25円で売りに出された
  有名な阿修羅像も 運慶作の像も床に打ち捨てられていたそうである
      
  救いの手は 文部官僚岡倉天心だった 仏像を救おうと立ち上がった
  「現状維持修理法」という法律を制定させ 仏像修復への道を開いた
  たとえ仏像が手足を欠失しているとしても 現状のままで保存に耐え
  る程度の修理に止める これが古社寺保存法制定につながったのです
  廃仏毀釈運動も あまりにも行き過ぎと反省し10年で終息しました

  その間 日本から海外に流出した宝物は数知らず それでも海外では
  極めて丁重に保管され 良かったのかもしれません 天心がボストン
  美術館に渡航させた美術品も数多く そのため国内からは売国奴扱い
  されもした

f:id:HATTYAN0234:20201210163209j:plain国宝館では 仏像界のスーパースター阿修羅像が隅にいて超イケメンです
展覧会を開催すれば百万人が詰めかける超人気者で お顔が三つあるのは
不思議だが親近感を抱かせる 三面は少年が成長する段階を表していると
される 高さ153、4センチの像は 全身が華奢で手足のバランスなど
も絶妙 製作当時の衣服の模様なども綺麗なままです 良かった良かった

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良かった良かったではありません 明治の廃仏毀釈運動で興福寺は大打撃
を受けましたが 上の阿修羅像も 右手第一手(合掌手)と左手第三手が
欠失しています その原因が検索しても 転倒とはありますがそれ以上の
深堀りがありません 廃仏毀釈で床に打ち捨てられた際の欠損では?
明治後半の修理で 合掌手は木で補修されています 昭和初期まで阿修羅
像は全く人気がなかったようなのです きちんと修理されたのか疑問です

参考:国宝界のビッグ3(人気の高いもの)と言えば
俵屋宗達 風神雷神図屏風  今回の旅行で建仁寺で見ました
長谷川等伯 松林図屏風   今回の旅行で金地院で猿を見た
興福寺 八部衆立像 阿修羅 今回の旅行で興福寺で見ました

f:id:HATTYAN0234:20201210170014j:plain共通券になっている東金堂も入りましたが阿修羅の後では印象無し

まだ時間は14時 計画だと大和西大寺の秋篠寺に行って伎芸天に再会と
考えていましたが 妻の様子を見て 早めに京都に帰ろうと自転車を返却
奈良はサイクリングで道路走行禁止 きちんと自転車道が完備されていて
本当に安全でした

近鉄奈良駅から特急券を購入(520円)し 京都駅に戻りました

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     列車の窓から新観光名所「平城京跡」が見えます 

本日は超グルメ 燕えんのディナーです 店の場所を下見しホテルで休憩

f:id:HATTYAN0234:20201210170910j:plainカウンターと背後に二人掛けのテーブル一つ 予約時やっとテーブル席を
確保できた なかなかの人気店のようなのです 時間も20時 でしか
空きがありませんでした 1か月以上前の時点でこの状態なのです
料理長と助手の女性 配膳他が女性一名 この三名で賄っています
満員です 小柄な女性担当が一品一品説明 先ずは先付で開始です 

f:id:HATTYAN0234:20201210170949j:plain次いで二品目 長崎のトロ(撮影前に食べてしまいました)三重のカツオ
山口ののどぐろ 山口のかます 淡路の伝助穴子 これらは店内の黒板に
書いてありましたが これらが次々に出てきます おまかせコースです

f:id:HATTYAN0234:20201210171028j:plain三品目です
この辺で妻が店の情報を調べ始めました ミシュラン一つ星の店と??
料理長は「和久傳」で修業しニューヨーク帰りとか・・・・・・
後日調べました

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 田中嘉人(よしひと)1985年7月生まれ 京都府出身AB型
 2003年 和久傳入社(高校時代からアルバイトをしていた)
 2004年 渡米ニューヨークで修業 2012年帰国
 2013年 燕えんの料理長に就任
 2017年 経営譲渡を受け独立
 信条は「丁寧な仕事は透けて見える」死ぬ気で働かないと数年で
 店はつぶれる 下準備はとても大事 先付に一番気を遣いますと 
 お造りは店の顔お客様には「料理を五感で楽しんでもらいたい」
 尊敬するのは父(20歳で亡くす)茶人で蒔絵師だった 料理人
 とも懇意で その縁で和久傳に入れたと 

f:id:HATTYAN0234:20201210171116j:plain店内の様子

f:id:HATTYAN0234:20201210171401j:plainトリュフの下には何が・・・・

f:id:HATTYAN0234:20201210171438j:plain今が旬 こっぺ蟹

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また何だか忘れた この顔は何を意味するのでしょう?

7品目です

f:id:HATTYAN0234:20201210171717j:plain壁一面に祇園の舞妓さんの団扇が 「花街」からのもらって嬉しいお中元
「おいしくいただきました」の気持ちが団扇に込められているようです

f:id:HATTYAN0234:20201210171755j:plain
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キノコ尽くしですね 鯖寿司 これが締めになりました
滅茶苦茶おいしかった 9千円のコース 美食第三号とします
2019/10/12発行のミシュラン京都2020でビブグルマン
(価格以上の満足感が得られる料理)を獲得しました

小学館の「和楽」という雑誌の別冊「和楽スタッフだけが知っている
本当に素敵な京都100軒」に掲載されていて 興味が沸き予約しました

f:id:HATTYAN0234:20210621072542j:plainお店には何の看板も無く 燕だけが目印です 昼間下見に来ていたので
スンナリ入れました 新幹線口から5分というのがうたい文句の店です

一つ大きな不満がありました 料理長がマスクをつけておらずカウンター
越しに常連客と大きな声でしゃべっている これは時節柄どうですか?

 

 

 



 

 



































 







 



 























 

 

 














 

 

 







 

2020年 紅葉の京都・奈良 7日間  美しい庭園巡りと美味しい食事を求めて②

<2日目 11月23日(月)>宇治から奈良へ
早朝起床 今晩の宿泊先は奈良ホテルです 西の横綱格と言えるでしょう
都シティ近鉄京都駅ホテル一泊分の代金を捨てるのですが止むを得ずです

朝7:24発のJR奈良線(昨日乗った)で宇治まで33分240円です
どうして朝早くの出発なのか? 宇治平等院の本堂に入るのは 先着順で
開門前から行列必至だからです コロナ対応でなのか 1回20名ずつの
人数制限があり 9:30から20分交替で 阿弥陀如来坐像を拝むため
必死なのです 昼食を11時に予約してあり 時間的な制約があるのです

f:id:HATTYAN0234:20201209134027j:plainさすが宇治 郵便ポストが茶壺です 

宇治といえば「お茶」です お茶の歴史を少し
偶然ですが 昨日訪れた建仁寺 開山は栄西禅師(1141~1215)
栄西は平家の庇護で南宋に渡り 南宋禅宗と共にお茶を日本に広めた人
「茶は養生の仙薬なり・・・・」不眠覚醒作用が禅の修行に必要と考えた

お茶の種子を栂尾高山寺の明恵上人に送り そこで茶畑になり そこから
茶の実を宇治に送った 宇治の地形・寒暖差が お茶の栽培に適しており
普及した 宇治が「煎茶」「抹茶」の発祥地であり 宇治の名は広まった
ついでに 京都での布教に限界を感じた栄西は次に鎌倉幕府に庇護を求め
京都に建仁寺を建て 最後は建仁寺で入滅した

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f:id:HATTYAN0234:20201209134342j:plain

さすがお茶の名産地 伊藤九右衛門 中村藤吉本店 上林・・・・と並び
店の前でいちいち写真を撮っていて 実は一番肝心な行列並びを失念です
注:中村藤吉本店 安政元年(1854年)現在地に開業す 勝海舟から
  賜った「茶煙永日香」を家訓に揚げ 天皇陛下に御茶献上 茶道御家
  元より茶銘を頂戴し茶業一筋に営んできたという名店 応援してます
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f:id:HATTYAN0234:20201209134945j:plain案の定 開門前からズラーッと行列ができていました 果たして何番目の
グループに入れるのでしょうか?

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f:id:HATTYAN0234:20201209135318j:plain

あと二人分早ければ第一グループでしたが 結果二番目の9:50の番に

f:id:HATTYAN0234:20210101212058j:plain池の周りを写真に収めながら 今度はご朱印をいただくために また行列
日本人は行列が好きなんです
随分待ちました 受付は4名いるのですが その場で書いている(京都の
有名寺院では あらかじめ書いておいて封に入れ手渡しのケースが多い)
ために列は遅々として進みません このままでは鳳凰堂内部拝観の時間に
遅れるかも・・・・何とかゲットできましたあ

f:id:HATTYAN0234:20201209140047j:plain池にきれいに写り込んでいます
歴史的に見ると 京都で平安時代の名建築というと ここと醍醐寺くらい
あとはどうなってしまった?特に「洛中」では無いのでは?ということで
調べると「平安時代の遺構深度」という検索欄に答えが見つかりました

平安時代の大半は 河川の洪水・氾濫などにより現在の地表面の下に埋も
れている 京都市内では これまで1万件を超える遺跡調査が実施されて
おり ①鴨川右岸(下流に向かって左右となるので右岸は御所側)の地域
で(遺構)深度が大きい 1m以上は堀川通より東 深度が1・5m以上
は御所の西部 烏丸御池 四条烏丸 河原町五条周辺 ②桂川の流域では
1m以下で 鴨川流域より浅くなる 鴨川の河川活動・洪水の堆積物等が
地層の中に大量に残されていることが 洪水の多大さを示しているのです
余談ながら 地下鉄烏丸線工事では どれだけ遺構が出て来たか興味津々

発掘調査現場で見ると 遺構深度は 先ず現地表面から火災の痕跡が続き
16世紀頃の洪水堆積物 次に15世紀頃の遺物を含む堆積物 最後には
平安時代の遺構検出面が出てくる 人の身長より深くに存在している地域
もあるのです

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ブラタモリでは この辺をどう説明していたのか興味津々 是非再放送を
 

 

f:id:HATTYAN0234:20201209140214j:plain近くの人に二人写してもらいました 三枚も撮ってくださいました

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ミュージアム鳳翔館に駆け込みました 中の陳列品は素晴らしく 本当は
ゆっくり見たかったものの 時間が無い 小走りに回り出口をさがします

f:id:HATTYAN0234:20201209140519j:plain出口に広がる紅葉もパノラマ撮影 右端に誰かが覗いています

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鳳凰堂の裏になります

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鳳凰をきれいに捕らえました

f:id:HATTYAN0234:20201209141612j:plain極楽浄土の宮殿をモデルにした鳳凰堂 堂内には平安時代を代表する仏師
定朝作の本尊 阿弥陀如来他諸々 浄土教美術の頂点が集約されていると
(写真撮影禁止でパンフより転写)

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朝霧橋の上です 本来ならここからの紅葉の眺めが見事なのですが・・・
源氏物語宇治十帖の碑 近くに源氏物語ミュージアムもあるのですが・・

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夢の中に出てくる「朝霧橋の紅葉」です
先ずは昼食が待っています

f:id:HATTYAN0234:20201209142920j:plain一休から予約しておいた「辰巳屋」さん 6千円コースです
本日は1ヵ月前の段階で11時の回以外は全部予約でいっぱいでした 

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妻の足が悪いのでテーブル席をと依頼しておいたのでこんな上等個室です
外を流れるのは宇治川 かなりの急流です

f:id:HATTYAN0234:20201209143550j:plain奥様が床の間を背に上席です 先ずは抹茶茶碗に入った抹茶豆腐です

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続いて生湯葉カニ身抹茶和え そして百合根抹茶掛け

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季節の田楽三種盛り 海老の香煎揚げと抹茶塩
ここまでよく覚えたでしょう いや違います 一生懸命紙に書く私を見て
おしながきを持ってきてくださったのです

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抹茶蕎麦(中に鰊) 
ここからえらく時間があいて (どうも忘れたらしい)
留物 白味噌「うずみ豆腐仕立て」と香物五種(またしばしの間隔)

f:id:HATTYAN0234:20201209145421j:plain抹茶チーズケーキ 寄せ小豆 抹茶おからドーナツ

f:id:HATTYAN0234:20201209145556j:plainこちらからお願いした訳ではありませんが「写真撮りましょうか?」と
聞いて来たところをみると やはり忘れていたうしろめたさ?・・・・・

12時ごろから下の階に団体さんが入り 皆さんテンテコマイでした
会計時 当店女将が妻に「コロナ以降久しぶりな盛況で皆落ちつかなくて
失礼いたしました」とか云々 上手に受け答えされとても好印象だったと
いやあ抹茶料理堪能しました これが美食の第一号スタートです

ですが相当な時間ロスで 駅まで早歩きです
そうそう 駅への帰路平等院鳳凰堂入口を通ると「堂内拝観3時間待ち」
やはり早朝出発は正解だったのです
参道にあった中村藤吉本店で「生ちゃこれーと」二つ購入 8月に京都で
買っておいしかったので 再度家に持ち帰って楽しめます
(本当は駅前の中村藤吉本店に入り ゆっくり休憩したかったのでした)
観光客に評判の「宇治紅茶館」にも入店し雰囲気だけ味わい 即退出です

さあ JR奈良線に乗って奈良駅を目指します 27分で510円です
妻は足のせいでゆっくり 信号ごとに私が待ちます 止むを得ずです

f:id:HATTYAN0234:20201209151152j:plain後ろは 奈良駅の旧舎 現在観光案内所として利用されています
昭和9年(1934)旧鉄道省時代に建築の 最後の社寺風建築(という
のは 同じ社寺風建築の長野駅北陸新幹線の工事に伴い解体された)で
五重塔などの上に見られる「相輪」や「風鐸」の装飾を備えるなど 寺院
風の屋根を持つほか 折上格天井という和風様式と 縦長の窓やレリーフ
は洋風で 和洋折衷建築なのです

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1998年 奈良県が 奈良駅が連続立体交差事業の邪魔になるから取り
壊すと発表 これに反対する多数の人々が声をあげます「パリのオルセー
美術館だって元は駅舎・・・」とか「この駅舎は春日大社の参道の一部」
ともあり 最終奈良市が2001年保存に名乗りをあげ 現観光案内所に
なって残った「邪魔になるというのなら曳き家で移動すればいい」という
意見が決め手になり 移動して現位置に残りました 

f:id:HATTYAN0234:20210101211314j:plain奈良駅から奈良市内循環バスで ならまちの樫舎(かしや)を目指します

f:id:HATTYAN0234:20210201074911j:plain猿沢の池で散歩して店へ入ります

15時に予約 店のカウンター越しに和菓子作りを見つついただける
和菓子フルコースなので1ヵ月前に予約を入れておいたのです

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狭い店構えですが 中は順番待ちでゴッタ返し
結果は善哉です コロナの影響でカウンター越しの実演はとっくに中止と
聞いてないよ~です 予約時に聞いていれば見合わせたのに・・・・

f:id:HATTYAN0234:20210207084606j:plainならまちでの名所「格子のある家」を目指します 途中世界遺産でもある
元興寺(がんごうじ)に立ち寄りました 単なる塔跡です ナニコレです

f:id:HATTYAN0234:20201209153019j:plainこれでは間違える人もいるのでは? 元興寺の扁額がありますもの

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格子のある家は入場無料でした お話好きの案内女性が歓迎してくれます
町家づくりの知恵というか 空間を無駄なく使う先人の知恵 煙抜きとか
明り取りが素晴らしい 格子って外から中は見えにくく中からは見えると
いうハ-フ・ミラー効果があり 音や風は良く通すそうです

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おくどさんと箱階段 なつかしい匂いがします
念のため元興寺につき聞いてみると そこは単なる塔の跡で 本物はここ
と地図で示してくれました

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国宝が何点もあります 588年からの歴史ある蘇我馬子建立の寺院だと
少しも興味が沸きませんでした
注:日本最初の本格的伽藍ですが 現在では伽藍の大半が「ならまち」の
  下に埋もれてしまったとのことです それでも世界遺産です

いよいよ本日宿泊の奈良ホテルです
道すがら郵便局員に道を尋ねると 歩いて行けますとのことで散歩です
猿沢の池から上っていくと 確かに遠く上の方にホテルが見えました

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奈良ホテル所有の公園ですが 本日開園時間過ぎ 明日は休園と

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奈良ホテル到着です お疲れさまでした

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受付待合室 1922年アインシュタイン博士が弾いたピアノ

さすが奈良ホテル 歴史の宝庫 「美術品と調度品めぐり」という冊子が
いただけて 「建物内探検をどうぞお楽しみください」ということですね

f:id:HATTYAN0234:20201209155324j:plain新館3214号室に宿泊 広々としていて京都のホテルとは段違いです
f:id:HATTYAN0234:20201209155731j:plainツアーのうたい文句は 夕食は メインダイニングルームの「三笠」にて

f:id:HATTYAN0234:20210107232204j:plainフランス料理のフルコースをと書いてあったのに やはりですね 三笠を
通って次の間「菊の間」での食事になりました
しかも通された席の上には 和食用のお盆がセットされていたのです!

f:id:HATTYAN0234:20201209160341j:plain先ずは乾杯 妻の後ろの仕切りの向こうが「三笠」です
さあ気を取り直して食事です トラピックスからの予約では止むを得ず?

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パンと何とか?

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こちらの部屋は 入ったときは大勢いましたが すぐにガラン 数組だけ
の寂しい晩さんです

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メインとデザート
おいしかったけど印象は薄い 取り敢えず美食第二号としておきます
そうそう 受付で言われました 明日の朝食7時希望だと三笠はいっぱい
新館での和食になりますと・・・・やはり一見さんは三笠の敷居高しか?
                          おやすみなさい
















 

 





 













 

 

 

 





 











 














 









 














2020年 紅葉の京都・奈良 7日間  美しい庭園巡りと美味しい食事を求めて①

 京都は8月のお盆直前に訪れたばかりで  どうして再度?と問われると

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 ①やはりGo Toトラベルが適用されて 普段より割安に行けるから
 ②今年はコロナ禍で 中国人観光客がいないため 混雑も小さいだろう
  こんな機会は今後絶対に無いのではないかと考えたから
 ③JTB旅物語 京都フリー7日間(新幹線のぞみ往復とホテル指定)
  と阪急交通社の「奈良ホテル(夕・朝食付)1泊2日」を合わせれば
  一度に京都・奈良が楽しめると考えたから
 ④まだあります 割安に行ける分を美食に回そうとGo Toイートを
  フルに活用しようと考えたから
 ⑤もう一つ 数年前に大阪からの帰途に 一人で紅葉巡りをし感激した
  永観堂の紅葉を妻にも見せてあげたかったから・・・・・・・

以上から 巣ごもり中に 夫婦二人での個人旅行計画の策定に入りました
ネックは 10月末旅行中に腓骨骨折した妻の状態 徐々に良くなってい
るものの どこまで歩けるだろうか? 最初はビッシリ綿密な計画をたて
日々妻の様子を観察しながら 省ける個所を少しずつ削って行きました


それと やはりコロナ感染防止が最重要で 例年鬼のように混雑するとも
言われる市バス100番台(三十三間堂清水寺高台寺祇園方面)は
絶対利用しないことにし 京阪電鉄や地下鉄 そしてJR嵯峨野線という
バスの利用を最小限に抑える交通手段活用に重点を置きました
JTBの新幹線での東京発の時間と 京都発の帰京時間が 1週間前まで
決まらず 最初と最後の日の行程も未定のまま進めざるを得ませんでした

<1日目 11月22日(日)>建仁寺京都国立博物館
11時東京発のぞみ 12:15京都着
12:30都シティ近鉄都ホテルにチェックイン 荷物預けもOKです
すぐさまJR奈良線東福寺駅まで1駅 京阪電鉄に乗換え清水五条駅
下車して グーグルに操られながら六波羅蜜寺を目指します

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ここは空也上人が有名ですが 申し訳ないけれども 目的の建仁寺までの
途中目印地点なので 本堂に頭を下げ退去します

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この地では名物の「幽霊子育飴」を買いました 1599年からの日本一
古い飴屋 幽霊に飴を売った「みなとや」 麦芽糖とザラメを溶かし固め
てから金づちで砕いてつくる琥珀色の飴の味が懐かしい 

f:id:HATTYAN0234:20201208145243j:plain道路対面には 26日に予約してある貴匠桜があり位置確認ができました

f:id:HATTYAN0234:20210515065632j:plain松原通りからすぐ八坂通りに上がり 勅使門から建仁寺境内に入りました
人力車が一台止まっていて横の入口から入ります 出る人が圧倒的に多い

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   建仁寺では 俵屋宗達の「風神・雷神図屏風」と潮音庭と
  小泉淳作画伯の法堂天井画ー双竜が有名です

f:id:HATTYAN0234:20201208150219j:plain先ずは三門です
何か変です どうしてか 臨済宗の大寺院は 伽藍配置が勅使門~三門~
法堂~方丈と一直線に並んでいて 勅使門は表門なのです 人力車の案内
が正しいのです 祇園から入るのは裏門入場です 皆さんご存知でしたか

f:id:HATTYAN0234:20210107160126j:plain風神・雷神図屏風(本物は京都国立博物館所蔵で撮影は自由にどうぞと)

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「〇△□の庭」の柱に寄りかかり「もう疲れた~」という感じの妻です

単純な三つの図形は 宇宙の根源的形態を示し 禅宗の四大思想である
(地水火風)を 地(□)水(〇)火(△)で象徴したものと言われる

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f:id:HATTYAN0234:20201208151437j:plain「潮音庭」本坊中庭にあり 中央に三尊石 その東に坐禅石 廻に紅葉を
配した枯淡な四方正面の禅庭 四方のどこから見ても正面に見えるように
計算して作られています

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紅葉の最盛期にプロが撮影するとこうなります

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f:id:HATTYAN0234:20201208152701j:plain見事な襖絵で 思わずパノラマで撮影しました
大方丈の襖絵は50面全部 海北友松(1533~1615)が手がけた
建仁寺が「友松寺」と称されもしたほどです 下の雲竜図が得意であった
友松は狩野派長谷川等伯に続く 桃山時代最後の巨匠で 生まれは武家
父は信長に滅ぼされた浅井家の重臣 友松自身は絵師となるが光秀の重臣
斎藤利三と親交があり 本能寺の変で光秀と共に磔にされ晒されたことを
知り 槍を持って利三の遺体を奪い取りに出向き 丁重に真如堂に葬った
利三の娘が 家光の乳母の春日局で 友松の子息の不遇を知り幕府の絵師
に推挙 父の恩返しをした 濃密な人間関係は友松の人徳の賜物であろう

f:id:HATTYAN0234:20201208152821j:plain「竹林七賢図」 海北友松筆(ただし高精細デジタル複製)

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「雲竜図」海北友松によって描かれた方丈襖絵

栄西禅師の800年記念事業の一環として 京都文化協会とキャノンの
協力により 全50面の襖絵を高精細デジタルにて複製し常設しました
そのおかげで一般公開され 鑑賞できるのです

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  法堂の「双竜図」小泉淳作筆 平成14年創建800年を記念して製作

f:id:HATTYAN0234:20201208155232j:plainこれが全体像です

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方丈の庭に可愛い石像が・・・・・「手と手を合わせて南無~」ですね

f:id:HATTYAN0234:20201208155741j:plainこれは裏玄関の北門です 我々は南の勅使門から 正規に入場したのです
そのため通りの「撮影禁止」の張り紙を見たのは最後の最後になりました
花見小路は撮影禁止というのであれば この北門に掲示しておくべきです

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花見小路は 明治時代初期 上地令で建仁寺の敷地(上の地図の赤い所)
が京都の自治体のものとなり造られた

f:id:HATTYAN0234:20220103142504j:plain歌舞練場
1949年 道幅が広げられ 2001年に電線の地中化 アスファルト
から石畳みになった

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門を出てすぐ 祇園のメイン道である花見小路通につながっているのです
TVで見た超美人の舞妓さん(美月さん)がいる置屋をちょっと覗きます
ちょうど舞妓さんが現われ この路地に入って行かはりましたえ

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祇園の看板店「一力」さんどすえ 万の字を崩しての一力なのですね
仮名手本忠臣蔵」での大石内蔵助が 遊興にうつつをぬかした舞台です
実は 後日知った大ニュース 舞妓の美月さんが 1月の祇園甲部「売花
奨励賞」指名1位の栄誉をいただいた 何と7年連続受賞の紗月姉さんの
妹分で 遂に世代交代? そして10月「襟替え」で芸妓になりはった

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近所の置屋さん他へのあいさつ回りです 20歳に見えますか?

f:id:HATTYAN0234:20210202121855j:plain舞妓時代の「そんなり」姿の美月さんをTVで見て一目ぼれ あの美しさ
に風格が備わり 今や祇園のトップスターです お姉さんの紗月さんの下
で いろいろ学ばしてもらったことが良かったのですね お二人最高です

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美月さんは藤沢市出身の20歳 右は市の成人式で舞を披露した時の写真

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おまけです 再放送があったら是非みたい
NHKついでだと 2009年9月スタートの「だんだん」がありました
三倉茉奈 三倉佳奈の双子が京都と島根で繰り広げる朝ドラで 舞妓姿が
似合っていた(まなかなのどちらかは?)

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芸妓役には 京野ことみさんではなく石田ひかりさんに演じてほしかった 

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四条通りに出たらもう大変 大混雑で前に進めません どうなってるの?
歩いていて分かりました 南座で「鬼滅の刃」をやっています え!です

京阪電鉄祇園四条駅から京阪七条までは地下を走る電車です
七条駅から歩いていると「大仏前交番」?ここは奈良ではありません・・
また道路案内図を見ていると 近くに「正面通」と 何の正面なのだろう
はたと気づいたのは 方向寺に大仏殿があったっけ では正面というのは
立地からして大仏様の正面だと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
応仁の乱で荒廃した都を復興し 現在へと続く京の町の基盤を築いたのは
間違いなく豊臣秀吉 徳川政権下になり 秀吉にゆかりのあるものの多く
が消されてしまう中で 正面通の名が残っているのは 京の人々の秀吉へ
の感謝の念が 今も生き続けているからでしょう

本日のメインは 京都国立博物館での「皇室の名宝展」で販売直後に予約
本日の平成知新館は2014年に完成 米国のMOMA新館をも設計した
谷口吉生氏の作品です 南門から美術館玄関までのアプローチがいい具合

f:id:HATTYAN0234:20201208161404j:plain妻は疲れてくると目を開けていられなくなるのです
カメラを向けても いつものポーズが見られません あと少し頑張れ!

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f:id:HATTYAN0234:20210101211722j:plain館内に入り 案内の方に無理を言って 車椅子を借りました
私が車椅子を押して 妻は楽ちんの1時間半でした

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伊藤若冲「旭日鳳凰図」 動植綵絵8点も展示あり

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蒙古襲来絵詞 後巻(部分)

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 春日権現験記絵 巻一 高階 隆兼作

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源氏物語図屏風 伝狩野永徳 八条宮家に伝来されていた

私は 神経の半分以上を車椅子と他人との距離に置いていて 実は作品を
見ていません ただし八条宮智仁親王筆の「古歌屏風」だけはしっかりと
伊藤若冲の「旭日鳳凰図」や例の鶏云々は遠目からでもすぐ分かりました

特筆すべき作品はというと どうなのでしょう骨とう品の博覧会でした

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館を出ると17:20ぐらいで 本当は大相撲千秋楽の様子が気になって
いたのです 優勝は貴景勝照ノ富士か? 本割では照ノ富士が勝ったと
しばらくのち スマホで 優勝決定戦では貴景勝の勝ちと分かりホッ

さあ問題はホテルまでの帰路です 試しにバスを見て見ると 立つ客が
いっぱいで やはりダメかと思った瞬間 真っ赤なバスが来ました

f:id:HATTYAN0234:20210109131830j:plainかつ京都駅八条口行きなのです ガラガラです 喜んで乗り込みました

途中で止まっているときに 妻が席移動で立ちあがり 突然バスが動き
倒れこんだ妻が 体を丸くしてうずくまっています こりゃダメかなあ
初日で旅行終了か?と思ったら 大丈夫だとの反応・・・・・・・・・
(多少演技が入っていたとのこと)
注:真っ赤なバスは「プリンセスラインバス」と言って 京都駅と東山
七条までが特に混雑するので 京都女子大ー京都駅八条口を結ぶ新路線
なのだそうです そのかわりスイカも使えずおつりも出ないという横着
ぶり まだ広く知られておらず 秘密にしておきたい お得情報ですね

なにはともあれ JR伊勢丹デパートで美々卯に入り 夕食になります
そうそう 明日の朝食用にとデパ地下に行ったら19:45という時間
のせいか半値セールス中 千円のクーポン券で2千円分のサンドイッチ
を買えてニコニコでした

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各自何とか定食とそば寿司 量が多くてテイクアウトにして貰いました
明日の朝食は サンドイッチとそば寿司になります
明日は 宇治から奈良まで 朝早いのです 頑張るぞー

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 京都観光名所の双六図


参考:江戸時代の京都観光
   京都は全国に先駆けて 現在のガイドブックにあたる名所案内記が
   出版された都市
   1706(宝永3)年が初版とされる「京城勝覧」は 京都の主要
   な名所を17日で観光することができるように推奨経路を設定した
   この本の著者は 福岡藩士の貝原益軒「養生訓」で有名 京都には
   6年間遊学し 24回訪問した京都通で 藩主も説明を求めたほど
   旅の始まりは三条小橋からである  

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序盤は 東山の名所巡り
中盤は 嵯峨野や北野天満宮周辺
終盤は 鞍馬・貴船 石清水八幡宮周辺 大原
当時の人が1日30~40km歩く計算で見ると可能な行程なのでしょう

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1日目(初一日)の様子が記されている

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1日目を例に挙げると①三条小橋 ②三条大橋 ③なわて町 ④大和橋
建仁寺 ⑥愛宕寺 ⑦六波羅蜜寺 ⑧経書堂 ⑨子安乃塔 ⓾車宿場駐
⑪清水仁王門 ⑫田村堂 ⑬清水観音堂 ⑭地主権現 ⑮奥の院
音羽山 ⑰音羽の滝 ⑱三年坂 ⑲下川原 ⑳霊山 21八坂乃塔
22高台寺 23安井真性寺 24祇園感神院 25双林寺 26東本願寺墓所
27長楽寺 28丸山安養寺 29将軍塚 30知恩院 31庚申堂 32粟田口
33白川橋 34青蓮院となっている 何という健脚なのでしょう!!

上記以外にも1780年の「都名所図絵」はベストセラーだし 浮世絵
に描かれる京都も興味深いので 国立国会図書館のデジタルコレクション
から「京都名所乃内」を2点引っ張っておく

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四条大橋より縄手通・大和橋を望む     南禅寺大灯炉

 一生に一度はという伊勢参宮を終えると 大和・大阪・京都の名所見物
に進みます 中でも天皇陛下の住まわれる京都が圧倒的人気であったと
だから「京城勝覧」が何版も刷られたのでしょう

 

































 

 

 




 





 

 

 



 

 

帝国ホテルと大相撲11月場所 2日間

 10月のGo-Toトラベルに加えて 都民スペシャルが加わった
こともあり これは一度ツアーに参加をと W社のツアーに申し込
みました 都内在住の人で「帝国ホテル宿泊及び大相撲観戦付」が
実質1万5千円という夢の様な料金設定です

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都民からの申込多数で あやうく「キャンセル待ち」になるところ
ギリギリセーフとなりました

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その通りです 都民が帝国ホテルに わざわざ宿泊するのだろうかと
思いましたが 皆さんの思いは共通です 「これまで我慢したのです
しかも格安 参加しない手はない」と口には出さぬものの 皆さんの
お顔には書いてありました

今回 もう一つ試してみたかったのが「Go-Toイート」なるもの
ぐるなびとか一休経由でレストランを申込むと 昼食が一人500円
夕食が千円分 翌月にポイント還元されるのだそうです

テレビで盛んに報じられていて それではということで今回 ツアー
集合前の昼食用にと 東京駅大丸デパート12階「サバティーニ」で
本場フィレンツェでは入れなかったレストラン体験です

f:id:HATTYAN0234:20210101132031j:plain私との間にはアクリル板があり コロナ対策万全?

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写真は写しましたが メニューは忘れました

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左の2枚はチョイスのもの ちょっと食べたあとのも・・・
高島屋のメンバーズサロンで お歳暮手配と喫茶休憩した後 
散歩がてら歩いて帝国ホテルへ到着

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入口付近に「帝国ホテル130年」のデコレーション
まだ集合時間30分前 早く部屋に入ってテレビを見たかったのです
OKとなり イケメンホテルマンがエレベーター前までエスコート

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部屋に入るやいなや 妻はパジャマに着替えドスコイ ドスコイ
テレビをつけて 8連敗中の炎鵬を応援 勝って初日です 万歳!!
貴景勝も勝ち 言う事なし

f:id:HATTYAN0234:20210101143053j:plain夕食は Go-Toイートで申込み 地域クーポン券も使えるので
奮発して 帝国ホテル内 なだ万の新形態店「讃APPLAUSE」

東京宝塚劇場の真ん前です 娘に自慢するメールを打っていました
娘から なだ万なら帝国ホテルの「讃」が一番で いつか行きたいと
聴いていたので こちらが早かったとイヤミのメールそして乾杯!

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前菜からのスタート

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メインの肉料理

f:id:HATTYAN0234:20210101133901j:plain外の夜景に溶け込んで いかにも満足という表情です
TAKARAZUKAの看板ネオンがまぶしい 夫婦デートです

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最後のデザート また本日 ランチもディナーも糖質歓迎です

f:id:HATTYAN0234:20210101134323j:plain何気なくかけられていたのは 京都迎賓館で大感激した人間国宝
江里佐代子さん作の「REIKOH」という截金作品でした

f:id:HATTYAN0234:20210101134430j:plain帝国ホテル設計 フランク・ロイド・ライト氏の当時のモデル前で

f:id:HATTYAN0234:20210101133329j:plain部屋の窓からは新橋駅のトレインビューです 鉄子感激!

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朝食は ツアー代金に含まれている 帝国ホテル「なだ万の朝食」
さすがなだ万 安心の味です どんなフルコースよりも好きです

 

f:id:HATTYAN0234:20210101134838j:plain朝の散歩です ホテル前の日比谷公園に入りました

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日比谷花壇のブランコに乗ってご満悦

f:id:HATTYAN0234:20210101135104j:plainこのあと池の周りでは カメラマンが5~6人いたって真剣なご様子 
我々が足早に近づいたのが悪かったのでしょう 皆さんが狙っていた
カワセミ(又はルリビタキ)が逃げてしまいました ごめんなさい!

f:id:HATTYAN0234:20210101135240j:plainツアーご一行は タクシーで3人ずつ分乗して両国へ
大関霧島関のちゃんこ店で ちゃんこ鍋です これは失敗でした

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正に「三密」でした 六人ずつ一つのテーブルで肩寄せあっての食事
3,820円の料金設定も高いし コロナ対策はどうなっているの?
W社にしては この場所取りは黒星ものです

14:30には 引退したての親方との写真撮影会があるので それ
までは自由時間 国技館前の幟の撮影と館内散策です

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妻は 翔猿と炎鵬の応援 私は貴景勝(と朝乃山)です

TV中継では北の富士さんと舞の海さんのコンビの日が一番楽しい

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妻の本音はやはりイケメン 千代の富士北の富士の写真の横に並び
撮影してと促されます  

f:id:HATTYAN0234:20210101140247j:plain実は 妻は柏戸ファン 私は影になっている朝潮の大ファンでした

f:id:HATTYAN0234:20210101140341j:plainこの二人も忘れてはいませんよ

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親方は 元関脇の嘉風(現中村親方) 写真は一枚2千円 高い!

f:id:HATTYAN0234:20210101140803j:plain優勝賜杯も陳列されています

f:id:HATTYAN0234:20210101140921j:plain我々の席は 2階イスA席向5列37番と39番です
自分の両隣りは空席にして 密を避けてあります 安心です


実は 今日楽しみにしていたのが 初日から同じ席にずーっと座られ
ている女性 ものすごく姿勢が綺麗で 毎日テレビで「あっ!今日も
来ている」と注目していたある女性 今日はどうかなと国技館に入る
と やはり同じ席にもういらっしゃいました 十両の取組が開始した
ばかりというのに・・・・・

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失礼とは十分承知していながらも 館内をぐるっと半周して 
撮影し易い席から写しました・・・まるでストーカーですね
全く身じろぎしないで 3時間(テレビ画面でも同じポーズ)背筋ピーン
追加:妻は50歳くらい 私は30歳くらいの谷町筋と言っていましたが
   後日 二所ノ関一門の大物親方の谷町の娘さんというところまでは
   判明しました 一般人では購入できない席だそうで「溜席の妖精」
   と呼ばれています

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館内を回っていて 三大関等身大パネルを見つけました

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f:id:HATTYAN0234:20210101141549j:plain東西幕内力士の土俵入りです 今場所も二横綱不在どうなってるの?

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炎鵬2連勝です(最終3勝12敗で来場所は十両かな?)

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貴景勝は12勝3敗で優勝 結婚報告もありました 人生最良です


本日12月7日 ちゃんこ屋でコロナに感染していなかったことで
一安心して本ブログを無事書き終えました

 










 







 






 





 










 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

















 

 

 

 

 















 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 












 

2020 紅葉を訪ねる北東北5日間⑤

<5日目>木曜日 八幡平~松川渓谷 御在所湿地~盛岡 東京へ

f:id:HATTYAN0234:20201108130321j:plain上の写真は ホテル12階レストランからのパノラマ眺望です
窓際に座れて 八幡平の雄姿を朝食を取り乍ら堪能できました

f:id:HATTYAN0234:20201108131315j:plainそういえば昨晩の和洋中バイキングは低レベルでした なにしろ大会場で
トラピックス(バス3台)と読売旅行が一緒なのです それで分かります

蟹がありました 妻が持ってきて 食べてみて水っぽいので即アウトです
朝食は眺望効果もあり おいしくいただきました
他の団体さんと時間をずらし 重ならなかったことも幸いでした

f:id:HATTYAN0234:20201108131602j:plainホテルの前でパノラマ写真です 紅葉が綺麗な見頃を迎えていました

f:id:HATTYAN0234:20201108131507j:plainホテルの裏に回り 紅葉の落ち葉を踏みしめながらの散策です
ホテル12階からの眺望を下からもと思ったのですが樹木にさえぎられ
ホテルに戻りました 他社のツアーバスが次々出発です 我々より1時間
早い出発のようです

このホテル 横の壁にあるホテル名と違うようです 買収?改称?
アクティブリゾーツ岩手八幡平DAIWA ROIYAL HOTELと
いいます

f:id:HATTYAN0234:20201108173736j:plainホテルをゆっくり9時出発し 近くの松川渓谷 森の大橋に行きます

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f:id:HATTYAN0234:20201108164111j:plain紅葉狩りの名所「森の大橋」です 吸い込まれそうな光景が広がります
ここからホテルの建物が見えます

f:id:HATTYAN0234:20201108164203j:plain松川渓谷には上の写真のように 急階段のコースと ゆっくり回遊コース
があり 足を痛めている妻は勿論回遊コースです

f:id:HATTYAN0234:20201108164724j:plain河原が見えてきました 川岸に露出した玄武岩の柱状節理が見所です

f:id:HATTYAN0234:20201108165002j:plain河原に下りる前に回遊コースの妻らと合流 記念写真 
妻はここで皆さんが戻ってくるのを待ちます

f:id:HATTYAN0234:20201108165221j:plain何だか寂しそう 河原から望遠で捕えました

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次いで御在所湿地と五色沼です
こんな名所があるなんて全く知りませんでした それより当地は松尾鉱山
の跡地で有名 今も廃墟が建っているとのことです 私的には沼よりも
その廃墟及び資料館に行きたかった

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バスが駐車した所にあるトイレに上の写真が掲示されていました

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急な道の往復ということで妻は遠慮 私は薄着で来てしまい 冷たい風に
遠慮しました 雨も降ってきたのです

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いよいよ盛岡です 昼食を食べたら 盛岡駅で皆さんとお別れです

f:id:HATTYAN0234:20201108172113j:plainとてもおいしかったお蕎麦屋さん 明治40年創業とのことです

このツアーは現地集合 現地解散ですので旅慣れた人は 自身で延泊です
九州の熊本から参加の親子 というか義母と嫁 こんなケースがあるのか
とてもビックリでした というか嬉しかった
関西からの参加者も数名いて 宝塚からのおしゃれなマダムもいました

最後のお愉しみ グランクラス乗車体験
その前に はやぶさとこまちの連結シーンが見ものなのです

f:id:HATTYAN0234:20201108172319j:plain14:50発はやぶさ28号です

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連結口です

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こまちがやって来て はやぶさにドッキング成功

f:id:HATTYAN0234:20201108173010j:plainはしゃいでいる我々を見て「カメラ写しましょうか?」と係りの女性
料理監修は 京都の二つ星「一凛」シェフ 橋本幹造氏 得意の八寸料理

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スパークリングワインはお代わりし コーヒーもいただきました
満足満足でした でも高い 今回限りでいいでしょう 今回は妻の退院
祝いということで 鉄子の希望を採用したまでです 分かってるね?

f:id:HATTYAN0234:20201108173935j:plain帰京後しばらくして W社の添乗員さんから「旅日記」が届きました

この添乗員さんに 妻の旅行中の負傷に対する保険金請求の証明書を
お願いしています カード会社の国内旅行負傷保険を試してみます

後日保険会社から保険金がおりました 有難うございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020 紅葉を訪ねる北東北5日間④

<4日目>水曜日 弘前から奥入瀬十和田湖から八幡平

f:id:HATTYAN0234:20201108100938j:plain朝 バスで奥入瀬渓谷へ 下は2泊したホテルです 最上階が温泉でした

f:id:HATTYAN0234:20201108101303j:plain天気良好 奥入瀬の紅葉は期待できます

f:id:HATTYAN0234:20201108101336j:plain岩木山の頂上から雲 最後まで頂上は見せてくれません

上は田んぼアート発祥で有名な田舎館村の村役場(南津軽郡田舎館村)

白壁の6階建て 上部は天守閣のよう 4階には田んぼアートを見ること
ができる展望デッキがあり 6~10月に300円で入場 最高の見学場
所となります ここからのアートが遠近法で綺麗に映えるとのことです
旅行中に2回通過した こんな村に不釣合いな役場 いいのでしょうか?

ところがどっこい 大変な村おこし事業に成長しているのです
人口8千人の村に年間30万人もの見学客が しかも展望台に上らないと
アートが見えないようになっている 30万人×300円どうです
外国人もビックリ 今や海外でも広まるRICE PADDY ART!
以下パソコンからの歴代作品の転載です1993年(平成5年)スタート
初めはお米「津軽ロマン」のPRです

 f:id:HATTYAN0234:20210104174109j:plain初めは稲刈りツアーのついでに木道から見学程度 「稲文字」です 
第1回から第9回までは 岩木山の図柄でした

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航空写真 第10回ようやく岩木山から抜け出します

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絵のテーマが日本からの脱出ですね

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翌2003年は 太ったモナリザ 最初の図案を上空から見下ろすことで
考案したからです 展望台から斜め上に見上げることを考慮していません
でした 翌年からの反省となった年度でした 
2005年「写楽歌麿
当初3色の稲が徐々に7色11種に拡大していく途中です

稲刈り後即翌年の計画です 村役場の職員が中心になりプロは入りません

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まだまだ多色刷りとはなりません

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いいなあと思える2007年「神奈川沖浪裏と赤富士」

2009年「戦国武将とナポレオン」外国人観光客を意識していますね
武将のモデルは直江兼続のようです

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大部多色刷りに成ってきています 2010年「弁慶と牛若丸」
2013年は「花魁とマリリンモンロー」すごい組み合わせです
花魁のモデルは俳優・歌手(今では俳句永世名人の)梅沢冨美男さんです

f:id:HATTYAN0234:20210105185838j:plainこの年から あまりの人気に第二会場を設け年収アップ「ウルトラマン

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 2014年は「富士山と羽衣伝説」(第二会場はサザエさん
 天皇・皇后両陛下も見学された作品

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  2015年は「風と共に去りぬ」(第二会場はスターウォーズ

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 田植え風景 全国から参加の申し込みがあるそうです

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 2016年は「真田丸 石田三成と真田昌行」
 青森県人は石田三成好きですから 光成が中心に置かれる?

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 第二会場は「シン・ゴジラ」テレビと映画の主人公揃い踏みですね

f:id:HATTYAN0234:20210105190435j:plain 2017年のヤマタノオロチ 過去最高の細かさを誇る作品と

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このアートの面白いところは 稲の生育により色彩が日々変化すること
上は8月上旬 下は9月中旬 稲穂が黄色くなると絵が薄くなっていく
(鑑賞時期は7月中旬~8月中旬だそうです)

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2018年は「ローマの休日」絵の構成が素晴らしい 大進歩です

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2019年は「おしん」 人気の証なのか 田んぼアート駅まであります
海外の評判というユーチューブもあります 合わせてご参照ください

f:id:HATTYAN0234:20201108101502j:plain山に初冠雪とバスガイドさん

f:id:HATTYAN0234:20201108103328j:plain奥入瀬地区に入りました ここからはバスを止める場所取りが大変です

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ようやく止められた所が石ヶ戸 バスガイドさんが下りて 空いた場所に
仁王立ちで 他の車が止めるのをストップしたのです

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水の流れが美しい 写真では動かず残念

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妻はスマホで動画 これが一番

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どこを写しても絵葉書です

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ただただカメラに収めました

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渓流沿いを歩ける余裕のある人が羨ましい バスの車窓からの九十九島

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人の影から見ても天気は良好

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バスガイドさんが「右に・・・左に・・・」と言われるたびに顔を動かし
何とかの滝をカメラにおさめました

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バスから下りて再度散歩

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(バス停は雲井の滝)白布の滝なのか九段の滝なのか?

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思わずカメラを

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f:id:HATTYAN0234:20201108103022j:plain佐藤春夫の歌碑

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奥入瀬のクライマックス「銚子大滝」です
バスガイドさんが悲鳴 「道路に止めているバスの後ろが大渋滞です」
皆さん早く戻ってくださいとの報告に来られました

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早朝には霧が立ち込め そこに木漏れ陽が差し込むとても幻想的な光景で
有名です ここで子ノ口まではすぐ1・6kmと

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十和田湖畔 子ノ口湖畔食堂 名物ひめますも出されています

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紅葉ピークにはあと少し?

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船は全く揺れず

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有名な「乙女の像」を超望遠でキャッチ

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子ノ口から休屋まで50分の航路でした

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発荷峠の展望台 運転手さんの気配りで寄っていただけました

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ここだけは秋田県なのでした

ホテルに到着 ここのお土産店で地域クーポン券が使えるとのことです
最後の7枚を使い切りました 自宅用にと 何気なく手に取った商品が
「りんごバタープレミアム」の瓶詰でレジの女性から「これいいですよ」
と言われました 他のお土産は 人気№1か№2のタグが付いている物
をチョイスしましたが これは無印でした
(実は 帰京後使ってみてとても美味しく もっと買えばよかった)